2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 横河電機株式会社
- 主要事業分野: 制御事業、測定器事業、新事業他
- 制御事業: 現場のセンサから生産制御システム、プラントのライフサイクルコストを最小化するサービスまで提供
- 測定器事業: 波形測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器等を提供
- 新事業他: 産業用IoT(IIoT)のハードウェア、ソフトウエア、クラウド環境を提供するソリューションビジネス等
- 代表者名: 代表執行役社長 重野 邦正
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月7日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- 発行済株式:
- 発行済株式数(2025年3月期期末): 268,624,510株
- 自己株式数(2025年3月期期末): 9,765,129株
- 期中平均株式数(2025年3月期): 260,086,632株
- 時価総額: (開示情報なし)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月7日(Web会議にて開催)
- 株主総会: 2025年6月19日(予定)
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月19日(予定)
- IRイベント: 決算説明会(Web会議)にて開催
財務諸表の要点
- 貸借対照表:
- 総資産: 718,285百万円(前期比454億円増加)
- 負債合計: 242,564百万円(前期比144億円増加)
- 純資産: 475,721百万円(前期比309億円増加)
- 自己資本比率: 65.1%(前期比0.2ポイント増加)
- 損益計算書:
- 売上高: 562,404百万円(前期比4.1%増)
- 営業利益: 83,523百万円(前期比6.0%増)
- 経常利益: 85,351百万円(前期比1.5%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 52,123百万円(前期比15.5%減)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 99,025百万円(前期比351億円増)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: ▲28,639百万円(前期は2,653百万円の収入)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: ▲26,237百万円(前期は▲57,496百万円の支出)
- 現金及び現金同等物 期末残高: 179,257百万円(前期比448億円増)
収益性
- 売上高: 562,404百万円(前期比4.1%増)。為替の変動影響や、前期受注大型案件の売上寄与等により増加。
- 営業利益: 83,523百万円(前期比6.0%増)。先行投資費用や販管費増があったものの、為替変動影響や売上増に伴う粗利増により増加。
- 経常利益: 85,351百万円(前期比1.5%増)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 52,123百万円(前期比15.5%減)。主に前期に投資有価証券売却益を特別利益に計上した反動などによる減少。
- 1株当たり当期純利益: 200.41円(前期は234.83円)。
- 1株当たり純資産: 1,807.37円(前期は1,678.42円)。
財務安全性
- 自己資本比率: 65.1%(前期比0.2ポイント増加)。
- 負債比率: (開示情報なし)
- 流動比率: (開示情報なし)
効率性
- 総資産回転率: (計算上:562,404百万円 / 718,285百万円 ≒ 0.78倍)
- 売上高営業利益率: 83,523百万円 / 562,404百万円 ≒ 14.9%(前期は78,800百万円 / 540,152百万円 ≒ 14.6%)。前期比で0.3ポイント上昇。
セグメント別
- 売上高:
- 制御事業: 528,302百万円(前期比4.9%増)
- 測定器事業: 29,946百万円(前期比5.9%減)
- 新事業他: 4,155百万円(前期比7.4%減)
- 営業利益(セグメント利益):
- 制御事業: 77,582百万円(前期比8.3%増)
- 測定器事業: 6,223百万円(前期比23.5%減)
- 新事業他: ▲282百万円(前期は▲1,004百万円)
財務の解説
2025年3月期は、中期経営計画「Growth for Sustainability 2028 (GS2028)」の初年度。
売上高、営業利益、経常利益は前期比で増加したものの、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。これは、主に前期に投資有価証券売却益を特別利益に計上した反動によるものです。
資産合計は増加し、自己資本比率も横ばいながら増加基調を維持しています。
営業活動によるキャッシュ・フローは大幅に増加し、投資活動は大型案件受注に係る前受金の受領等による運転資本効率の高まりが寄与しました。財務活動では、配当金支払や自己株式取得等により支出が増加しています。
今後の見通しとしては、世界経済の不確実性や国際情勢の不安定化、原材料・人件費の高騰が懸念されつつも、脱炭素社会、デジタル技術革新といった社会課題解決へのニーズ増加を機会と捉え、CSV経営を推進していく方針です。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間配当 58円(中間配当29円、期末配当29円)
- 2025年3月期: 年間配当 58円(中間配当29円、期末配当29円)を予定。
- 2026年3月期: 年間配当 64円(中間配当32円、期末配当32円)を予想。
- 特別配当の有無: なし。
- 株主還元: 2025年3月4日に200億円を上限とする自己株式取得を決議。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 制御事業: 受注高、売上高ともに増加し、営業利益も増加。
- 測定器事業: 受注高、売上高、営業利益ともに減少。
- 新事業他: 受注高、売上高、営業利益ともに減少。
- セグメント戦略: 各セグメントの事業内容は上記「企業概要」を参照。
中長期計画との整合性
- 2025年3月期は、中期経営計画「Growth for Sustainability 2028 (GS2028)」の初年度であり、CSV経営を通じて持続的な企業価値向上を目指しています。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: (開示情報なし)
- 市場動向: 世界経済の不確実性、中東・ロシア情勢、原材料・人件費高騰、脱炭素、デジタル技術革新などが事業環境に影響。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 560,000百万円(前期比0.4%減)
- 営業利益: 80,000百万円(前期比4.2%減)
- 経常利益: 80,000百万円(前期比6.3%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 52,500百万円(前期比0.7%増)
- 通期予想の為替レート: 1USD = 140円(当期実績 1USD = 152.55円)
- リスク要因:
- 為替相場の急激な変動
- 国際情勢の不安定化(中東、ロシア・ウクライナ)
- 原材料価格や人件費の高騰
- 地政学的なリスク
- 貿易規制などのビジネス環境の変化
- 製品需給の急激な変動
重要な注記
- 会計方針: 日本基準で連結財務諸表を作成。国際会計基準の適用については、今後も検討。
- 連結範囲の変更: 新規にAdept Fluidyne Pvt. Ltd.等5社を連結子会社に追加。Soteica Ideas & Technology LLC等を連結範囲から除外。
- 減損損失: 米国関連子会社ののれん等について、当初想定を下回る業績推移から減損損失を計上(将来キャッシュ・フローの10%割引計算)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6841 |
企業名 | 横河電機 |
URL | http://www.yokogawa.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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