決算短信：朝日インテック（7747）

2025年６月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 朝日インテック株式会社
  • 主要事業分野: メディカル事業、デバイス事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 宮田 憲次
  • 上場取引所: 東・名
  • URL: https://www.asahi-intecc.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年11月14日
  • 対象会計期間: 2025年6月期 第1四半期連結累計期間 (2024年7月1日～2024年9月30日)
• セグメント:
  • メディカル事業: 循環器系領域、非循環器系領域などの製品を取り扱う事業
  • デバイス事業: 産業部材、医療部材などを取り扱う事業
• 発行済株式:
  • 発行済株式数 (普通株式、自己株式含む): 271,633,600株 (2025年6月期1Q)
  • 時価総額: — (本資料に記載なし)
• 今後の予定:
  • 決算発表: — (本資料に記載なし)
  • 株主総会: — (本資料に記載なし)
  • IRイベント: — (本資料に記載なし)

財務指標

• 財務諸表:
  • 損益計算書 (連結):
    • 売上高: 31,184百万円 (前年同期比 8.6%増)
    • 売上総利益: 21,529百万円 (前年同期比 15.6%増)
    • 営業利益: 9,726百万円 (前年同期比 20.9%増)
    • 経常利益: 8,767百万円 (前年同期比 7.3%増)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 6,784百万円 (前年同期比 11.7%増)
    • 1株当たり四半期純利益: 24.98円 (前年同期 22.37円)
  • 貸借対照表 (連結):
    • 総資産: 179,238百万円 (前連結会計年度末比 12,375百万円減少)
    • 負債合計: 30,260百万円 (前連結会計年度末比 9,392百万円減少)
    • 純資産: 148,978百万円 (前連結会計年度末比 2,982百万円減少)
  • キャッシュフロー計算書: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
• 収益性:
  • 売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益すべてにおいて前年同期比で増加。
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 82.7% (前連結会計年度末 78.9%)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 31.2% (2025年6月期第1四半期)
• セグメント別:
  • メディカル事業: 売上高 28,205百万円、セグメント利益 10,190百万円
  • デバイス事業: 売上高 2,978百万円、セグメント利益 1,351百万円
• 財務の解説:
  • 売上高の増加は、市場シェアの増加や、外貨高の為替影響などにより、主にメディカル事業が国内外共に好調に推移したことが要因。
  • 営業利益の増加は、販売費および一般管理費の増加があったものの、売上高の増加がそれを上回ったため。
  • 経常利益は、為替差損の増加があったものの、為替差益の増加などにより増収増益を達成。
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益として貸倒引当金戻入額の計上により増加。
  • 総資産、負債、純資産ともに減少。主な要因は、現金及び預金、受取手形及び売掛金、商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品等の減少。負債では短期借入金、流動負債その他の減少。純資産では為替換算調整勘定の減少（利益剰余金は増加）。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年6月期: 期末配当 20.37円、年間配当 20.37円
  • 2025年6月期(予想): 年間配当 24.23円
• 特別配当の有無: 本資料に特別配当に関する記載なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • メディカル事業: 売上高は前年同期比10.2%増の28,205百万円、セグメント利益は同27.0%増の10,190百万円と好調。国内市場、海外市場ともに増加。
  • デバイス事業: 売上高は前年同期比4.6%減の2,978百万円、セグメント利益は同20.8%減の1,351百万円。国内市場のロボティクス関係や海外市場の循環器系超音波カテーテル部材の取引減少が影響。
• セグメント戦略:
  • 中期経営計画に基づき、グローバル市場の開拓、新規事業の創出、研究開発・生産体制の構築、持続的成長に向けた経営基盤の確立を推進。メディカル事業における循環器系領域、非循環器系領域の拡大や、デバイス事業における産業部材、医療部材の販売強化を進めている。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 当第1四半期連結累計期間の業績は好調に推移し、売上高・利益ともに当初予想を上回るペースで推移しており、中期経営計画の進捗は順調であると推測される。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: — (本資料に記載なし)
• 市場動向: メディカル事業においては、循環器系領域、非循環器系領域ともに市場シェアが継続して増加している。デバイス事業においては、一部海外市場での取引減少が見られるものの、国内市場の建築関連取引や海外市場のOA機器関連取引の増加でカバーしている。

今後の見通し

• 業績予想: 2024年7月14日に公表した業績予想を据え置き。
  • 通期予想: 売上高 116,737百万円、営業利益 27,170百万円、経常利益 25,210百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 18,803百万円、1株当たり当期純利益 69.22円。
• リスク要因: 為替動向、売上高の動向、生産性の動向、費用投下の動向など、不確定要素が多い。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および「税効果会計に係る会計基準の適用指針」の改正を当第1四半期連結会計期間の期首から適用。連結財務諸表への影響はない。
• その他:
  • 報告セグメントの区分を変更。詳細については、添付資料2-8ページ「2.四半期連結財務諸表に関する注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)II 当第1四半期連結累計期間の「2 報告セグメントの変更等に関する事項」」を参照のこと。

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