決算短信：大田花き（7555）

2024年3月期　決算短信日本基準

基本情報

• 企業名: 株式会社 大田花き
• 主要事業分野: 花き卸売事業
• 代表者名: 代表執行役社長 磯村 信夫
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年5月10日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日～2024年3月31日
• セグメント:
  • 花き卸売事業：単一セグメントのため、記載なし。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数（普通株式）: 5,500,000株
  • 自己株式数: 412,326株
  • 期中平均株式数: 5,087,674株
• 今後の予定:
  • 定時株主総会開催予定日: 2024年6月22日
  • 配当支払開始予定日: 2024年6月24日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月24日

財務諸表（要点）

• 貸借対照表:
  • 総資産: 9,237,339千円（前期比増加）
  • 負債合計: 4,196,947千円（前期比増加）
  • 純資産合計: 5,040,391千円（前期比増加）
• 損益計算書:
  • 売上高: 4,144,605千円（前期比3.3%減）
  • 営業利益: 220,745千円（前期比27.4%減）
  • 経常利益: 283,847千円（前期比32.4%減）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 182,221千円（前期比40.5%減）
• キャッシュフロー計算書:
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 1,027,752千円（前期比増加）
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △122,159千円（前期は△61,896千円、流出超過額増加）
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △366,723千円（前期は△400,663千円、流出超過額減少）
  • 現金及び現金同等物期末残高: 2,302,792千円（前期比増加）

収益性

• 売上高: 4,144,605千円
• 営業利益: 220,745千円
• 経常利益: 283,847千円
• 純利益: 182,221千円
• 1株当たり当期純利益: 35.82円（前期60.17円）
• 1株当たり当期純利益（潜在株式調整後）: 記載なし

財務安全性

• 自己資本比率: 54.6%（前期56.0%）

効率性

• 総資産回転率: — （前期比での変動は算出できず）
• 売上高営業利益率: 5.3% （前期7.1%）

セグメント別（利益貢献度）

• 花き卸売事業単一セグメントのため、セグメント別の記載なし。

財務の解説

• 当連結会計年度の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも前期比で減少し、会社は「コロナ禍から社会経済活動の正常化が進む中で企業の設備投資やインバウンド需要の拡大、個人消費の回復など緩やかな回復基調となりました。一方でエネルギー価格の高騰、物価高騰による実質可処分所得の低下、労働人口の減少による人手不足問題など先行きは不透明な状況が続いております。花き業界においては冠婚葬祭の件数が戻ったことで需要が回復し、ブランドショップやホテル、レストランなどの生け込み需要、ギフト用の需要が高まりました。消費者の節約志向の高まりを受けて量販店では販売に苦慮する傾向が見られた一方、セレクトショップ化している専門店では10代・20代の若い世代が習慣的に花を購入するという動きが見られました。また円安の状況下で海外への輸出が堅調でした。」と分析しています。
• 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と剰余金の配当により増加しました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期（実績）: 期末配当 15.00円、年間配当 15.00円
  • 2025年3月期（予想）: 期末配当 12.00円、年間配当 12.00円
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況: 花き卸売事業単一セグメントのため、特記事項なし。
• セグメント戦略: 具体的な戦略の記載なし。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画に関する記載なし。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 記載なし。
• 市場動向:
  • 花き業界は、冠婚葬祭需要の回復、ブランドショップやホテル、レストランでの需要増が見られる。
  • 若年層の習慣的購入も増加傾向。
  • 円安の影響で輸出は堅調。
  • 資材価格高騰、生産量減少、物流問題による荷物集中が業績に影響する可能性。

今後の見通し

• 業績予想（2025年3月期）:
  • 売上高: 4,193百万円（前期比1.2%増）
  • 営業利益: 212百万円（前期比3.7%減）
  • 経常利益: 287百万円（前期比1.3%増）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 203百万円（前期比11.8%増）
• リスク要因:
  • 資材価格の高騰
  • 国内花き生産量の伸び悩み
  • 輸入品の価格上昇
  • 物流の2024年問題による荷物集中
  • 人件費高騰（新卒初任給引き上げ等）

重要な注記

• 会計方針: 日本基準で連結財務諸表を作成。将来的に国際会計基準の適用を検討。
• その他:
  • 重要な後発事象、継続企業の前提に関する注記はなし。

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企業情報

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