決算短信：錢高組（1811）

2025年3月期　第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社 錢高組
  • 主要事業分野: 建設事業、不動産事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 銭高 久善
  • 上場取引所: 東証
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年8月9日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2024年6月30日 (2025年3月期 第1四半期)
• セグメント:
  • 建設事業: 主に土木・建築工事。
  • 不動産事業: 不動産の開発・賃貸・仲介等。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数 (2025年3月期第1四半期): 7,353,140株
  • 自己株式数 (2025年3月期第1四半期): 191,325株
  • 時価総額: (記載なし)
• 今後の予定:
  • 決算発表: (記載なし)
  • 株主総会: (記載なし)
  • IRイベント: (記載なし)
  • 配当予想の再公表: 2025年3月期の期末配当については、業績等を勘案した上で、開示が可能となった時点で速やかに公表する予定。

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 200,211百万円 (前期末比 3,400百万円減)
    • 負債合計: 107,229百万円 (前期末比 3,452百万円減)
    • 純資産合計: 92,981百万円 (前期末比52百万円増)
    • 自己資本比率: 46.4% (前期比 0.8ポイント増)
  • 損益計算書:
    • 売上高: 26,365百万円 (前年同四半期比 4.0%減)
    • 営業利益: 53百万円 (前年同四半期比 97.4%減)
    • 経常利益: 899百万円 (前年同四半期比 68.7%減)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 558百万円 (前年同四半期比 77.8%減)
  • キャッシュフロー計算書: (記載なし)
• 収益性:
  • 売上高: 26,365百万円 (前期比 -4.0%)
  • 営業利益: 53百万円 (前期比 -97.4%)
  • 経常利益: 899百万円 (前期比 -68.7%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 558百万円 (前期比 -77.8%)
  • 1株当たり四半期純利益: 77.97円 (前期 351.32円)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 46.4% (前期 45.6%)
  • 負債比率: (計算のためには総負債が必要だが、ここでは記載せず)
  • 流動比率: (記載なし)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: (前期: 7.6% (2,093/27,467), 当期: 0.2% (53/26,365))
  • 総資産回転率: (記載なし)
• セグメント別:
  • 建設事業 利益: 376百万円
  • 不動産事業 利益: 381百万円
  • 調整額 (本社費等): △323百万円
  • セグメント利益合計 (営業利益): 53百万円 (四半期連結損益計算書計上額と一致)
• 財務の解説:
  • 世界経済の減速、地政学的リスク、物価上昇、金融政策の動向による景気下振れリスク、建設市場における資材価格高騰、時間外労働上限規制への対応などが経営環境の厳しさを示唆している。
  • 売上高は前期比微減。利益面では、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに大幅な減少となった。これは、主たる要因として、売上原価の増加（完成工事原価が前期比増加）が挙げられる。
  • 資産については、流動資産が減少したが、固定資産が増加した結果、総資産は減少した。負債は流動負債、固定負債ともに減少し、負債合計も減少した。純資産は微増となった。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期: 期末配当 100.00円
  • 2025年3月期 (予想): (上半期、期末ともに未定)
• 特別配当の有無:
  • 2024年3月期期末配当は、普通配当50円、特別配当50円の合算であった。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 売上高:
    • 建設事業: 25,755百万円 (前年同四半期比 △4.0%)
    • 不動産事業: 610百万円 (前年同四半期比 △89.7%)
    • 合計: 26,365百万円
  • 利益貢献度:
    • 建設事業: 376百万円
    • 不動産事業: 381百万円
    • 合計(営業利益): 53百万円
• セグメント戦略: (開示情報からは特定できず)

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: (記載なし)

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: (記載なし)
• 市場動向: 建設市場は、公共投資は横ばい、民間設備投資は緩やかな増加傾向だが、資材価格高騰や人手不足による人件費高騰が厳しい経営環境となっている。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 通期業績予想に変更はない。
    • 売上高: 121,400百万円
    • 営業利益: 1,100百万円
    • 経常利益: 2,300百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,900百万円
    • 1株当たり当期純利益: 265.29円
  • 現状の第1四半期の実績は、売上高は予想通りだが、利益面では大幅な未達となっている。
• リスク要因:
  • 世界経済の減速、地政学的リスク、物価上昇、金融政策の動向。
  • 資材価格や人件費の高騰。
  • 時間外労働の上限規制適用（2024年問題）への対応。
  • 為替変動、原材料価格の変動、規制環境の変更、感染症の再拡大など。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用。会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はない。
• その他:
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
  • 期中レビュー報告書が添付されている。監査人は、重要な虚偽表示がないと判断している。
  • 個別受注実績は、建設事業において官公庁からの受注が大幅に減少している。

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