決算説明：ミルボン（4919）

2024年12月期（第65期）株式会社ミルボン決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ミルボン
  • 主要事業分野: 美容室専売のヘアケア製品、美容室で使用されるヘアケア用剤・染毛剤などの製造・販売
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月14日
  • 参加対象: 個人投資家
• 報告期間: 2024年12月期
• セグメント:
  • 日本
  • 海外
    • 韓国
    • 中国
    • 米国
    • その他

業績サマリー

• 主要指標: (FY2024実績 / 前年同期比)
  • 売上高: 513億1600万円 / +7.4%
  • 売上総利益: 325億9700万円 / +10.4%
  • 営業利益: 68億3900万円 / +23.8%
  • 経常利益: 69億6800万円 / +24.7%
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 50億1700万円 / +25.4%
• 進捗状況:
  • 2024年度決算は、国内のヘアケアや韓国が成長を牽引し、計画を上回る増収増益。
• セグメント別状況:
  • 日本: 国内の好調は「オージュア」等ヘアケアがけん引。
  • 韓国: 韓国の好調が市場環境要因による中国の低調を相殺。
  • 中国: 中国が景気の影響を受けたものの、全体としては国内外ともに計画通りの進捗。
  • その他: 海外は円安による押し上げ効果もあった。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 連結売上高は500億円を突破。売上・利益共に計画を上回る着地。
  • 売上増に加え、昨年の評価減の反動により、大幅な増益。
  • 3Qで未消化だった販管費は概ね計画通りに消化。
• 増減要因:
  • プラス要因:
    • 売上増
    • 昨年実施した評価減の反動増
    • 製造原価低減(機械装置の償却完了等)
  • マイナス要因:
    • プロダクトミックス等
• リスク要因:
  • 中国の景気の影響
  • 円安の影響

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 日本国内では、ヘアケア商品・教育を軸とした高付加価値を産み出す活動を推進、美容室の売上拡大・メニューのプライシング力向上に努める。
  • 海外では、高成長が続く韓国の成長を最大化しつつ、次の成長が見込まれる欧米での投資を強化する。
• 進行中の施策:
  • 国内における美容室経営の課題に対し、美容室サービスの高付加価値化・高単価化支援を行う。
  • 美容師への教育支援・専門性向上を通じて、業務メニューの高付加価値・高単価化を実現し、店販の取り組みの土台をつくる。
  • milbon:iDの活用を促進し、店販売上の向上を目指す。
  • スマートサロンによる店販購入利便性向上。
  • 2025年大阪万博へのブース出展を通じて、PHRデータで基礎研究を強化、新製品開発等につなげる。
  • 米国ではトレンド発信地のLAでの代理店インストアシェア1位が継続する等、市場での存在感が高まりつつある。ブランディング・人員を強化し、成長速度の向上を図る。
• セグメント別施策:
  • 日本:
    • ヘアケアが成長をけん引し、計画を上回る増収増益。オージュアをはじめとした製品力と美容師に対する教育活動の両面で、市場から高い評価を受けている。
    • milbon:iDの進捗、スマートサロン店舗展開の進捗、高価値ヘアカラーの推進による染毛剤売上回復に取り組む。
  • 韓国: 各カテゴリで好調、計画を上回る増収増益。若手美容師の支持が高まっており、25年もイベント実施や教育活動等を通じて、これを更に強固なものとしていく。
  • 中国: 大きく変化した消費者行動に合わせ、美容室経営の変革支援に注力。引き続き現状の活動を実施し、美容室の信頼獲得、売上の向上に取り組む。
  • 米国: ヘアケアが成長をけん引し、計画達成。代理店・美容室へのフォロー体制を充実させるべく、人員を強化している。25年は現場活動強化・現地ニーズに合わせた製品発売を通じて、更なる成長加速を目指す。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年業績目標
    • 売上高: 542億5000万円
    • 営業利益: 70億円
    • 経常利益: 70億円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 52億円
  • 2026年修正目標
    • 売上高: 580億円
    • 営業利益: 84億円
    • 経常利益: 83億4000万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 59億4000万円
• 中長期計画:
  • 長期的な展望として、売上高1,000億円、ROE14%以上の達成を新たに設定する。
  • 中期事業構想(2022-2026)では売上成長は想定通りも、収益性が低下。現実的な利益目標に修正するが、あわせて収益性改善のための計画を策定・実行していく。
• マクロ経済の影響:
  • 円安の影響
  • 中国の景気の影響

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 財務戦略としては、成長投資を最優先とするが、株主還元も強化する。安定的な利益成長に伴う累進配当を実現しつつ、自己株式取得も検討する。長期展望として、総還元性向は50%以上とする。
• 配当実績:
  • 2025年予想 一株当たり配当金: 88円
  • 配当性向: 57.1%

製品やサービス

• 製品:
  • ヘアケア製品
  • 染毛剤
  • 化粧品
  • 新製品: オージュア スカルプケアシリーズ プレセディア(2月10日発売)、インプレア クレンジングオイル(2月10日発売)、アイエム ブロウ&ラッシュ カラーマスカラ(2月10日発売)
• サービス:
  • 美容室への支援サービス
  • milbon:iD
  • スマートサロン
• 協業・提携:
  • 株式会社コーセー
  • パナソニック株式会社

重要な注記

• リスク要因:
  • 中国の景気の影響
  • 円安の影響
• その他:
  • 2025年大阪万博へのブース出展
  • 2025年からの売上と利益に対する感応度を開示
  • 「資本コストと株価を意識した経営」の開示にあわせて、より積極的な株主還元方針や資本コストに対する考え方を開示

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。

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