2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: ファナック株式会社
- 主要事業分野: FA (Factory Automation)、ロボット、ロボマシン、サービス
- 代表者名: 代表取締役社長 山口 賢治
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月23日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
- セグメント:
- FA部門(CNCシステム等)
- ロボット部門(産業用ロボット等)
- ロボマシン部門(ロボドリル、ロボショット、ロボカット等)
- サービス部門
- ※当社グループは、FA、ロボット、ロボマシン、サービスが一体となったトータルソリューション提供、およびグループ一体となった世界のお客様への対応を強みとしており、事業セグメントは単一であるため、セグメント情報の記載を省略しています。(P15参照)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 995,418,885株 (2025年3月期)
- 自己株式数(期末): 62,154,566株 (2025年3月期)
- 期中平均株式数: 938,025,253株 (2025年3月期)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 損益計算書:
- 売上高: 797,129百万円 (前期比0.2%増)
- 営業利益: 158,846百万円 (前期比11.9%増)
- 経常利益: 196,738百万円 (前期比8.2%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 147,557百万円 (前期比10.8%増)
- 1株当たり当期純利益: 157.31円
- 貸借対照表:
- 総資産: 1,937,031百万円 (前期比10,994百万円増)
- 純資産: 1,739,890百万円 (前期比20,690百万円増)
- 自己資本比率: 89.0% (前期比0.4ポイント増)
- キャッシュ・フロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 255,273百万円 (前期比83,509百万円増)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △134,084百万円 (前期比120,517百万円増) ※資金使途の増加
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △136,618百万円 (前期比14,104百万円増) ※自己株式取得による支出の増加
- 現金及び現金同等物期末残高: 502,091百万円 (前期比24,790百万円減)
- 損益計算書:
- 収益性:
- 売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに増加。
- 1株当たり当期純利益: 157.31円 (前期 140.23円)
- 収益性指標(前期比較):
- 売上高営業利益率: 19.9% (前期 17.8%)
- 売上高経常利益率: 10.2% (前期 9.6%)
- 自己資本当期純利益率: 8.6% (前期 8.0%)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 89.0%(前期 88.6%)と高い水準を維持。
- 効率性:
- 売上高営業利益率、売上高経常利益率ともに前期から改善。
- セグメント別: 記載なし(単一事業のため)
- 財務の解説:
- 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、棚卸資産の減少等により前期比で増加。「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、定期預金の預入等により資金使用額が増加。「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、自己株式の取得等により減少し、期末の現金及び現金同等物は減少。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(当期)年間配当(予想): 94円39銭(配当性向60.0%)
- 2024年3月期(前期)年間配当: 84円14銭(配当性向60.0%)
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- FA部門: 売上高 194,824百万円 (前期比8.0%増)。中国での需要が堅調。
- ロボット部門: 売上高 329,566百万円 (前期比13.5%減)。EV関連、欧米自動車関連の低迷が影響。
- ロボマシン部門: 売上高 137,588百万円 (前期比33.1%増)。中国市場の堅調さなどが寄与。
- サービス部門: 売上高 135,151百万円 (前期比3.5%増)。
- セグメント戦略: 各事業において、お客様の工場自動化・効率化への貢献を目指している。(P4, P6参照)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する具体的な記載はないが、「工場の自動化への要求は中長期的に拡大する」との認識のもと、基本施策を推進し、中長期的成長を目指している。(P6参照)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 記載なし。
- 市場動向:
- 「景気が緩やかに回復して設備投資にも持ち直しの動きがみられる一方、欧米におけるインフレや高金利等の影響、中国経済の先行き懸念など、不透明な状況が続いた」。(P4参照)
- 「工場の自動化への要求は中長期的に拡大することが見込まれる」。(P6参照)
- 「地政学的リスクの高まりや、景気減速の懸念等もあり、不透明な状況が続く」。(P5, P6参照)
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期の連結業績予想は、現時点で合理的な算定が困難なため記載なし。
- リスク要因:
- 米国における関税の影響、それに伴う世界経済への影響、為替動向、地政学的リスク等。(P5参照)
重要な注記
- 会計方針: 変更なし。(P13参照)
- 表示方法の変更:
- 「営業外費用」の「固定資産除売却損」および「正味貨幣持高に係る損失」を「雑支出」に含めて表示。
- 「営業外費用」の「寄付金」を独立掲記。
- これに伴い、前期の財務諸表の表示を組替えている。(P15参照)
- 重要な後発事象:
- 自己株式の消却: 13,035,392株(2025年5月30日予定)
- 自己株式の取得: 1,250万株(上限)、500億円(上限)で東京証券取引所にて取得(2025年5月1日~2026年4月30日)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6954 |
企業名 | ファナック |
URL | https://www.fanuc.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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