2024年3月期 決算短信[日本基準](連結)
基本情報
- 企業名: 山喜株式会社
- 主要事業分野: カジュアルシャツ、ドレスシャツ、オーダーシャツなどの企画、製造、販売
- 代表者名: 代表取締役社長 白崎雅郎
- 報告概要:
- 提出日: 2024年5月15日
- 対象会計期間: 2023年4月1日~2024年3月31日
- セグメント:
- 国内販売: 日本国内におけるドレスシャツ、カジュアルウェア、レディースシャツの販売事業およびそれに付随する物流事業、不動産賃貸事業
- 製造: 国内、海外におけるドレスシャツ製造事業
- 海外販売: 海外におけるドレスシャツ、カジュアルウェアの販売事業
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 14,950,074株(2024年3月期末)
- 時価総額: –
- 今後の予定:
- 決算発表: –
- 株主総会: 2024年6月27日
- IRイベント: –
財務諸表の要点
- 貸借対照表(連結):
- 総資産: 11,183,398千円 (前期比 1,095,885千円減少)
- 負債合計: 6,972,364千円 (前期比 1,415,827千円減少)
- 純資産合計: 4,211,033千円 (前期比 320,222千円増加)
- 自己資本比率: 37.5% (前期 31.5%)
- 損益計算書(連結):
- 売上高: 11,448,017千円 (前期比 0.4%増加)
- 営業利益: 221,009千円 (前期 損失101,396千円から黒字転換)
- 経常利益: 262,554千円 (前期 損失79,408千円から黒字転換)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 214,110千円 (前期比 54.3%減少)
- キャッシュフロー計算書(連結):
- 営業活動によるCF: 695,624千円 (前期 31,210千円)
- 投資活動によるCF: 308,048千円 (前期 392,161千円)
- 財務活動によるCF: ▲1,214,963千円 (前期 ▲247,331千円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 917,852千円 (前期比 218,042千円減少)
収益性
- 売上高: 11,448,017千円 (前期比 0.4%増)
- 営業利益: 221,009千円 (前期は101,396千円の損失)
- 経常利益: 262,554千円 (前期は79,408千円の損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 214,110千円 (前期比 54.3%減)
- 1株当たり当期純利益: 15.11円 (前期 33.08円)
財務安全性
- 自己資本比率: 37.5% (前期 31.5%)
効率性
- 総資産回転率: –
- 売上高営業利益率:
- 当期: 1.9%
- 前期: -0.9%
セグメント別
- 国内販売: 売上高 10,042,976千円、セグメント損失 △107,489千円
- 製造: 売上高 1,101,097千円、セグメント利益 50,491千円
- 海外販売: 売上高 253,391千円、セグメント利益 △51,568千円 (損失)
財務の解説
新型コロナウイルス感染症の5類移行による個人消費やインバウンド需要の増加があったものの、物価上昇や円安ドル高の影響もあり、消費者の節約志向が強まるなど、依然として厳しい経営環境であった。
このような状況下、販売価格の見直しや在庫販売の促進、得意先の店頭状況の好調さなどにより、収益は回復基調となった。
「新中期3ヵ年経営計画」の基本方針の実行により、売上拡大と収益回復に取り組んだ結果、売上高は微増にとどまったものの、営業利益、経常利益は前期の赤字から黒字に転換した。
しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の特別利益計上等による反動もあり、大幅な減少となった。
財政状態については、棚卸資産の減少等により総資産、負債ともに減少したが、当期純利益の計上等により純資産は増加し、自己資本比率は改善した。
キャッシュフローについては、営業活動によるCFは大幅に増加したが、投資活動によるCFは減少し、財務活動によるCFは借入金の返済等により大幅な支出となった。
配当
- 配当実績:
- 2023年3月期: 中間配当 0円、期末配当 0円、年間配当 0円
- 2024年3月期: 中間配当 0円、期末配当 3円、年間配当 3円
- 配当予想: 2025年3月期 年間配当 3円 (予想)
- 特別配当: なし
セグメント別情報
- 国内販売:
- 売上高: 10,042,976千円
- セグメント利益: △107,489千円 (損失)
- 主な要因: 上述の経営環境の影響を受け、売上は微減、利益は損失となった。「CHOYA」ブランドの強化やSWANグリーンレーベル、ホワイトレーベル等のラインナップ拡充、オンラインショップの会員数増加など、BtoC強化による収益アップを図った。
- 製造:
- 売上高: 1,101,097千円
- セグメント利益: 50,491千円
- 主な要因: 中国協力工場向けの受注増加やカジュアル製品の売上増により、売上は増加した。
- 海外販売:
- 売上高: 253,391千円
- セグメント利益: △51,568千円 (損失)
- 主な要因: 売上は増加したものの、変動費の増加等により損失となった。
中長期計画との整合性
「新中期3ヵ年経営計画」の基本方針である「オリジナルブランドの構築」「BtoCの強化による収益アップ」「ドレス・カジュアル・レディース・ユニフォームの新商品開発と売上拡大」を引き続き実行している。
売上高150億円達成を目指し、顧客体験価値の向上や販売チャネルの強化、商品力強化に取り組んでいる。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: –
- 市場動向: 国内アパレル業界は、物価上昇による消費者の買い控え、コロナ禍による一時的な需要回復の停滞などにより、依然として厳しい経営環境。オムニチャネル化、デジタルマーケティング、サステナビリティへの意識の高まりなどが進んでいる。
- 競争優位性: 「CHOYA」ブランドの認知度、オーダーシャツ事業における高いシェア、BtoCチャネルの強化(オンラインショップ、量販店チャネル)などが強み。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期 通期予想:
- 売上高: 12,100百万円 (前期比 5.7%増)
- 営業利益: 275百万円 (前期比 24.4%増)
- 経常利益: 255百万円 (前期比 2.9%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 200百万円 (前期比 6.6%減)
- 2025年3月期 通期予想:
- リスク要因:
- 物価上昇、エネルギー資源高騰、円安ドル高による原材料費・製造原価・物流費・人件費の上昇
- 消費者の買い控えや節約志向の高まり
- アパレル業界における競争激化
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を適用。
- その他:
- 重要な後発事象: 2024年5月1日付で、株式会社フェールムラカミの株式を取得し、子会社化。これにより、製造部門の強化、BtoC事業とのシナジー効果、企業価値向上を目指す。
- 決算短信は監査法人の監査対象外。
- 業績予想は現時点での入手可能な情報と一定の仮定に基づくものであり、実際の業績と乖離する可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3598 |
企業名 | 山喜 |
URL | http://www.e-yamaki.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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