2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: ウシオ電機株式会社
  • 主要事業分野: 光学機器、光源、映像装置、半導体製造装置関連製品などの製造・販売
  • 代表者名: 伊藤 広己 (代表取締役社長)
  • 上場取引所: 東京証券取引所
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月13日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
  • セグメント:
    • Industrial Process事業: 半導体市場を主軸とした露光用ランプ、OA用ランプ、光学装置等の生産・販売
    • Visual Imaging事業: シネマ、一般映像市場を軸としたプロジェクター用ランプ、映像装置等の生産・販売
    • Life Science事業: 環境衛生ソリューション、ヘルスケア市場を主軸とした紫外線治療機器、光源等の生産・販売
    • Photonics Solution事業: 固体光源の生産・販売
  • 発行済株式:
    • 2025年3月期期末発行済株式数(自己株式含む): 92,500,000株
    • 2024年3月期期末発行済株式数(自己株式含む): 107,500,000株
    • 2025年3月期期末自己株式数: 3,910,017株
    • 2024年3月期期末自己株式数: 5,072,501株
    • 2025年3月期期中平均株式数: 96,729,678株
    • 2024年3月期期中平均株式数: 110,933,321株
    • 時価総額: 記載なし (決算短信時点での情報)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月13日
    • 株主総会: 2025年6月27日
    • IRイベント: アナリスト向け決算説明会 (2025年5月13日開催予定)
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月30日

財務指標

  • 財務諸表(連結):
    • 損益計算書(要約):
      • 売上高: 177,616百万円 (前期比△1.0%)
      • 営業利益: 8,825百万円 (前期比△32.0%)
      • 経常利益: 12,451百万円 (前期比△22.6%)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,797百万円 (前期比△37.0%)
    • 貸借対照表(要約):
      • 総資産: 297,304百万円 (前期末比△40,241百万円)
      • 負債合計: 96,794百万円 (前期末比△3,776百万円)
      • 純資産: 200,509百万円 (前期末比△36,465百万円)
    • キャッシュフロー計算書(要約):
      • 営業活動によるCF: 20,424百万円 (前期比増収)
      • 投資活動によるCF: 2,719百万円 (前期比減収)
      • 財務活動によるCF: △24,993百万円 (前期比減収)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 59,995百万円 (前期末比△2,502百万円)
  • 収益性:
    • 売上高: 177,616百万円 (前期比1.0%減)
    • 営業利益: 8,825百万円 (前期比32.0%減)
    • 経常利益: 12,451百万円 (前期比22.6%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 6,797百万円 (前期比37.0%減)
    • 1株当たり当期純利益: 70.27円 (前期比27.0%減)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 67.4% (前期末67.4%→70.2%)
    • 時価ベースの自己資本比率: 55.2% (前期末55.2%→59.2%)
    • キャッシュフロー対有利子負債比率: 1.9年 (前期2024年3月期: 3.2年)
    • インタレスト・カバレッジ・レシオ: 59.4倍 (前期2024年3月期: 34.6倍)
  • 効率性:
    • 総資産回転率: 記載なし
    • 売上高営業利益率: 5.0% (前期7.2%)
    • 総資産経常利益率: 3.9% (前期4.9%)
  • セグメント別(利益貢献度):
    • Industrial Process事業: セグメント利益161,824百万円、セグメント利益10,876百万円
    • Visual Imaging事業: セグメント売上高80,534百万円、セグメント利益5,887百万円
    • Life Science事業: セグメント売上高5,212百万円、セグメント利益△2,329百万円 (損失)
    • Photonics Solution事業: セグメント売上高10,243百万円、セグメント利益△1,513百万円 (損失)
  • 財務の解説:
    • 売上高は、一部事業での需要低迷や映像・半導体関連の投資抑制等から前期比減収となった。
    • 営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前期比で大幅な減益となった。これは、露光装置の販売減少、投資案件の遅延、光学装置の販売低調、一部事業での先行投資などが要因。
    • キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローは増加したが、財務活動によるキャッシュフローの支出が大幅に増加し、現金及び現金同等物は減少した。
    • 自己資本比率は前期と同水準だが、時価ベースの自己資本比率は低下している。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当50.00円、年間配当50.00円
    • 2025年3月期: 期末配当70.00円、年間配当70.00円 (予想)
    • 2026年3月期 (予想): 年間配当70.00円 (予想)
  • 特別配当の有無: 記載なし。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • Industrial Process事業:
      • 売上高: 78,925百万円 (前期比△3.9%)
      • セグメント利益: 9,623百万円 (前期比△11.5%)
      • 半導体後工程における生成AI関連需要に支えられ、販売が増加したことや円安による為替効果もあり増収。利益面では、投資案件の絞り込みによる販管費抑制も、露光装置販売減少及び先行投資拡大により減益。
    • Visual Imaging事業:
      • 売上高: 80,897百万円 (前期比0.4%増)
      • セグメント利益: 729百万円 (前期比△87.6%)
      • デジタルシネマプロジェクターの置き換えニーズや一般映像分野の需要は堅調も、映像装置全体で減収。利益面では、棚卸資産評価損の減少や更なる構造改革による収益性改善を見込むものの、一部案件における販管費増加等により減益。
    • Life Science事業:
      • 売上高: 6,108百万円 (前期比17.2%増)
      • セグメント損失: △1,079百万円 (前期は△2,329百万円の損失)
      • 植物育成向けランプ販売が増加し、有望案件への投資集中によるコスト抑制で収益性が改善し増益。
    • Photonics Solution事業:
      • 売上高: 10,311百万円 (前期比0.6%増)
      • セグメント損失: △415百万円 (前期は△1,513百万円の損失)
      • 半導体・センサー市場向けの需要が堅調に推移し、開発投資案件の取捨選択による費用抑制で収益性改善。
  • セグメント戦略: 各セグメントで市場環境の変化に対応し、需要の取り込みやコスト管理に注力。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 決算短信および添付資料で中期経営計画の進捗状況に関する詳細な言及は見当たらない。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 記載なし。
  • 市場動向:
    • 世界経済は緩やかな回復傾向も不透明要因(地政学リスク、中国経済)が継続。
    • 半導体・電子デバイス・プリント基板市場は、AI関連需要は堅調だが、データセンター向けサーバー投資は抑制抑制傾向。
    • 液晶パネル市場は低調、有機ELディスプレイ市場は好調。
    • 映像関連市場はハリウッドストライキの影響で一時的に投資意欲が減退。
    • 外国為替レートは、米ドルが前期比で円安に推移。

今後の見通し

  • 業績予想 (2025年3月期):
    • 売上高: 170,000百万円 (前期比△4.3%)
    • 営業利益: 10,000百万円 (前期比13.3%増)
    • 経常利益: 10,500百万円 (前期比△15.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,000百万円 (前期比3.0%増)
    • 1株当たり当期純利益: 79.45円
  • リスク要因:
    • 世界経済の不透明感(地政学リスク、中国経済)。
    • 為替変動(140円/米ドル、155円/ユーロを前提)。
    • 半導体市場の需要動向、特に生成AI以外の分野。
    • フラットパネルディスプレイ市場の回復状況。
    • 米国の関税動向等の不透明な市況環境。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2022年改正会計基準等を適用。
    • 連結財務諸表は日本基準で作成。
  • その他:
    • 期中における連結範囲の重要な変更なし。
    • 会計方針や見積りの変更なし。
    • 1株当たり当期純利益の算定において、自己株式を考慮。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6925
企業名 ウシオ電機
URL http://www.ushio.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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