2025年3月期決算説明資料[IFRS](2024年4月-2025年3月)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社 LIXIL
    • 主要事業分野: ウォーターテクノロジー事業 (LWT)、ハウジングテクノロジー事業 (LHT)
    • 代表者名: 瀬戸 欣哉 (代表執行役社長 兼 Chief Executive Officer)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年4月30日
  • 説明者:
    • 発言概要:
      • 2025年3月期 4Q実績について、前年同期比で増収増益。
      • 国内事業は新築着工数低迷の影響が継続しつつも、リフォーム売上がLWT好調、LHTは計画を下回るも前年比プラス。
      • 海外事業(LWT)は欧州の売上改善と中東・インドの成長により増収増益。
      • 海外での構造改革(米国の浴槽事業譲渡、タイの工場閉鎖)を完了。
      • 2025年3月期 通期実績について、前年同期比で増収増益。
      • 国内事業は新築着工数減少をリフォーム売上でカバーし、LWTは好調、LHTは計画比低調。
      • 海外事業(LWT)は欧州・中東の売上改善と構造改革効果で前年比増収増益。米州は需要低迷とシステム停止の影響で減収減益。
      • 営業キャッシュフローは継続して改善し、フリーキャッシュフローは前年同期比538億円改善。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2024年4月~2025年3月
  • セグメント:
    • ウォーターテクノロジー事業 (LWT): 衛生機器、バスルーム、タイル、キッチンなど。IHISでは「ウォーターテクノロジー事業」として、キッチン・洗面事業を統合。
    • ハウジングテクノロジー事業 (LHT): 住宅サッシ、エクステリア、ビルサッシ、住宅・サービス事業、インテリア建材など。IHISでは「ハウジングテクノロジー事業」として、インテリア事業を統合。
    • リビング事業 (Living): (新設セグメント)

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上収益: 15,047億円 (前年同期比+215億円、+1.4%)
    • 事業利益: 313億円 (前年同期比+82億円、+35.3%)
    • EBITDA: 1,145億円 (前年同期比+100億円、+9.6%)
    • 最終利益: 20億円 (前年同期比+159億円)
  • 進捗状況: 2026年3月期 通期業績予想は、売上収益15,400億円、事業利益350億円、最終利益80億円を予想。
  • セグメント別状況:
    • LWT: 通期で売上収益9,278億円 (+3.4%)、事業利益409億円 (+80.2%)。日本事業は増収、海外事業は欧州・中東で増収。
    • LHT: 通期で売上収益5,868億円 (-1.6%)、事業利益292億円 (-18.7%)。窓リフォームが新築減を一部カバーしたが、全体では減収減益。

業績の背景分析

  • 業績概要: 2025年3月期は増収増益。LWTは総じて堅調に推移、LHTはリフォームが貢献するも新築減の影響を受けた。
  • 増減要因:
    • 売上増: 海外事業(欧州・中東)の売上改善、国内リフォーム需要。
    • 事業利益増: LWTの売上・利益増、構造改革効果、構造改革費用減少。
    • コスト影響: 国内事業における資材費・人件費高騰、為替影響。
  • リスク要因:
    • 米国政権の政策(相互関税、インフレによる住宅需要低下)。
    • 欧州景気(金利動向、財政政策)。
    • 日本における新築着工数の減少。
    • 為替変動。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「LIXIL Playbook」に基づき、組織の簡素化と基幹事業への集中、サプライチェーン課題への対応、日本事業の最適化、ウォーター事業の海外成長促進、環境戦略の統合などを推進。
    • 26/3期~28/3期に事業利益率6.5%達成を目指し、トップライン回復、売上総利益率改善、販管費率低下、本社コスト削減を推進。
  • 進行中の施策:
    • 構造改革: FYE2025にて概要終了予定。FYE2026も継続するも大きな費用は想定なし。
    • 米国事業の構造改革: 浴槽事業の一部譲渡、パートナーシップ締結。
    • タイ工場の統廃合: ラヨーン工場(衛生陶器製造)の閉鎖を決定。
    • 26/3期構造改革: 不採算事業の追加整理、米国事業の黒字化。
  • セグメント別施策:
    • LWT: 日本国内では価格改定、リフォーム需要取り込み。海外では欧州・中東での売上拡大、構造改革による生産性向上。
    • LHT: 窓リフォームの受注増加による売上カバー、ビル事業の好調維持。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期 通期業績予想: 売上収益15,400億円、事業利益350億円、最終利益80億円。
    • 中期目標 (FYE2026): 事業利益率 7.5%。
    • 長期目標 (FYE2028): 事業利益率 10%。
  • 中長期計画: FYE2028までに事業利益1,100億円以上(事業利益率6.5%)の達成を目指す。
  • マクロ経済の影響:
    • 米国のインフレ継続、金利高止まりは住宅需要に影響。
    • 欧州の金利低下・拡張財政により景気回復の可能性。
    • 今後も金利は低下傾向と予想されるが、インフレ動向次第。

配当と株主還元

  • 配当方針: 長期にわたり安定した配当を実施。中期的なEBITDA水準に基づき年間配当金額を決定。自己株式取得は機動的に検討。
  • 配当実績:
    • 2026年3月期 配当金予想: 1株当たり90円(前期同額)。

製品やサービス

  • 主要製品・新製品:
    • 「GROHE Purefoam」、「GROHE Everstream」など、イノベーション製品をIS H2025で発表。 rebate
    • 「レビア」:循環型素材「レビア」の原材料として廃プラスチックを活用。
  • 協業・提携:
    • 津市とプラスチック資源循環の推進に関するパートナーシップ協定を締結。
    • 宏幸株式会社との協業によりFRP(繊維強化プラスチック)のマテリアルリサイクルを開始。

重要な注記

  • 会計方針: 2016年3月期よりIFRSに移行。
  • リスク要因:
    • 米国政権による政策(関税、インフレ)。
    • 欧州景気回復の遅延。
    • 金利動向。
    • 断熱リフォーム補助金。
  • その他:
    • 役員体制の変更。
    • ESG関連トピックスとして、低炭素・資源循環型社会への貢献、イノベーション、D&Iの取り組みについて言及。
    • GPIFが採用するESG指数に多数選定。MSCI ESG格付けで最高評価「AAA」を獲得。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5938
企業名 LIXIL
URL https://www.lixil.com/jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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