2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: イリソ電子工業株式会社
- 主要事業分野: 電子部品の製造・販売
- 代表者名: 鈴木 仁
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月7日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- 日本
- アジア
- 欧州
- 北米
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 24,460,879株 (2025年3月期期末)
- 自己株式数: 3,006,274株 (2025年3月期期末)
- 時価総額: (記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月24日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月23日
- 自己株式取得: 2024年11月5日取締役会決議により、2025年10月31日を期日とする上限2,000,000株の自己株式取得を予定。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 総資産は91,370百万円 (前期比5,466百万円減少)。
- 純資産は71,196百万円 (前期比5,821百万円減少)。
- 自己資本比率は77.3% (前期比1.4ポイント低下)。
- 損益計算書:
- 売上高は56,332百万円 (前期比1.9%増)。
- 営業利益は5,307百万円 (前期比10.6%減)。
- 経常利益は5,504百万円 (前期比23.4%減)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は2,662百万円 (前期比52.4%減)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは12,043百万円 (前期比6.9%減)。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは△8,778百万円 (前期比1.0%増の支出)。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは△5,495百万円 (前期比4.3%増の支出)。
- 期末現金及び現金同等物は24,314百万円 (前期比2,378百万円減)。
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 56,332百万円 (前期比1.9%増)
- 営業利益: 5,307百万円 (前期比10.6%減)
- 経常利益: 5,504百万円 (前期比23.4%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,662百万円 (前期比52.4%減)
- 1株当たり当期純利益: 118.25円 (前期比50.7%減)
- 営業利益率: 9.4% (前期比1.3ポイント低下)
- 経常利益率: 9.8% (前期比2.1ポイント低下)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 77.3% (前期比1.4ポイント低下)
- 流動比率: (記載なし)
- 負債比率: (記載なし)
- 効率性:
- 総資産回転率: (記載なし)
- 売上高営業利益率: 9.4% (前期 10.7%)
- セグメント別:
- 利益貢献度:
- 日本: 3,626百万円
- アジア: 4,595百万円
- 欧州: 526百万円
- 北米: △69百万円
- (その他詳細なセグメント別売上高・利益は「セグメント別情報」を参照)
- 利益貢献度:
- 財務の解説:
- 売上高は、世界経済の不透明感がある中、米国の個人消費の堅調さ、欧州の景気持ち直し、中国自動車メーカーの生産・販売堅調、EV向けパワーテイン分野での主要地域での販売低迷や日欧米自動車メーカーの搭載車種販売低迷の影響があったものの、円安影響もあり前期比1.9%増となった。
- 利益面では、売上の伸び悩み、原材料価格高騰、構造改革費用の計上などにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となった。
- 総資産は減少、負債は増加、純資産は減少し、自己資本比率は低下している。
- 2024年8月31日をもって役員報酬BIP信託が終了し、役員への株式交付を行った。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 100.00円 (期末配当)
- 2026年3月期(予想): 110.00円 (期末配当)
- 特別配当の有無: なし
- 配当性向: 2025年3月期 84.6%
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 売上高:
- 日本: 9,031百万円
- アジア: 32,336百万円 (中国: 20,695百万円)
- 欧州: 9,173百万円
- 北米: 5,790百万円
- セグメント利益:
- 日本: 4,403百万円
- アジア: 3,254百万円
- 欧州: 11百万円
- 北米: 52百万円
- セグメント資産:
- 日本: 33,414百万円
- アジア: 58,042百万円
- 欧州: 5,472百万円
- 北米: 4,121百万円
- 売上高:
- セグメント戦略:
- 4つの地域別セグメント(日本、アジア、欧州、北米)で事業活動を展開。
- 中期経営計画(2030年売上1,000億円目標)達成に向け、「車載のイリソ」から「モビリティのイリソ」への基盤構築、インダストリアル市場のグローバル強化、生産体制見直し、サステナブル経営の深化を重点施策としている。
- モビリティ市場ではパワートレイン分野、統合ECU分野、センサー分野で拡販・市場開拓を進める。
- インダストリアル市場ではエネルギーマネジメント分野、AI、半導体製造装置、通信分野での売上拡大、新規開拓を進める。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2030年売上1,000億円達成に向けた3ヵ年の中期経営計画を策定。2026年3月期はその2年目にあたり、上記(セグメント戦略)で挙げた各種施策を推進。経営環境の変化(景気後退リスク、EV市場減速、中国自動車メーカーの台頭など)に対応し、重点施策を見直しながら計画を進める。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: (記載なし)
- 市場動向:
- 世界経済は不透明感が増しており、インフレや景気後退リスクがある。
- モビリティ市場は、2026年3月期は自動車生産台数の前期比減少、xEV構成比の微増にとどまると予想。インフォテインメント分野への高速伝送ニーズ増加、中国顧客向けでの伸長が見込まれる。
- コンシューマー市場はゲーム機向け需要低迷が継続。
- インダストリアル市場はエネルギーマネジメント分野で需要拡大が見込まれる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期連結業績予想:
- 売上高: 55,000百万円 (前期比2.4%減)
- 営業利益: 5,500百万円 (前期比3.6%増)
- 経常利益: 5,400百万円 (前期比1.9%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 3,900百万円 (前期比46.5%増)
- (注)為替レートは145円/ドル、162円/ユーロ、20円/人民元を前提。関税政策については、現時点で影響を織り込むには不透明な要素が多く、通期予想には織り込んでいない。
- 2026年3月期連結業績予想:
- リスク要因:
- 米国の関税政策によるグローバルな不透明感、インフレ、景気後退リスク。
- モビリティ市場におけるEV構成比の伸び悩み、日欧米自動車メーカーの販売低迷。
- コンシューマー市場でのゲーム機向け需要低迷。
- 原材料価格の高騰。
- 為替変動。
重要な注記
- 会計方針:
- 日本基準を採用。IFRS(国際財務報告基準)の適用検討を進める方針。
- 連結キャッシュ・フロー計算書において、「未収消費税の増減額」および「投資有価証券の償還による収入」の表示方法を変更し、「その他」に含めて表示。
- その他:
- 2024年8月31日をもって役員報酬BIP信託が終了。
- 構造改革費用として、固定資産の減損損失1,752百万円、希望退職者の募集に伴う特別退職金等239百万円を特別損失に計上。
- 2026年3月期より、役員に対する業績連動賞与を開始し、支給見込額を役員賞与引当金として計上。
- 2025年3月期期末における役員報酬BIP信託に残存する当社株式はない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6908 |
企業名 | イリソ電子工業 |
URL | http://www.iriso.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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