2025年3月期 決算説明会資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社シード
    • 主要事業分野: コンタクトレンズおよび関連用品の製造・販売
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年5月23日
  • 説明者:
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年3月期
  • セグメント:
    • コンタクトレンズ・ケア用品、その他(眼内レンズ・眼鏡事業)

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 33,231百万円 (前年同期比 +2.6%)
    • 売上総利益: 14,628百万円 (前年同期比 +3.1%)
    • 営業利益: 1,562百万円 (前年同期比 △23.8%)
    • 経常利益: 1,333百万円 (前年同期比 △35.3%)
    • 株主に帰属する当期純利益: 1,092百万円 (前年同期比 △44.4%)
  • セグメント別状況:
    • コンタクトレンズ・ケア用品: 売上高の大部分を占める。
    • その他: 売上高に占める割合は小さい。
    • カテゴリー別対前期増減比率(単体卸売ベース):
      • ワンデーピュア: 4.0%増
      • ワンデーファイン: 14.6%減
      • オルソケラトロジー: 21.4%増
      • 2ウィークピュア: 3.2%減
      • サークル・カラー: 1.9%増
      • 遠近両用: 1.9%増

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 売上高は2号棟別館の稼働により生産数が増加し、前年同期比で増加。
    • しかし、設備増設に比例した生産の回復に時間を要したことや、既存設備での機械トラブルにより「Pureシリーズ」の販売活動が抑制されたことから、増収効果を限定的なものとした。
    • 売上総利益は、生産数増加による原価率低下が寄与したが、円安の影響による輸入商品価格の上昇が圧迫要因となった。
    • 営業利益は、第1四半期における本社移転費用の発生や、人員増加・処遇改善に伴う人件費の上昇により、大幅な減少となった。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 2号棟別館の稼働による生産数増加
    • 減収要因: 「Pureシリーズ」の販売活動抑制
    • 増益要因(売上総利益): 生産数増加による原価率低下
    • 減益要因(売上総利益): 円安による輸入商品価格の上昇
    • 減益要因(営業利益): 本社移転費用、人件費増加
  • 競争環境:
    • 近視人口増加や高齢化を背景とした遠近両用タイプの需要拡大。
    • オルソケラトロジーレンズ市場は、コンタクトレンズ市場全体の成長を大幅に上回るスピードで成長。
  • リスク要因:
    • 円安の長期化
    • 資源・エネルギー価格の高騰
    • 人件費の上昇
    • 物流コストの上昇
    • サプライチェーン全体のコスト上昇

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 連結売上高500億円達成、世界のコンタクトレンズ市場でのプレゼンス発揮を目指す。
    • 生産基盤の確保(積極的な設備投資)。
    • 省人化生産の実現、競争力維持。
    • 品質向上、安心安全の追求。
    • コーポレートブランドの再構築による企業価値向上。
    • 環境経営の推進。
    • 人的資源の強化。
  • 進行中の施策:
    • 鴻巣研究所2号棟別館の竣工(2024年4月)、6月より順次稼働、10月より本格稼働。
    • シード新本社ビル竣工(2024年5月)。
    • 新パーパス策定、コーポレートロゴ一新(2024年10月)。
    • 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に関する開示(2024年11月)。
    • 鴻巣研究所4号棟着工(2025年1月、2026年1月竣工予定)。
    • マテリアリティの特定・公表(2025年1月)。
    • CLPL社がScotlens Holdings Limitedの株式100%を取得。
  • セグメント別施策:
    • 「シード1dayPureシリーズ」を中心に、乱視用や遠近両用コンタクトレンズ等のスペシャリティレンズの拡販に注力。
    • 乱視用・一部遠近両用コンタクトレンズの納期遅延解消への対応。
    • オルソケラトロジーレンズの国内市場シェア50%以上を目指す。
    • 「BLUE SEED PROJECT」によるブリスター回収・リサイクル。
    • 新分野への進出(内視鏡フード、リング状デバイス等)。
    • 次世代商品の開発(シリコーンハイドロゲルレンズ、スマートコンタクトレンズ等)。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期 見通し:
      • 売上高: 37,000百万円 (+11.3%)
      • 営業利益: 2,000百万円 (+28.0%)
      • 経常利益: 1,600百万円 (+20.0%)
      • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,100百万円 (+0.7%)
    • 中期経営計画(2024年4月~2027年3月)財務目標:
      • 2027年3月期 連結売上高410億円、連結売上高500億円達成のための足場固め。
      • 営業利益ベースでの増益継続。
      • EBITDA 77.4億円を目指す。
      • ROE 8.7%(2027年3月期)を目指す。
  • 中長期計画: 生産力改善に注力し、2027年3月期以降の収益改善を目指す。
  • マクロ経済の影響: 円安、資源・エネルギー価格、人件費、物流コストの上昇が継続する可能性。

配当と株主還元

  • 配当方針: 配当性向30~40%を目標とし、配当の継続を目指す。
  • 配当実績:
    • 2024/3期: 15.0円
    • 2025/3期: 15.0円
    • 2026/3期(予定): 15.0円

製品やサービス

  • 製品:
    • 「シード1dayPureシリーズ」(うるおいプラス、乱視用、マルチステージ、EDOF、View Support)。
    • 「シード Eye coffret」(1day UV M、View Support、TORIC、Multistage)。
    • 「ベルミー」。
    • 「ヒロインメイク 1day UV M」。
    • 「シードFineシリーズ」(UV plus、UV plus TORIC、Monthly Fine UV plus)。
    • 「シードAirGrade」(1day UV W-Moisture、2week W-Moisture)。
    • シリコーンハイドロゲルレンズ。
    • オルソケラトロジーレンズ(ブレスオーコレクト)。
    • ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ。
  • サービス:
    • コンタクトレンズケア用品(コレクトクリーン、フォレストリーフ、ピュアティモイスト、ジェルクリンW)。
  • 協業・提携:
    • 「SEED Projects Of Road To Sports」活動(埼玉西武ライオンズ、ヤクルトレビンズ戸田、FC今治)。
    • Scotlens Holdings Limitedへの出資。

重要な注記

  • リスク要因:
    • 納期遅延の影響(解消済み)。
    • 市場競争の激化。
    • 原材料価格の変動。
  • その他:
    • 「BLUE SEED PROJECT」~海に愛(Eye)を~(使い捨てコンタクトレンズのブリスター回収・リサイクルプロジェクト)。
    • 新パーパス・コーポレートロゴの策定。
    • 株主優待制度あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7743
企業名 シード
URL http://www.seed.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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