2025年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
企業概要:
- 企業名: 日本精機株式会社
- 主要事業分野: 自動車部品(車載部品、自動車販売)、民生部品、樹脂コンパウンド、その他事業
- 代表者名: 代表取締役社長 佐藤 浩一
- その他: 有証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会開催。
報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 上場取引所: 東京
セグメント:
- 車載部品事業: 四輪車用計器、二輪車用計器等
- 民生部品事業: 空調・住設機器コントローラー等
- 樹脂コンパウンド事業: 樹脂材料販売
- 自動車販売事業: 新車販売等
- その他事業: コンピューターサービス等、液晶表示素子・モジュールの製造販売、貨物運送、ソフトウェア開発販売、受託計算等
発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 58,471,299株(2025年3月期)、60,907,599株(2024年3月期)
- 期末自己株式数: 1,109,986株(2025年3月期)、1,305,026株(2024年3月期)
- 期中平均株式数: 58,378,321株(2025年3月期)、60,203,869株(2024年3月期)
- 親会社の所有者に帰属する持分: 216,694百万円(2025年3月期)、221,537百万円(2024年3月期)
- 1株当たり親会社所有者帰属持分: 3,777.72円(2025年3月期)、3,716.91円(2024年3月期)
今後の予定:
- 株主総会: 2025年6月27日(定時株主総会開催予定日)
- IRイベント: 2025年5月30日に証券アナリスト及び機関投資家向け決算説明会を開催予定。
財務指標
財務諸表:
- 貸借対照表:
- 資産合計は332,095百万円(前期比6,536百万円減)。
- 負債合計は111,864百万円(前期比2,287百万円増)。
- 資本合計は220,230百万円(前期比8,824百万円減)。
- 自己株式は▲1,445百万円(前期比505百万円減)。
- 損益計算書:
- 売上収益は316,397百万円(前期比1.3%増)。
- 営業利益は9,584百万円(前期比13.0%増)。
- 税引前利益は9,344百万円(前期比32.9%減)。
- 当期利益は6,271百万円(前期比11.5%増)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは15,271百万円(前期比9,368百万円減)。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは▲8,309百万円(前期比46,243百万円増)。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは▲4,754百万円(前期比54,823百万円減)。
- 現金及び現金同等物期末残高は35,305百万円(前期比2,048百万円増)。
収益性:
- 売上収益: 316,397百万円(前期比1.3%増)
- 営業利益: 9,584百万円(前期比13.0%増)
- 経常利益: — (損益計算書上は税引前利益として記載。9,344百万円)
- 純利益: 6,271百万円(前期比11.5%増)
- 1株当たり利益(EPS):
- 基本的1株当たり当期利益: 104.88円(前期比19.1%増)
- 希薄化後1株当たり当期利益: 104.74円(前期比19.2%増)
財務安全性:
- 自己資本比率: 65.3%(2025年3月期)、65.4%(2024年3月期)
効率性:
- 売上高営業利益率: 3.0%(2025年3月期)、2.7%(2024年3月期)
セグメント別:
- 車載部品事業: 売上収益258,118百万円、営業利益6,867百万円(売上比2.7%)
- 民生部品事業: 売上収益13,572百万円、営業損失344百万円(前期は営業利益591百万円)
- 樹脂コンパウンド事業: 売上収益9,168百万円、営業利益699百万円(売上比7.6%)
- 自動車販売事業: 売上収益26,276百万円、営業利益1,461百万円(売上比5.6%)
- その他事業: 売上収益9,260百万円、営業利益1,114百万円(売上比12.0%)
財務の解説:
- 売上収益は、中国における日本車の販売停滞の影響があったものの、アセアン・インドにおける二輪車向け計器の販売増加や欧州でのヘッドアップディスプレイ新機種立ち上げ、円安効果により増収となった。
- 営業利益は、原材料費高騰分を販売価格に反映する交渉や原価低減活動により増益となった。
- 親会社の所有者に帰属する当期利益も、営業利益の増加に伴い増加した。
- 財政状態としては、資産合計は減少したが、負債合計が増加しており、資本合計は減少している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間50円(中間25円、期末25円)
- 2025年3月期(予定): 年間45円(中間20円、期末25円)
- 2026年3月期(予想): 年間80円(中間40円、期末40円)
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- 車載部品事業: 売上収益258,118百万円、営業利益6,867百万円。四輪車用計器、二輪車用計器等が堅調。
- 民生部品事業: 売上収益13,572百万円、営業損失344百万円。空調・住設機器コントローラー等の減少により減収減益(営業損失転換)。
- 樹脂コンパウンド事業: 売上収益9,168百万円、営業利益699百万円。樹脂材料販売の増加により増収増益。
- 自動車販売事業: 売上収益26,276百万円、営業利益1,461百万円。新車販売等が増加し、大幅な増益。
- その他事業: 売上収益9,260百万円、営業利益1,114百万円。コンピューターサービス等の増加により増収増益。
- セグメント利益の調整額: △212百万円(セグメント間取引消去等)
- セグメント利益(営業利益): 9,584百万円
- セグメント戦略: 各セグメントの具体的な戦略は詳細な記載なし。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2025年3月期から2027年3月期の3ヵ年で、最終年度には売上高3,300億円、営業利益165億円(5%)への回復を目指す。
- 進捗状況: 2025年3月期は増収増益を達成したが、中期経営計画の目標達成に向け、さらなる業績回復と資本収益性向上が必要。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 詳細な比較はなし。
- 市場動向:
- 米国経済はインフレ高止まり懸念ありつつも底堅く推移。
- 欧州経済は製造業を中心に停滞、景気回復ペース鈍化。
- 中国経済は本格的な回復には至らず。
- 世界的なインフレ、経済緊張、関税引き上げによる景気減速リスク、為替変動など、先行きの不透明感が強い。
- 自動車業界では、ヘッドアップディスプレイ新機種の立ち上げがある。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上収益: 3,200億円
- 営業利益: 113億円
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 80億円
- 前提条件: 為替レート(通期平均)1米ドル=140円。
- リスク要因:
- 米国における関税政策による貿易摩擦の激化。
- 世界各国での貿易・生産・投資活動の落ち込み。
- 個人消費の下振れリスク。
- 物価上昇による個人消費への影響。
- 為替相場等に不透明な面がある。
重要な注記
- 会計方針: 国際会計基準(IFRS)を適用。
- 自己株式処分差損の表示変更: 自己株式処分差損相当の資本剰余金を利益剰余金へ振り替えて表示する方法に変更。
- 偶発負債: インド子会社(NSIP)のGST適用税率に関する見解の相違により、インド高等裁判所に異議申立を実施。訴訟関連費用の一部をその他費用として計上。
- 決算短信は監査対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7287 |
企業名 | 日本精機 |
URL | http://www.nippon-seiki.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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