2024年3月期 決算短信 〔日本基準〕 (連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 南総通運株式会社
- 主要事業分野: 総合物流サービス(貨物自動車運送、倉庫、附帯、不動産、建設)
- 代表者名: 代表取締役社長 今井 利彦
- URL: https://www.nanso.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月15日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日
- セグメント:
- 貨物自動車運送事業: 貨物トラックを使用した貸切・積合せ貨物輸送
- 倉庫事業: 自社所有倉庫、借り上げ倉庫での貨物保管業務
- 附帯事業: 顧客工場等での請負作業、一般労働者派遣
- 不動産事業: 顧客ニーズに応じた店舗、事務所、駐車場の賃貸
- 建設事業: 顧客及び当社の建物等の建築、修繕
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 10,000,000株(2024年3月31日現在)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2024年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月28日
- 配当支払開始予定日: 2024年6月28日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 35,177,299千円 (前期比 1.5%増)
- 負債合計: 13,513,810千円 (前期比 4.7%減)
- 純資産合計: 21,663,488千円 (前期比 5.7%増)
- 損益計算書:
- 売上高: 15,480,209千円 (前期比 7.3%増)
- 営業利益: 1,958,129千円 (前期比 22.9%増)
- 経常利益: 1,947,861千円 (前期比 22.3%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,583,123千円 (前期比 46.3%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 2,572,695千円 (前期比 20.3%増)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 8,306千円 (前期は2,308,974千円の支出)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: ▲1,502,316千円 (前期は344,510千円の収入)
- 現金及び現金同等物期末残高: 5,098,358千円 (前期末比 27.0%増)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高 crescimento: 7.3%増
- 営業利益 crescimento: 22.9%増
- 経常利益 crescimento: 22.3%増
- 親会社株主に帰属する当期純利益 crescimento: 46.3%増
- 1株当たり当期純利益: 158.97円 (前期比45.9%増)
- 営業利益率: 12.6% (前期11.0%)
- 経常利益率: 12.6% (前期11.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益率: 10.2% (前期7.5%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 61.6% (前期58.9%)
- 自己資本比率(時価ベース): 30.7% (前期19.1%)
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 3.6倍 (前期4.9倍)
- インタレスト・カバレッジ・レシオ: 51.1倍 (前期39.5倍)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 12.6% (前期11.0%)
- セグメント別:
- 貨物自動車運送事業: 営業収入 6,155,240千円、セグメント利益 542,194千円 (増収増益)
- 倉庫事業: 営業収入 4,283,522千円、セグメント利益 1,341,962千円 (増収増益)
- 附帯事業: 営業収入 3,662,086千円、セグメント利益 166,424千円 (増収増益)
- 不動産事業: 営業収入 960,583千円、セグメント利益 590,687千円 (増収増益)
- 建設事業: 営業収入 761,517千円、セグメント損失 ▲630千円 (減収、損失転落)
- 財務の解説:
- 当連結会計年度は、コロナ禍からの経済活動回復基調の中、インバウンド需要の回復が見られたものの、資源・エネルギー価格高騰や地政学的リスクによる先行きの不透明感も継続する中での経営となりました。
- このような経営環境下、当社グループは、物流拠点を核としたトータルロジスティクスの提案、新規顧客開拓、既存顧客との関係強化、物流顧客コスト削減への協力、品質向上、効率化、経費節減に積極的に取り組みました。
- その結果、営業収入は前期比7.3%増、営業利益は前期比22.9%増、経常利益は前期比22.3%増、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比46.3%増となりました。
- 特に、貨物自動車運送事業、倉庫事業、附帯事業、不動産事業において増収増益となりました。建設事業は減収となり、セグメント損失に転落しました。
- 資産については、現金及び預金の増加等により流動資産が増加した一方、不動産物件の売却等により固定資産は減少しました。負債については、長期借入金の減少等により固定負債が減少し、流動負債は増加しました。純資産は、当期純利益の計上等により増加し、自己資本比率は61.6%と向上しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 当期(2024年3月期)配当金: 中間19円、期末23円(年間42円)
- 次期(2025年3月期)予想配当金: 中間23円、期末23円(年間46円)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 各セグメントの当期における営業収入、セグメント利益(営業利益)は以下の通りです。
- 貨物自動車運送事業: 営業収入 6,155,240千円、セグメント利益 542,194千円
- 倉庫事業: 営業収入 4,283,522千円、セグメント利益 1,341,962千円
- 附帯事業: 営業収入 3,662,086千円、セグメント利益 166,424千円
- 不動産事業: 営業収入 960,583千円、セグメント利益 590,687千円
- 建設事業: 営業収入 761,517千円、セグメント利益 ▲630千円
- その他(旅客自動車運送事業、保険代理店業等): 営業収入 353,317千円、セグメント損益 0千円
- 各セグメントの当期における営業収入、セグメント利益(営業利益)は以下の通りです。
- セグメント戦略:
- 各セグメントとも、顧客ニーズに応じたサービス提供、効率化、コスト抑制に努めています。建設事業で損失が発生しましたが、その他の事業は堅調に推移しました。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 中期経営戦略として、徹底した経営効率化、顧客ニーズへの対応、情報提供による取引拡大、新規顧客開拓、コスト抑制、環境問題への対応、社会問題への取り組みを掲げています。
- 当期の業績は、一部事業を除き、これらの戦略に沿った結果となったと考えられます。経常利益率8%以上の確保が目標とされています。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 物流業界全体としては、コロナ禍からの経済回復、インバウンド需要回復が見られる一方、資源・エネルギー価格高騰、地政学的リスクによる先行きの不透明感が継続しています。
- 貨物輸送量は個人消費の停滞により低迷する場面もありましたが、当社グループは業務効率化やサービス品質向上により対応しました。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期(通期)業績予想:
- 営業収入: 15,804百万円
- 営業利益: 1,960百万円
- 経常利益: 1,961百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,341百万円
- 当期比では、営業収入は2.1%増、営業利益は0.7%増、経常利益は0.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は15.3%減を見込んでいます。
- 2025年3月期(通期)業績予想:
- リスク要因:
- 資源・エネルギー価格(特に軽油価格)の動向が経営成績に影響を与える可能性があります。
- ロシアのウクライナ侵攻長期化など、地政学的リスクによる先行き不透明感。
- 慢性的な人員不足、人件費の上昇。
- 2024年問題への対応。
- 貨物自動車運送事業における環境関連規制の強化による経費増大の可能性。
- 顧客の業績急変や取引停止による投資回収への影響。
- 重大な交通事故の発生による社会的信用の低下。
- 自然災害による事業への影響。
- 情報漏洩による信用低下や損害賠償請求。
- 賃貸不動産等の価格下落による収益低下や減損損失の発生。
重要な注記
- 会計方針:
- 日本基準に基づき連結財務諸表を作成しています。
- 2024年1月1日付にて普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、1株当たり情報等にはこの株式分割を考慮した金額が記載されています。(分割を考慮しない場合の2024年3月期期末配当金は46円)
- その他:
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9034 |
企業名 | 南総通運 |
URL | http://www.nanso.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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