2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

基本情報

  • 企業名: 株式会社 クレディセゾン
  • 主要事業分野: クレジットカード事業、金融サービス事業
  • 代表者名: 代表取締役(兼)社長執行役員COO 水野 克己
  • 問合せ先責任者: 執行役員 経営企画部長 三坂 直樹
  • 提出日: 2025年5月15日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
  • 上場取引所: 東
  • 決算説明会開催の有無: 有(機関投資家、アナリスト向け)
  • セグメント: ペイメント事業、リース事業、ファイナンス事業、不動産関連事業、グローバル事業、エンタテインメント事業
  • 発行済株式: 185,444,772株(2025年3月期末、自己株式を含む)
  • 時価総額: (別途記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月25日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日
    • 配当支払開始予定日: 2025年6月26日

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 資産合計 4,671,143百万円、負債合計 3,952,115百万円、資本合計 719,028百万円(親会社所有者帰属持分 705,678百万円)
    • 損益計算書: 純収益 422,818百万円、事業利益 93,621百万円、税引前利益 92,786百万円、当期利益 67,350百万円
    • キャッシュ・フロー計算書: 営業活動によるCF △249,174百万円、投資活動によるCF △15,252百万円、財務活動によるCF 297,251百万円
  • 収益性:
    • 純収益: 422,818百万円(前期比 16.9%増)
    • 事業利益: 93,621百万円(前期比 30.1%増)
    • 税引前利益: 92,786百万円(前期比 △5.3%)
    • 親会社所有者に帰属する当期利益: 66,397百万円(前期比 △9.0%)
    • 1株当たり当期利益(連結): 423.02円(前期比 △6.6%)
  • 財務安全性:
    • 親会社所有者帰属持分比率: 15.1%(前期 16.3%)
    • 自己資本比率: (別途記載なし、親会社所有者帰属持分比率で代用)
  • 効率性:
    • 事業利益率: 22.1%(前期 19.9%)
    • 親会社所有者帰属持分当期利益率: 9.4%(前期 11.2%)
  • セグメント別:
    • ペイメント事業: 純収益 256,014百万円、事業利益 30,328百万円(事業利益率 tertinggi)
    • ファイナンス事業: 純収益 69,361百万円、事業利益 38,675百万円(事業利益率 tertinggi)
    • グローバル事業: 純収益 51,520百万円、事業利益 3,384百万円(収益の伸び率 grande)
    • 不動産関連事業: 純収益 28,295百万円、事業利益 16,273百万円
    • リース事業: 純収益 13,346百万円、事業利益 4,110百万円
    • エンタテインメント事業: 純収益 6,665百万円、事業利益 1,420百万円
    • 調整額: △2,385百万円
  • 財務の解説:
    • 当連結会計年度は、ペイメント事業、ファイナンス事業、グローバル事業、エンタテインメント事業が伸長したことにより、純収益は前期比16.9%増となりました。
    • 事業利益も、ペイメント事業、ファイナンス事業、グローバル事業、エンタテインメント事業の伸長により、前期比30.1%増となりました。
    • 親会社所有者に帰属する当期利益は、前期比9.0%減となりました。これは、主に前期に計上された不動産信託受益権売却益の反動減や、持分法による投資損益の減少などが要因です。
    • 財務状態としては、資産合計、負債合計、資本合計がいずれも増加しています。特に、営業債権及びその他の債権、貸付残高の増加が資産増加の主因です。負債では、社債及び借入金の増加が目立ちます。
    • キャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローは、営業債権及びその他の債権の純増額などが影響し、支出超過となりました。投資活動によるキャッシュ・フローも、定期預金の預入などが影響し、支出超過となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の収入などが影響し、収入超過となりました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 105.00円/株(中間配当なし、期末配当 105.00円)
    • 2025年3月期: 120.00円/株(中間配当なし、期末配当 120.00円、普通配当10円増配)
    • 2026年3月期(予想): 130.00円/株
  • 特別配当の有無: なし
  • 配当性向(連結): 2025年3月期 28.4%(予想)、2026年3月期(予想)28.6%

