2025年3月期 決算説明資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 近鉄グループホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: 鉄道、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャーなど
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年5月15日
    • 参加対象: 個人投資家
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年3月期
  • セグメント:
    • 運輸: 鉄道、バス、タクシー、鉄道施設整備、その他運輸関連
    • 不動産: 不動産販売、不動産賃貸、不動産管理
    • 国際物流: 航空貨物輸送、海上貨物輸送、ロジスティクス
    • 流通: 百貨店、ストア・飲食
    • ホテル・レジャー: ホテル、旅行、映画、水族館、観光施設

業績サマリー

  • 主要指標 (2025/3期 通期実績):
    • 営業収益: 1,741,787百万円 (前年同期比 +6.9%)
    • 営業利益: 84,399百万円 (前年同期比 -3.5%)
    • 経常利益: 81,538百万円 (前年同期比 -3.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 46,716百万円 (前年同期比 -2.3%)
  • セグメント別状況:
    • 運輸: 営業収益 223,225百万円 (+5.3%)、営業利益 34,664百万円 (+7.3%)
    • 不動産: 営業収益 165,359百万円 (+5.0%)、営業利益 13,864百万円 (-8.3%)
    • 国際物流: 営業収益 796,941百万円 (+8.6%)、営業利益 12,967百万円 (-26.3%)
    • 流通: 営業収益 215,359百万円 (+1.6%)、営業利益 7,022百万円 (+21.6%)
    • ホテル・レジャー: 営業収益 344,905百万円 (+8.6%)、営業利益 13,984百万円 (+4.0%)
    • その他: 営業収益 45,126百万円 (+0.1%)、営業利益 2,343百万円 (-35.0%)
    • 調整: 営業収益 49,130百万円、営業利益 446百万円

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • アフターコロナの旅客需要、消費需要の回復や、円安進行に伴うインバウンド需要の増加等により、運輸業、流通業、ホテル・レジャー業で増収。
    • 国際物流業では取扱物量の増加等もあり、連結全体で増収。
    • 不動産業でマンション売上原価や諸費用が増加。
    • 国際物流業で運賃原価の高騰により利益率が低下。
    • 連結全体では増収減益。
  • 増減要因:
    • 増収要因:
      • 運輸: インバウンド需要、名阪特急・伊勢志摩方面への観光需要、定期運賃改定効果
      • 不動産: マンション販売価格の上昇、買取再販事業の拡大、オフィス・賃貸物件の稼働率向上
      • 国際物流: 取扱物量の増加、販売価格の上昇
      • 流通: 特選ブランド強化、フランチャイズ事業拡充、免税売上・外商売上の好調、駅ナカ利用客増加
      • ホテル・レジャー: インバウンド需要、宿泊利用増加、海外旅行・国内旅行需要回復、コラボイベント、志摩スペイン村入場者数増加
    • 減収・減益要因:
      • 不動産: マンション売上原価・費用の増加
      • 国際物流: 運賃原価高騰による利益率低下、米国における相互関税等の政策動向による輸送需要の不透明感
      • 流通: スーパーマーケット売上総利益減少、人件費等の販管費増加
      • ホテル・レジャー: 旅行業以外の業務受託の減少
  • リスク要因:
    • 国際物流: 米国における相互関税をはじめとする政策動向、輸送需要の見通し不透明
    • 金利・物価上昇リスク
    • 米国における関税措置等による国内経済活動・個人消費への影響
    • 人手不足、人件費増加

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 大阪・関西万博の開催やインバウンドの拡大を見据えたBtoC事業領域の需要伸長への対応。
  • セグメント別施策:
    • 運輸: ダイヤ変更による名阪特急増発、一般車両代替新造
    • 不動産: マンション分譲戸数増加、オフィスビル等の稼働率向上
    • 流通: あべのハルカス近鉄本店売場改装、外商営業強化、ストア・飲食部門での人流増加
    • ホテル・レジャー: 客室改装、商品拡充、訪日旅行取扱い拡大、旅行商品販売強化

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2026/3期 通期予想):
    • 営業収益: 1,880,000百万円 (+7.9%)
    • 営業利益: 88,000百万円 (+4.3%)
    • 経常利益: 78,000百万円 (-4.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 48,000百万円 (+2.7%)
  • 中長期計画:
    • 2025年度はBtoC事業領域の需要伸長を想定。
    • 国際物流では、取扱物量の増加を想定。
  • マクロ経済の影響:
    • 人手不足による人件費増加 (4%程度) を想定。
    • 為替レートは1USドル=約143円程度と想定 (国際物流)。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 株主資本配当率(DOE) 2.0%を下限とした累進配当を導入。
    • 安定配当と単年度利益変動に捉われず、中長期的成長に応じた株主還元を目指す。
  • 配当実績:
    • 2025/3期: 1株当たり配当金 — 円、DOE 2.4%、連結配当性向 20.4%
    • 2026/3期予想: 1株当たり配当金 60円、DOE 2.6%、連結配当性向 23.8%

製品やサービス

  • サービス:
    • 運輸: 鉄軌道、バス、タクシー、鉄道施設整備
    • 不動産: マンション販売、不動産賃貸・管理
    • 国際物流: 航空貨物輸送、海上貨物輸送、ロジスティクス
    • 流通: 百貨店、ストア・飲食
    • ホテル・レジャー: ホテル、旅行、水族館、観光施設

重要な注記

  • 会計方針: 2025/3期より「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を適用 (遡及適用あり)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9041
企業名 近鉄グループホールディングス
URL http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。