2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 東鉄工業株式会社
- 主要事業分野: 総合建設業(鉄道関連工事、建築工事、土木工事、不動産賃貸、環境事業、機械・システム開発等)
- 代表者名: 代表取締役社長 前川 忠生
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- セグメント:
- 土木事業: 土木工事全般(企画、設計、施工、監理)
- 建築事業: 建築工事全般(企画、設計、施工、監理)
- その他: 主に商業ビル等の賃貸事業、発電事業、緑化事業等の環境事業、保線機械の製作・検査修繕、鉄道関連製品の製造・販売等。
- 発行済株式:
- 2025年3月期末発行済株式数:36,100,000株
- 今後の予定:
- 株主総会: 2025年6月26日開催予定
- IRイベント: 2025年6月2日 機関投資家・アナリスト向け説明会開催予定
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 2025年3月期末の資産合計は181,115百万円。前期末比12,997百万円増加。負債合計は60,338百万円(前期末比3,703百万円増加)。純資産合計は120,777百万円(前期末比9,293百万円増加)。自己資本比率は66.0%(前期末65.7%)。
- 損益計算書: 売上高は160,047百万円(前期比18,201百万円増加)。営業利益は15,526百万円(前期比3,774百万円増加)。経常利益は16,035百万円(前期比3,929百万円増加)。親会社株主に帰属する当期純利益は11,564百万円(前期比3,267百万円増加)。
- キャッシュ・フロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは4,160百万円(4,839百万円から減少)。投資活動によるキャッシュ・フローは▲1,247百万円(▲3,680百万円から改善)。財務活動によるキャッシュ・フローは▲3,579百万円(1,607百万円から支出増)。期末現金及び現金同等物は15,714百万円(前期末16,379百万円)。
- 収益性:
- 売上高: 160,047百万円 (前期比 +12.8%)
- 営業利益: 15,526百万円 (前期比 +32.1%)
- 経常利益: 16,035百万円 (前期比 +32.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 11,564百万円 (前期比 +39.4%)
- 1株当たり当期純利益: 335.87円 (前期 241.00円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 66.0% (前期 65.7%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 9.7% (前期 8.3%)
- 経常利益率: 9.2% (前期 7.6%)
- セグメント別:
- 土木事業: 売上高 100,837百万円 (前期比 +14.3%)、セグメント利益 8,573百万円 (前期比 +43.6%)。
- 建築事業: 売上高 49,668百万円 (前期比 +9.8%)、セグメント利益 5,428百万円 (前期比 +24.3%)。
- その他: 売上高 9,542百万円 (前期比 +13.8%)、セグメント利益 1,504百万円 (前期比 +8.2%)。
- 財務の解説:
- 売上高は、前期比12.8%増加し、160,047百万円となった。これは、公共事業、鉄道関連、建築事業等での需要拡大が主な要因。
- 営業利益は、売上総利益の増加、販売費及び一般管理費の効率化により32.1%増加し、15,526百万円となった。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は、増収増益に加え、法人税等調整額の減少等により39.4%増加の11,564百万円となった。
- 連結キャッシュ・フローは、営業活動によるCFが前期比減、投資活動によるCFは支出減、財務活動によるCFは支出増となるなど、期末の現金及び現金同等物は前期末比で減少している。
配当
- 配当情報:
- 2025年3月期 期末配当金: 85円 (中間配当50円と合わせて年間135円)
- 2026年3月期 年間配当予想: 140円 (うち中間配当70円)
- 特別配当: なし
- 配当方針: 安定的な配当を継続するとともに、株主資本の充実や設備投資に備えた内部留保を行い、収益に対応した配当を行うことを基本方針としている。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 土木事業: 受注高100,504百万円 (前期比9.9%減)、売上高100,837百万円 (前期比14.3%増)。セグメント利益は8,573百万円 (前期比43.6%増)。
- 建築事業: 受注高48,949百万円 (前期比14.8%増)、売上高49,668百万円 (前期比9.8%増)。セグメント利益は5,428百万円 (前期比24.3%増)。
- その他: 売上高9,542百万円 (前期比13.8%増)。セグメント利益は1,504百万円 (前期比8.2%増)。
- セグメント戦略:
- 既存事業の強化に加え、社会課題解決に貢献する事業拡大を目指している。「JR東日本および公営・民間鉄道」、「鉄道近接工事など鉄道関連分野」、「公共事業体および民間事業者」の3つの重点事業領域に注力。
- 「安全戦略」「受注戦略」「人材戦略」「生産性向上戦略」「ESG戦略」を基本戦略として推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 5ヶ年中期経営計画「アクションプラン2029」を始動。
- 2029年3月期連結最終年度業績目標は、売上高1,700億円以上、ROE10%以上、DOE3%以上。
- 長期ビジョン「TOTETSU VISION 100」達成に向け、5年間で700億円の投資計画(人的投資、技術開発・機械化投資等)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 情報なし
- 市場動向:
- 政府建設投資、民間住宅投資・非住宅建設投資ともに増加傾向。
- 大規模地震、自然災害への対策、インフラの長寿命化、駅関連設備のバリアフリー化、新幹線改修工事等、鉄道関連事業におけるニーズ拡大が見込まれる。
- 技能労働者不足、働き方改革への対応が喫緊の課題。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期連結通期業績予想:売上高165,000百万円(前期比+3.1%)、営業利益16,000百万円(前期比+3.1%)、経常利益16,500百万円(前期比+2.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,000百万円(前期比+3.8%)。
- リスク要因:
- 米国の通商政策等による景気下方リスク
- 物価上昇の継続による消費者マインドへの影響
- 金融資本市場の変動
- 技能労働者不足、働き方改革への対応
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- その他:
- 2022年6月28日より、取締役等に対する業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」を導入。
- 2026年3月期より、第2四半期(累計)の業績予想の記載を省略。
本資料は、提供された決算短信等の情報に基づいて作成されたものであり、投資助言を目的としたものではありません。投資判断は、ご自身の責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 1835 |
企業名 | 東鉄工業 |
URL | http://www.totetsu.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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