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 2025年3月期は、ペイメント事業、ファイナンス事業、グローバル事業、エンタテインメント事業が堅調に推移し、収益を牽引しました。
    • 特にペイメント事業は、純収益が前期比8.8%増、事業利益は前期比57.4%増と大きく伸長しました。
    • ファイナンス事業は、純収益が前期比18.6%増、事業利益が前期比36.8%増と堅調でした。
    • グローバル事業は、純収益が前期比89.4%増と大幅な伸びを示しました。
    • 不動産関連事業は、純収益が前期比18.2%増でしたが、事業利益は前期比0.8%減となりました。
    • リース事業は、収益・利益ともに前年並みでした。
    • エンタテインメント事業は、純収益が前期比5.5%増、事業利益が前期比31.5%増となりました。
  • セグメント戦略:
    • ペイメント事業: 顧客のニーズに最適化されたサービス提供、DXによるオペレーション効率化、法人マーケットへの注力。
    • ファイナンス事業: 信用保証事業での地域金融機関との連携強化、フラット35や資産形成ローンの良質資産の積み上げ。
    • グローバル事業: インド、東南アジア、ラテンアメリカ地域でのレンディング事業・Fintech・Web3領域への投資拡大、M&Aや戦略的提携による事業拡大。
    • 不動産関連事業: 堅調な市況を背景とした需要継続、実需向け不動産への注力。
    • リース事業: 既存主力販売店への営業深耕、新たな市場・物件の取扱、収益性の高い債権へのシフト。
    • エンタテインメント事業: 地域に支持される健全で安心・快適な店作り、新店舗開設や既存店舗の見直し。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「2024-2026年度 クレディセゾングループ中期経営計画」において、2030年ビジョン「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY」の実現に向け、国内事業の筋肉質化、銀行機能の活用と金融機能の増強、グローバル展開の進化、社員の成長と経営基盤強化を重点方針としています。
  • 進捗状況:
    • 当期は、純収益、事業利益ともに増収増益を達成し、中期経営計画の着実な進捗が見られます。
    • 特に、グローバル事業の収益の大幅な伸びや、ペイメント事業におけるDX推進による効率化などが、計画達成に寄与しています。
    • 自己株式取得についても、計画に沿って進められています。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: (特定企業の業績比較は記載なし。ただし、全体として競争環境が激化している旨の言及あり)
    • ペイメント市場では、ポイント還元競争だけでなく、顧客体験の差別化が重要視されています。
    • 金融業界全体として、デジタル技術の活用や異業種参入による競争激化が進んでいます。
  • 市場動向:
    • 景気は緩やかな回復基調にあるものの、物価上昇やアメリカの政策動向など、下押しリスクも存在します。
    • 先進的テクノロジーの活用や異業種参入による新たな金融サービスの創出が進み、競争環境は激化しています。
    • サステナビリティへの関心も高まっており、ESG投資の観点からも評価されています。

今後の見通し

  • 業績予想(連結):
    • 通期純収益: 479,000百万円(前期比 13.3%増)
    • 通期事業利益: 96,000百万円(前期比 2.5%増)
    • 通期親会社の所有者に帰属する当期利益: 67,500百万円(前期比 1.7%増)
    • 通期1株当たり当期利益(予想): 454.63円
  • リスク要因:
    • 景気動向、金融資本市場の変動。
    • アメリカの政策動向による影響。
    • 通商政策や物価上昇が個人消費に与える影響。
    • 競争環境の激化。

重要な注記

  • 会計方針: IFRSを適用しています。
  • その他:
    • 2024年5月15日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行いました。連結業績予想の「基本的1株当たり当期利益」については、当該自己株式の取得の影響を考慮して算出されています。
    • 2025年5月12日付のスルガ銀行株式会社の自己株式の公開買付けに応じる決定をしました。本公開買付けが連結財務諸表に与える影響は現時点で確定していません。

本資料は、株式会社クレディセゾンが公表した決算短信等の情報に基づき、投資家の皆様に情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、提供する情報には、発表日時点のクレディセゾンに関する現時点での判断や予測が含まれることがありますが、これらは将来の業績を保証するものではなく、今後の経済情勢の変動等により、実際の結果が予測・記載内容と異なる可能性があります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8253
企業名 クレディセゾン
URL http://www.saisoncard.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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