決算短信：クオルテック（9165）

2025年6月期　決算短信〔日本基準〕（非連結）

基本情報

企業概要:

• 企業名: 株式会社クオルテック
• 主要事業分野: 信頼性評価事業、微細加工事業
• 代表者名: 山口 友宏 (代表取締役社長)
• URL: https://www.qualtec.co.jp/

報告概要:

• 提出日: 2025年8月8日
• 対象会計期間: 2024年7月1日 ～ 2025年6月30日

セグメント:

• 信頼性評価事業: 環境試験、電気試験、振動試験等からなる信頼性評価試験、良品・不良解析、試験素材切断と切断面の研磨加工、試験機製造販売
• 微細加工事業: ビルドアップ基板やフレキシブルプリント基板等に対する試作・量産レーザ加工、表面処理技術
• その他: バイオ、ゼロ・イノベーション等（当事業年度より、従来「その他」に区分していた表面処理技術を「微細加工事業」に変更）

発行済株式:

• 発行済株式数: 2,350,000株 (2025年6月期末)
• 時価総額: — (開示情報なし)

今後の予定:

• 決算発表: 2025年8月8日 (本日)
• 株主総会: 2025年9月26日 (開催予定)
• IRイベント: 個人投資家向け決算説明会 2025年8月21日 (開催予定)

財務指標

財務諸表（要点）:

• 貸借対照表:
  • 総資産は4,346,082千円（前期比+205,351千円）。
  • 流動資産は2,522,985千円（前期比-371,020千円）と減少。
  • 固定資産は1,823,096千円（前期比+576,371千円）と増加。
  • 純資産は3,277,086千円（前期比+121,107千円）と増加。
• 損益計算書:
  • 売上高は4,025,193千円（前期比+11.1%）と増加し、過去最高を更新。
  • 営業利益は384,786千円（前期比+0.9%）と微増。
  • 経常利益は384,423千円（前期比+4.8%）と増加。
  • 当期純利益は219,807千円（前期比-18.6%）と減少。これは、投資有価証券評価損等の特別損失の影響による。
• キャッシュフロー計算書:
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは514,294千円（前期比減）。
  • 投資活動によるキャッシュ・フローは▲738,718千円（前期比減）。パワエレテクノセンター開設等に伴う有形固定資産の取得による支出が主な要因。
  • 財務活動によるキャッシュ・フローは▲143,344千円（前期比減）。配当金の支払額等が主な要因。
  • 期末現金及び現金同等物は1,370,466千円。

収益性:

• 売上高: 4,025,193千円（前期比+11.1%）
• 営業利益: 384,786千円（前期比+0.9%）
• 経常利益: 384,423千円（前期比+4.8%）
• 当期純利益: 219,807千円（前期比-18.6%）
• 1株当たり当期純利益: 93.54円（前期：115.79円）

財務安全性:

• 自己資本比率: 75.4% (2025年6月期末)。前期(76.2%)から微減。

効率性:

• 総資産回転率: — (算出に必要な情報なし)
• 売上高営業利益率:
  • 当期: 9.6% (前期: 10.5%)

セグメント別:

• 売上貢献:
  • 信頼性評価事業: 3,553,606千円 (前期比+11.2%)
  • 微細加工事業: 413,667千円 (前期比+8.2%)
  • その他事業: 57,919千円 (前期比+25.4%)
• 利益貢献:
  • 信頼性評価事業 営業利益: 1,061,076千円 (前期比+7.8%)
  • 微細加工事業 営業利益: 184,725千円 (前期比+42.3%)
  • その他事業 営業損失: 13,422千円 (前期より損失幅縮小)

財務の解説:

• 売上高は過去最高を更新し、増収増益となった。
• 当期純利益は、投資有価証券評価損等の特別損失の影響により減益となった。
• 営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費や税引前当期純利益の増加等によりプラスとなったが、売上債権の増加等により前年同期比では減少した。
• 自己資本比率は依然として高い水準を維持しており、財務の安全性は確保されている。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年6月期: 年間配当 42.00円 (中間配当0円、期末配当42円)。記念配当5円を含む。
  • 2025年6月期: 年間配当 37.00円 (中間配当0円、期末配当37円)。
  • 2026年6月期(予想): 年間配当 37.00円。
• 特別配当の有無: 2024年6月期に記念配当5円が含まれている。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 信頼性評価事業: 主要顧客からの受注が好調に推移し、売上高・営業利益ともに増益。
  • 微細加工事業: 試作品加工や表面処理技術が業績に寄与し、売上高・営業利益ともに増加。
  • その他事業: バイオ事業で厚生労働省案件が好調で売上高が伸長。
• セグメント戦略:
  • 信頼性評価事業: 成長戦略に向けた拡販体制増強、試験メニュー拡大、断面研磨の推進。
  • 微細加工事業: 医療機器関係の案件獲得、表面処理技術の条件出しから試作までの対応。
  • その他事業: バイオ事業での信頼性試験の拡張。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 経営方針「分析・評価・加工の技術を磨き、表面処理・実装の開発を推進し、パワー半導体・医療機器・二次電池の分野で確固たるポジションを築き、未来品質の創造に貢献する。」に基づき事業を展開。
• 進捗状況:
  • 信頼性評価事業: パワエレテクノセンターの本格稼働、環境試験機の増設、分析・解析・断面研磨の受注伸長により売上増加を見込む。
  • 微細加工事業: 医療機器関係の案件獲得を進める。
  • その他事業: バイオ事業での信頼性試験拡張。
  • 新規事業開発: 次世代半導体基板開発への貢献、ユニバーサルめっき法「MAP」プロジェクト始動。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較:
  • 信頼性評価事業: 自動車業界の電動化推進に伴うパワー半導体需要の高まりを背景に、顧客需要への対応を進めている。
  • 市場動向:
    • 自動車業界: 電動化推進、パワー半導体需要拡大。
    • 半導体業界: インバウンド需要回復、地政学的リスク、円安長期化などの影響。
• 市場動向: 自動車業界、半導体業界の動向が業績に影響を与える。

今後の見通し

• 業績予想 (2026年6月期):
  • 売上高: 4,400百万円（前期比+9.3%）
  • 営業利益: 405百万円（前期比+5.4%）
  • 経常利益: 404百万円（前期比+5.2%）
  • 当期純利益: 271百万円（前期比+23.4%）
• リスク要因:
  • 世界情勢（円安、地政学的リスク、米国関税政策等）。
  • 自動車業界、半導体業界における競争環境の変化。
  • 原材料価格、為替レートの変動。

重要な注記

• 会計方針:
  • 変更なし。
• その他:
  • 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外。
  • 業績予想は現時点の判断に基づくものであり、様々な要因により変動する可能性がある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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