2026年3月期 第1四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本高純度化学株式会社
- 主要事業分野: 電子部品業界向け電子材料(貴金属めっき薬品)の製造・販売
- 説明会情報:
- 説明者:
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期
- セグメント:
- プリント基板・半導体搭載基板用めっき薬品
- コネクター用めっき薬品
- リードフレーム用めっき薬品
- その他(卑金属、合金めっき、後処理剤など)
主要指標
- 売上高: 3,406百万円 (前年同期比 +10.7%)
- 増減要因:
- 米中貿易摩擦、産業機器・電気自動車向け在庫調整による販売量伸び悩み
- 貴金属価格の上昇
- 営業利益: 92百万円 (前年同期比 △37.8%)
- 増減要因:
- 販売量の伸び悩み
- 人的資本への先行投資
- 経常利益: 184百万円 (前年同期比 △23.6%)
- 四半期純利益: 135百万円 (前年同期比 △50.2%)
- 1株当たり四半期純利益: 23.40円 (前期: 47.09円)
進捗状況
- 年間売上高目標 (14,000百万円) に対する進捗率: 24.3%
- 年間営業利益目標 (510百万円) に対する進捗率: 18.2%
セグメント別状況
- プリント基板・半導体搭載基板用めっき薬品:
- スマートフォン・PC向け、メモリ向けは伸び悩み
- 生成AI関連の半導体パッケージ、光通信モジュール向けは好調で増収
- コネクター用めっき薬品:
- スマートフォン向けは足踏み感
- 車載向け、産業機器向けで回復の兆し、増収
- リードフレーム用めっき薬品:
- 民生向けは底堅く推移
- 車載向けは在庫調整の影響で低調、若干減収
業績概要
- 第1四半期は増収減益となった。
- 売上高は貴金属価格の上昇が寄与し増加したが、販売量は米中貿易摩擦や在庫調整の影響で伸び悩んだ。
- 営業利益は販売量の伸び悩みと人的資本への先行投資が影響し減少した。
増減要因
- 売上高増: 貴金属価格の上昇
- 売上高減: 米中貿易摩擦、産業機器・電気自動車向け在庫調整による販売量減少
- 営業利益減: 販売量減少、人的資本への先行投資(増員、昇給等)
競争環境
- 貴金属めっき薬品分野で世界シェアトップクラス。
- 変化の激しい業界にスピーディーに対応できる販売体制と技術サポート体制を構築。
リスク要因
- 市況、競争状況、新製品導入、情報通信関連産業の世界的な状況など、多くの不確実な要因の影響を受ける。
- 为替予約により為替変動の影響は最小限に留めている。
現在の戦略
- 中期経営計画 FY2025-2027期間中に純資産割合を20%未満に縮減する方針(政策保有株式売却)。
- 生成AI向けの需要増に対応。
- 緩やかならも民生向け需要回復を見込む。
- 下期に向けて新規案件獲得活動を継続。
進行中の施策
- 政策保有株式の売却を進めている。
- ポータルサイト「J-PLAT*」を開設し、めっき薬品に特化した情報提供、業務の透明性・効率性向上を目指す。
セグメント別施策
- プリント基板・半導体搭載基板用: 生成AI関連分野への注力。
- コネクター用: 車載・産業機器向け回復への対応。
- リードフレーム用: 車載向け在庫調整への対応。
業績予想 (通期)
- 売上高: 14,000百万円 (前期比 +11.0%)
- 営業利益: 510百万円 (前期比 +1.5%)
- 経常利益: 670百万円 (前期比 +1.9%)
- 当期純利益: 500百万円 (前期比 △68.3%)
- 根拠:
- サーバ/データセンター向けは生成AI需要で引き続き好調を想定。
- スマートフォン・PC等の民生向けは緩やかな需要回復を見込む。
- 車載向けはEV需要鈍化による在庫調整長期化の懸念。
- 産業機器向けは一部回復の兆し。
- 米中貿易摩擦の影響で販売計画に遅れ。
- 配当: 126円 (変更なし)
- ROE: 3.7% (前期: 11.3%)
- DOE: 5.4% (前期: 5.2%)
中長期計画
- FY2025-2027の中期経営計画期間中に純資産割合を20%未満に縮減する方針。
マクロ経済の影響
- 生成AI需要は好調を維持。
- 米中貿易摩擦が販売計画に影響。
- EV需要鈍化が車載向けに影響。
配当方針
- 今後も安定的な配当を継続する方針。
配当実績 (予想)
- 年間配当: 126円 (前期比 +0円)
製品
- めっき薬品:
- 電解めっき: 純金めっき、硬質金めっき、パラジウムめっき
- 無電解めっき: 置換金めっき、還元金めっき、還元パラジウムめっき
- 各用途に合わせた製品ラインアップ(例: テンペレジストシリーズ、オーロブライト BAR7、IM-GOLDシリーズ、HY-GOLDシリーズ、ネオパラブライトシリーズ)
- 周辺分野: 卑金属(銅、スズ、ニッケル)、合金めっき、後処理剤など
サービス
- めっきプロセスに関する技術サポート
- めっき液の分析
- 技術資料やマニュアルの提供
- ポータルサイト「J-PLAT*」を通じた情報共有、分析診断、データ共有
リスク要因
- 市場動向、経済状況、為替変動、競争状況、新製品導入の成否などが業績に影響を与える。
その他
- 政策保有株式売却に関する最新の見通しは、2025年7月25日公表の「投資有価証券売却益(特別利益)の計上見込みに関するお知らせ」を参照。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4973 |
企業名 | 日本高純度化学 |
URL | http://www.netjpc.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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