2025年7月期第3四半期決算説明会資料

企業概要

  • 企業名: ラクスル株式会社 (RAKSUL)
  • 主要事業分野: 中小企業向けプラットフォーム「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」

説明会情報

  • 開催日時: 2025年6月12日
  • 報告期間: 2025年7月期 第3四半期

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 前年同期比 +17.9%
    • 売上総利益: 前年同期比 +20.1%
    • EBITDA(non-GAAP): 16.5億円
    • 営業利益(non-GAAP): 14.5億円
    • 当期純利益(non-GAAP): 8.9億円
    • EPS(non-GAAP): 15.4円
  • 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対して良好に進捗
    • 売上高進捗率: 74.4% (615億円)
    • 売上総利益進捗率: 75.0% (213億円)
    • EBITDA進捗率: 76.2% (60億円)
  • セグメント別状況:
    • 調達PF事業:
    • 売上高: 前年同期比 +19.7%
    • 売上総利益: 前年同期比 +23.4%
    • ID統合によるクロスセル施策拡大。大企業向けECは前年比2倍ペースで成長。
    • マーケティングPF事業:
    • 売上高: 前年同期比 ▲4.1%
    • 売上総利益: 前年同期比 ▲1.8%
    • 売上ボラティリティはあるが、売上総利益率の向上や費用構造の改善により利益水準が上昇。チラシからAIで自動生成する営業活動を開始。
  • 通期業績予想の修正:
    • 売上高・売上総利益はレンジを縮小。
    • EBITDA以下の指標は上限及び上限近くを見込む。
    • 売上高: 615億円~625億円 → 61,500~62,500百万円
    • EBITDA: 60億円 → 6,000百万円
    • 営業利益(J-GAAP): 37億円 → 3,700百万円

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 過去最高の売上高とEBITDAを達成。EBITDAはAnnualizedベースで66億円。
    • 米国新政権の誕生、貿易政策、世界金利環境、紛争など外部要因は変化しているが、影響を受けにくい安定した成長。
    • 当社事業は国内の中小企業・中堅大企業を顧客とし、最終需要も国内需要。
    • 顧客にとって魅力ある価格を提供するコスト競争力の高い事業が多く、プラットフォーム拡大と共に売上総利益率も拡大。
  • 増減要因:
    • 増加要因:
    • 若年層の顧客基盤拡大、RAKSUL ID購入者数の増加 (ダンボールワンとのID統合効果)。
    • ECにおけるクロスセル促進、エコシステムとしての成長。
    • 大企業向けにはラクスルエンタープライズを中心に成長投資。
    • 連続的なM&Aによるグループ全体の競争力強化。
    • AI Native化への投資による効率化。
    • Quality Growth(利益・CFを伴う成長)の継続。
    • 減少要因:
  • 競争環境:
    • 中小企業における高い認知度と統合的なGo-to-Marketの機会。
    • 顧客のニーズに応じたサービス展開。
  • リスク要因:

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」の構築。
    • Quality Growth(利益/CFを伴う事業拡大)の継続。2027年7月期に売上総利益300億円、EBITDA100億円を目指す。
    • 連続的なM&A戦略の継続・拡大。
    • AI Native化への投資と効率化。
  • 進行中の施策:
    • ラクスルIDへの統合、決済基盤の統合、ブランド統合を推進。
    • M&Aを通じたプラットフォームの成長サイクル加速・強化(商品・機能拡充、サプライ機能拡充/最適化)。
    • 2025年7月期より、丸玉工業、丸玉ウェル、メーリングジャパンの3社を子会社化。
    • 過去2年でグループ入りした企業のPMI(Post Merger Integration)を順調に推進。
    • 調達PF事業において、購入ユーザー数8.8%増、RAKSUL ID購入者数38%増。
    • ラクスルエンタープライズによる大企業向け成長は継続。
    • マーケティングPF事業では、SaaS事業、広告代理店事業ともに成長。
  • セグメント別施策:
    • 調達PF事業:
    • ダンボールワンとラクスルのID統合完了、クロスセル施策拡大。
    • 大企業向けDM便(ラクスルDM便)を開始。
    • マーケティングPF事業:
    • AIを活用したチラシからのホームページ自動生成サービスを開始。
    • ペライチの「ラクスルホームページ」へのサービス統合。
    • その他: IPO後、未償却のれんの減損テストをより厳格に行う。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 2025年7月期 通期業績予想:
    • 売上高: 61,500~62,500百万円
    • 売上総利益: 21,300~21,800百万円
    • EBITDA: 6,000百万円
    • 営業利益(non-GAAP): 5,200百万円
    • 当期純利益(non-GAAP): 4,200百万円
    • EPS(non-GAAP): 72.2円
    • 一株当たり配当: 3.0円
  • 中長期計画:
    • 2027年7月期にEBITDA100億円達成を目指す。
    • 今後5年間で事業で創出するキャッシュの10%(25億円を下限)を株主還元に充当。
  • マクロ経済の影響:
    • 米国における新政権の誕生、貿易政策、世界の金利環境、紛争などの外部要因は変化に注意。
    • 当社事業は国内需要に依存しているため、外部環境の変化には比較的影響を受けにくい。

配当と株主還元

  • 配当方針: 継続的なキャッシュフローが創出できる体制になったことから、今後5年間で事業で創出するキャッシュの10%、25億円を下限とし、自己株取得を中心に株主へ還元していく。
  • 配当実績:
    • 2025年7月期 一株当たり配当: 3.0円 (前年比 +76.5%)

製品やサービス

  • 製品:
    • 印刷EC: カスタマイズEC(印刷、ノベルティ、BtoBアパレル)、ノンカスタマイズ(店舗用品、包装資材、ハンコ)など。
    • その他: 段ボール・梱包材、トートバッグ、印鑑・スタンプ、動画・映像制作、ウェブマーケティング、ダイレクトメールなど。
  • サービス:
    • マーケティングPF: SaaS、ホームページビルダー、広告代理店事業。
    • 調達PF: 顧客がオフィス・店舗で利用するモノ(ビジネスサプライ・周辺領域)、梱包材(段ボール・紙袋)など。
    • ファイナンス: 中小企業向け金融サービス。
    • ラクスルID: 顧客基盤は継続的に拡大しており、累計登録ユーザー数は3,156,488名。
  • 協業・提携:
    • アドビ社との生成AI搭載「Adobe Express」機能連携。
    • セイノーグループとの共同でラクスルDM便を開始。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2021年7月期以前の業績は新収益認識基準で算出。
    • 従来GAAPの調整項目は株式報酬費用のみだったが、2024年7月期2Qよりのれん償却費を追加。
  • リスク要因:
    • M&Aバリュエーションが高い場合は減損リスクがある。
  • その他:
    • IR問い合わせ先: IRグループ (Email: ir@raksul.com)
    • IR情報: https://corp.raksul.com/ir/

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4384
企業名 ラクスル
URL http://corp.raksul.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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