2025年3月期 決算説明会資料
基本情報
- 説明会情報: 開催日時: 2025年5月14日、説明会形式: –、参加対象: 個人投資家
- セグメント:
- サンケンコア: 主要事業。
業績サマリー
- 主要指標:
- 2024年度 通期業績(億円):
- 売上高: 1,216 (前年比+115%)
- 営業利益: -38
- 経常利益: -143
- 当期純利益: 509
- 1株当たり当期純利益: 2,119.53円
- 2025年度 通期業績予想(億円):
- 売上高: 892 (前年比-2.2%)
- 営業利益: 4
- 経常利益: -12
- 当期純利益: -44
- 2024年度 通期業績(億円):
- 進捗状況: 中期経営計画(24中計)「サンケンコア」として、売上拡大と利益創出を目指す。27年度目標は売上高1,000億円以上、営業利益率10%。
- セグメント別状況:
- 2024年度通期、サンケンコアの売上高は900億円。営業利益率は2.2%。
- 2025年度予想、サンケンコアの売上高は881億円。営業利益率は1.4%(上期-1.6%、下期4.2%)。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2024年度は、アレグロ株式の一部売却により財務体質が改善。
- 売上高は前年比+115%と大幅に増加したが、営業利益は-38億円となった。
- 2025年度は、為替レートの円安(145円/USD想定)により売上高は約4億円、営業利益は約2億円のプラス効果が見込まれる。
- 増減要因:
- 2024年度の営業利益の変動要素として、連結調整他(-58億円)、持分法投資/LPS運用損失(-50億円)、為替差損(-55億円)などが挙げられる。
- 特別利益として、固定資産売却益(+16億円)、持分変動利益(+983億円)、事業分離における移転利益(+74億円)があった。
- 特別損失として、関係会社整理損(-9億円)、減損損失(-14億円)、事業再編損(-400億円)があった。
- 2025年度は、サンケンコアの連結調整他について、旧ユニット製品販売は上期で終了するが清算業務は継続。石川サンケンの希望退職募集に伴う特別損失として約22億円を上期に計上予定。
- 競争環境: パワー半導体市場において、IPM(インテリジェント・パワーモジュール)で世界4位、国内3位のポジションを確立。
- リスク要因:
- 世界経済の不透明感、米政権による相互関税の影響、各国の経済・景況への波及。
- 需要動向(白物家電、自動車、産機・民生)は、国・地域によって差異がある。
- 為替レートの変動。
戦略と施策
- 現在の戦略: 「24中計」では、安定した財務基盤のもと、積極的な投資を遂行。
- 製品戦略: SPP-プラットフォーム製品とカスタム製品の両輪で成長。
- 拡販戦略: セグメント別成長戦略に基づき、自動車・白物・産機の各市場へ取り組む。
- 利益改善: 新製品比率向上、既存製品の収益改善、原価改善。
- 進行中の施策:
- 設備投資等: 300億円以上。xEV市場向けパワーモジュール増産、工場インフラ・生産ライン更新、生産性改善。
- 成長投資: 200億円。化合物半導体・後工程再編への投資。
- PSL支援金: 400億円/6年間。
- 負債返済: FY24実績+パウデック買収で160億円。FY25-FY27で340億円以上の投資を予定。3/E時点で前期比300億円返済済み。
- 自己株式取得: FY25には負債借換や資金需要に応じた調達を想定。
- セグメント別施策:
- GaNデバイス: 社外との協業により開発を加速。小電流・中電流領域では横型GaN、将来的には大電流領域で縦型GaNを開発。
- 自動車市場: BEVシフトは中長期で不変。EVトラクションモータ用パワーモジュールが牽引。xEVは順調に伸長、2027年度目標はxEV売上330億円以上。
- 技術展開: パウデック買収により、高耐圧GaNパワー半導体の製品化を目指す。
将来予測と見通し
- 業績予想: 2025年度通期業績予想は、売上高892億円、営業利益4億円。
- 中長期計画: 27年度目標は売上高1,000億円以上、営業利益率10%。
- マクロ経済の影響: 世界経済の不透明感、相互関税の影響、各国の景況への波及を注視。
配当と株主還元
- 配当方針: 25年度は無配継続。26年度の収益性改善の見通しに応じて復配を予定。
製品やサービス
- 製品:
- 高耐圧GaNパワー半導体: パウデック買収により、650V耐圧に加え、1200V、1700Vの開発を進める。
- パワーモジュール/パワーデバイス: 高耐圧GaNとコントロールICを組み合わせたソリューションを提供。
- IPM(インテリジェント・パワーモジュール): 市場シェア世界4位、国内3位。
- 協業・提携: GaNデバイス開発において社外との協業を推進。
重要な注記
- リスク要因: 将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づいているが、リスク、不確実要因により、実際の業績は異なる可能性がある。エレクトロニクス業界特有の急激な変化(経済環境、市場動向、技術進化、原材料、法制度、偶発事象など)に影響を受ける可能性がある。
- その他:
- 重要な後発事象: 連結子会社である石川サンケン株式会社において、希望退職者の募集を実施。これに伴い、2025年度連結決算において約22億円の特別損失を計上予定。
- ガバナンス体制: 取締役会体制の強化(新任社外取締役候補2名)、CxO体制(チーフオフィサー制)への移行。
- 自己株式取得: 2025年4月までに147億円、226万株の取得を完了。取得後、自己株式の消却を予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6707 |
企業名 | サンケン電気 |
URL | http://www.sanken-ele.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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