2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: ニチモウ株式会社
- 主要事業分野: 食品、海洋、機械、資材、バイオティックス、物流
- 代表者名: 代表取締役社長 青木 信也
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月9日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日 (2025年3月期)
- セグメント:
- 食品事業: すり身、鮮魚、冷凍魚、魚卵、切身加工品、魚卵加工品、くん製加工品の製造・加工・販売
- 海洋事業: 底引漁具、旋網漁具、養殖用資材、船体、船用機器、船用品の製造・加工・販売
- 機械事業: 食品加工機械の製造・加工・販売
- 資材事業: 塩化ビニールシート、ダンボール、紙器、農畜資材の販売
- バイオティックス事業: 発酵大豆製品、健康食品の製造・加工・販売
- 物流事業: 物流配送
- 発行済株式: (決算短信に記載なし、別途開示情報等をご確認ください。)
- 今後の予定:
- 定時株主総会: 2025年6月27日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月27日
- 決算補足説明資料: 有
- 決算説明会: 有 (機関投資家・アナリスト向け)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は83,098百万円(前期比2,060百万円増)、純資産は30,229百万円(前期比1,880百万円増)。自己資本比率は36.4%(前期比1.5ポイント増)。
- 損益計算書: 売上高は133,900百万円(前期比4.8%増)、営業利益は3,002百万円(前期比48.6%増)、経常利益は3,601百万円(前期比40.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,666百万円(前期比13.5%増)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるCFは-1,345百万円(前期は6,629百万円)。
- 投資活動によるCFは-1,980百万円(前期は1,276百万円)。
- 財務活動によるCFは1,186百万円(前期は-7,282百万円)。
- 期末現金及び現金同等物は5,514百万円(前期比28.0%減)。
- 収益性:
- 売上高: 133,900百万円 (前期比 4.8%増)
- 営業利益: 3,002百万円 (前期比 48.6%増)
- 経常利益: 3,601百万円 (前期比 40.6%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,666百万円 (前期比 13.5%増)
- 1株当たり当期純利益: 320.06円 (前期比 12.9%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 36.4% (前期比 1.5ポイント増)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 2.2% (前期は1.6%)
- 経常利益率: 2.7% (前期は2.8%)
- セグメント別:
- 食品事業: 売上高 84,102百万円、セグメント利益 1,953百万円
- 海洋事業: 売上高 22,377百万円、セグメント利益 755百万円
- 機械事業: 売上高 15,618百万円、セグメント利益 1,456百万円
- 資材事業: 売上高 9,043百万円、セグメント利益 382百万円
- バイオティックス事業: 売上高 293百万円、セグメント利益 17百万円
- 物流事業: 売上高 2,352百万円、セグメント利益 108百万円
- 財務の解説:
- 売上高は、インバウンド需要の拡大や外食産業の回復、北方凍魚の中国向け販売拡大などが寄与し増加した。
- 営業利益は、コスト管理や採算改善に努めた結果、大幅に増加した。
- キャッシュフローについては、営業活動によるCFがマイナスとなった主な要因として、棚卸資産の増加、仕入債務の減少、税金等調整前当期純利益の減少などが挙げられる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 期末配当 45.00円、年間配当 90.00円
- 2025年3月期: 期末配当 52.00円、年間配当 97.00円
- 2026年3月期(予想): 年間配当 100.00円
- 特別配当の有無: 記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 食品事業: 売上・利益ともに増加。特に鮮凍水産物部門(ホタテ、北方凍魚)の販売が堅調。
- 海洋事業: 売上・利益ともに増加。養殖部門の資材販売が堅調。
- 機械事業: 売上・利益ともに増加。国内での設備投資意欲の高まりが寄与。
- 資材事業: 売上・利益ともに増加。原材料価格高騰に対し採算重視の営業活動。
- バイオティックス事業: 売上・利益ともに減少。通販・薬局向けOEM商品の販売が苦戦。
- 物流事業: 売上は微減、利益は増加。事業の選択と集中を推進。
- セグメント戦略: 各事業において、顧客ニーズへの対応や採算管理、設備投資需要への対応などを進めている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 3ヵ年経営計画「第137期中期経営計画(Toward the next stage)」の最終年度。計画のベースとなった「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」体制での営業展開を進め、業績は計画を上回る結果となった。
- 次期計画: 3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」を策定。水産業界のパラダイムシフトに対応し、コアビジネスへの注力、事業ポートフォリオの再構築、新しい事業分野(養殖、環境・資源保護、食品機械)の構築を目指す。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: (決算短信に直接的な記載なし。別途、特定業界の動向や競合他社の決算情報等をご確認ください。)
- 市場動向:
- 個人消費は緩やかな回復が期待される一方、地政学的リスクや物価上昇による不透明感も継続。
- 水産業界では、インバウンド需要の拡大や、海水温上昇、国内近海での不漁といった厳しい事業環境が併存。
- 機械事業では、外食産業での設備投資意欲の高まりが見られる。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 135,000百万円 (前期比 0.8%増)
- 営業利益: 3,300百万円 (前期比 9.9%増)
- 経常利益: 3,500百万円 (前期比 △2.8%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,500百万円 (前期比 △6.3%減)
- 1株当たり当期純利益: 300.03円
- リスク要因:
- 地政学的リスク、米国の政策動向、為替変動
- 原材料価格・エネルギー価格の高騰
- 海水温の上昇や国内近海での不漁
- 個人消費の動向
重要な注記
- 会計方針:
- 2022年改正会計基準等を適用。会計方針の変更による連結財務諸表への影響なし。
- 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益の取扱いの見直しに関連する改正を適用。
- その他:
- 役員向け株式報酬制度を導入しており、期末自己株式には当該信託口が保有する当社株式が含まれる。
- 2024年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。決算短信上の数値は、この株式分割を遡及適用して算定されている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8091 |
企業名 | ニチモウ |
URL | http://www.nichimo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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