決算短信：電源開発（9513）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 電源開発株式会社
  • 主要事業分野: 発電事業、送変電事業、電力周辺関連事業、海外事業、その他事業
  • 代表者名: 菅野等
  • URL: https://www.jpower.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月9日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日 ～ 2025年3月31日
• セグメント:
  • 発電事業: 水力、火力、風力などの発電事業、保守、卸電力取引市場等からの電力販売。
  • 送変電事業: 子会社保有の送・変電設備による、沖縄電力（株）を除く一般送配電事業者への電力託送事業。
  • 電力周辺関連事業: 発電事業及び送変電事業を補完する事業。
  • 海外事業: 海外における発電事業及びその関連事業。
  • その他の事業: 石炭販売事業等。
• 発行済株式:
  • 2025年3月末時点の発行済株式数（自己株式含む）: 183,051,100株
  • 2025年3月末時点の自己株式数: 174,544株
  • 2025年3月末時点の株主資本合計: 1,463,502百万円
  • 2025年3月末時点の1株当たり純資産額: 7,305.66円
• 今後の予定:
  • 決算発表: 2025年5月9日
  • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月26日
  • 配当支払開始予定日: 2025年6月27日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 3,668,740百万円（前連結会計年度末比 1,929億円増加）
    • 負債合計: 2,205,238百万円（前連結会計年度末比 625億円増加）
    • 純資産計: 1,463,502百万円（前連結会計年度末比 1,303億円増加）
    • 自己資本比率: 36.4%（前連結会計年度末 35.0%）
  • 損益計算書:
    • 売上高（営業収益）: 1,316,674百万円（前年同期比 4.7%増）
    • 営業利益: 138,310百万円（前年同期比 30.8%増）
    • 経常利益: 140,095百万円（前年同期比 18.2%増）
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 92,469百万円（前年同期比 18.9%増）
    • 1株当たり当期純利益: 505.64円
  • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 250,335百万円（前年同期比 36億円減少）
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △122,830百万円（前年同期比 391億円減少）
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △133,697百万円（前年同期比 678億円増加）
    • 現金及び現金同等物期末残高: 373,085百万円（前年同期末比 24億円増加）
• 収益性:
  • 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年同期比で増加。
  • 営業利益率: 10.5%（2024年3月期 8.4%）
  • 経常利益率: 3.9%（2024年3月期 3.5%）
• 財務安全性:
  • 自己資本比率 36.4%と、前年同期から改善。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 10.5%（前期 8.4%）と改善。
• セグメント別（連結）:
  • 発電事業: 売上高 9,673億円（前期比10.5%増）、セグメント利益 685億円（前期比236.4%増）
  • 送変電事業: 売上高 504億円（前期比1.8%増）、セグメント利益 28億円（前期比61.2%減）
  • 電力周辺関連事業: 売上高 1,026億円（前期比14.2%減）、セグメント利益 340億円（前期比27.7%減）
  • 海外事業: 売上高 2,446億円（前期比5.6%減）、セグメント利益 345億円（前期比22.1%減）
  • その他事業: 売上高 181億円（前期比5.1%増）、セグメント利益 6億円（前期比287.1%増）
• 財務の解説:
  • 売上高は、タイでの電力販売価格低下や販売電力量減少があったものの、卸電力取引市場等からの電力販売増加や火力発電所利用率上昇により増加。
  • 営業費用は、海外事業の燃料費減少があったものの、他社購入電源費の増加等により増加。
  • 経常利益は、豪州炭鉱権益子会社の石炭販売価格低下や持分法投資利益の減少があったものの、発電事業での販売粗利改善等により増加。
  • 資産は、GENEXの資産受け入れや円安の影響等で増加。負債も同様の理由で増加。
  • 純資産も、当期純利益や為替換算調整勘定の増加等で増加。
  • キャッシュフローは、営業活動は税金等調整前当期純利益の増加があったものの、売上債権増加等により微減。投資活動はGENEX株式取得があったものの、定期預金預入減少等で減。財務活動は借入金返済減少等あったが、資金調達減少等で支出増。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 年間配当金 55.00円（中間45.00円、期末50.00円）
  • 2025年3月期: 年間配当金 50.00円（期末50.00円）
  • 2026年3月期（予想）: 年間配当金 50.00円（期末50.00円）
  • 配当性向（連結）: 2024年3月期 23.5%、2025年3月期 19.8%、2026年3月期（予想）20.5%

セグメント別情報

• セグメント別状況（Supranational basis）:
  • 発電事業: 売上高945,700百万円、セグメント利益68,547百万円
  • 送変電事業: 売上高49,851百万円、セグメント利益2,835百万円
  • 電力周辺関連事業: 売上高59,206百万円、セグメント利益34,088百万円
  • 海外事業: 売上高244,673百万円、セグメント利益34,503百万円
  • その他の事業: 売上高17,241百万円、セグメント利益623百万円
• セグメント戦略:
  • 2024年度からの3年間を対象とした「J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026」の方針に基づき、事業セグメントの区分方法を見直し、事業の特性を踏まえた区分に変更。

中長期計画との整合性

• 「J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026」を推進中。事業セグメントの変更もその一環。

競合状況や市場動向

• 同業他社との比較情報は、本決算短信には含まれていない。
• 市場動向としては、豪州において2030年までにCO2排出量43%削減、2050年までにNet Zeroを目指す動きがあり、再生可能エネルギー及び蓄電設備の導入が進む見込み。

今後の見通し

• 業績予想（2026年3月期）:
  • 売上高: 1兆2,120億円（前期比7.9%減）
  • 営業利益: 920億円（前期比33.5%減）
  • 経常利益: 1,190億円（前期比15.1%減）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 890億円（前期比3.8%減）
  • 1株当たり当期純利益: 486.67円
• リスク要因:
  • 2026年3月期の業績予想は、水力出水率、火力発電所の設備トラブル、海外での発電計画、電力販売価格の低下、豪州炭鉱権益子会社の石炭販売価格低下、米国持分法適用関連会社の持分譲渡など、様々な要因を考慮している。
  • 決算短信は監査対象外であり、業績予想は不確定要素を含むため、実際の業績と異なる可能性がある。

重要な注記

• 会計方針の変更:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
  • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴う売却損益の税務上の取扱いに関する改正を適用。
• 企業結合:
  • 2024年7月31日付で豪州のGENEX POWER LIMITEDの株式100%を取得し子会社化。
  • 主たる理由は、再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発・建設・運営事業を強化し、J-POWERのカーボンニュートラル目標達成に貢献するため。
• 自己株式の取得:
  • 2025年5月9日開催の取締役会において、自己株式9百万株（上限）を、20,000百万円（上限）で取得することを決議。
  • 目的は資本効率の向上および株主還元の拡充。
• 持分法適用関連会社の異動:
  • Green Country Energy, LLC（火力発電事業）の当社持分50%をPublic Service Company of Oklahomaへ譲渡することを決定。
  • これにより、同社は当社の持分法適用関連会社から外れる予定。
  • 理由：経営資源の有効活用及び資産効率の向上。
• その他:
  • 決算補足説明資料は、会社ホームページに掲載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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