2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ヨコオ
- 主要事業分野: 電子部品・電子機器、車載用アンテナ、半導体検査用治具、医療機器用部品など
- 代表者名: 徳間 孝之
- 上場取引所: 東京証券取引所
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月6日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント:
- VCCS(車載用アンテナ): 自動車市場の動向に影響される。
- CTC(半導体検査用ソケット及びプローブカード): スマートフォン市場は前年同水準、PC市場は更新需要で増加傾向。
- FC・MD(電子機器用微細コネクタ, 医療機器用部品/ユニット): 携帯通信端末市場はウェアラブル端末の登場で成長期待、POS端末市場は堅調。
- インキュベーションセンター(MaaS/IoT向けアンテナ及びソリューション): MaaS/IoT市場は成長期待。
- その他: 人材派遣事業等。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む): 23,849,878株(2026年3月期第1四半期)
- 期末自己株式数: 539,193株(2026年3月期第1四半期)
- 期中平均株式数(四半期累計): 23,310,685株(2026年3月期第1四半期)
- 今後の予定:
- その他: 連結範囲の重要な変更(新規1社、Yokowo Philippines Inc.)、会計方針の変更等はない。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 総資産: 77,574百万円(前期末比1,295百万円増加)。現金及び預金、売上債権の増加が主な要因。
- 純資産: 51,419百万円(前期末比611百万円減少)。為替換算調整勘定の減少、配当金の支払などが影響。
- 自己資本比率: 68.1%(前期末比1.9ポイント増加)。
- 損益計算書:
- 売上高: 21,004百万円(前年同期比+0.6%)。VCCS、FC・MDセグメントは減収、CTC、インキュベーションセンターセグメントは増収。
- 営業利益: 734百万円(前年同期比△30.5%)。VCCSセグメントの事業構造改善費用計上、CTCセグメントの減益、FC・MDセグメントの事業ミックス悪化による減益。
- 経常利益: 311百万円(前年同期比△84.6%)。営業減益に加え、円高による為替差損452百万円を計上。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 320百万円(前年同期比△81.5%)。株式会社光波のネットワークソリューション事業承継に伴う負ののれん発生益310百万円を計上したものの、税金負担率の大幅上昇が影響。
- キャッシュフロー計算書: — (記載なし)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 21,004百万円(前年同期比+0.6%)
- 営業利益: 734百万円(前年同期比△30.5%)
- 経常利益: 311百万円(前年同期比△84.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 320百万円(前年同期比△81.5%)
- 1株当たり四半期純利益: 13.73円(2026年3月期第1四半期)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 68.1% (2026年3月期第1四半期)
- 効率性:
- セグメント別:
- VCCS: 売上高13,615百万円(△5.7%)、利益615百万円(△5.9%)
- CTC: 売上高4,372百万円(+21.2%)、利益219百万円(△42.0%)
- FC・MD: 売上高2,667百万円(△3.0%)、利益88百万円(△61.0%)
- インキュベーションセンター: 売上高347百万円(+299.2%)、損失200百万円(前年同期は205百万円の損失)
- 財務の解説:
- 第1四半期は、VCCS及びFC・MDセグメントの減収、CTC及びインキュベーションセンターセグメントの増収により、売上高は前年同期比で微増となりました。
- 営業利益以下は、事業構造改善費用、円高による為替差損、光波のネットワークソリューション事業承継に伴う負ののれん発生益の計上と税負担増加などが影響し、大幅な減益となりました。
- 為替レートは、想定為替レートを1米ドル=140円(期末)としていますが、実際の為替レートが円高に推移したことが影響を与えています。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 年間配48.00円(第1四半期末24.00円、期末24.00円)
- 2026年3月期(予想): 年間配48.00円(第1四半期末24.00円、期末24.00円)
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 売上高(参考):
- VCCS: 13,615百万円(△5.7%)
- CTC: 4,372百万円(+21.2%)
- FC MD: 2,667百万円(△3.0%)
- インキュベーションセンター: 347百万円(+299.2%)
- 合計: 21,004百万円(+0.6%)
- セグメント利益(参考):
- VCCS: 653百万円
- CTC: 378百万円
- FC MD: 225百万円
- インキュベーションセンター: △205百万円(損失)
- 合計(営業利益): 1,056百万円
- 売上高(参考):
- セグメント戦略:
- CTCセグメントでは、PC向けロジック半導体検査用ソケットの受注は低水準ながら、エッジAI関連の検査用ソケット受注増が寄与。
- FC・MDセグメントでは、米国の関税政策によるPOS端末向け受注減少、ワイヤレスイヤホン向け販売の後ろ倒しが影響。MD事業は医療機器用部品・ユニットの販売が堅調。
- インキュベーションセンターセグメントは、光波のネットワークソリューション事業を承継し、MaaS/IoT市場への対応を強化。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 同社は、AI、EV/SDV化の進展、サブスクリプションビジネスへのシフトに対応するため、ソフトウェア技術の強化、人材確保、ソフトウェア搭載製品の拡充、ビジネスモデル革新を進めている。
- 株式会社光波のネットワークソリューション事業の承継は、これらの戦略の一環と位置づけられる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 自動車市場は緩やかな回復傾向だが、地域によって差がある。
- 半導体検査市場は、スマートフォン向けは前年同水準、PC市場は更新需要で増加傾向。
- 携帯通信端末市場は、ウェアラブル端末の成長が期待される。
- POS端末市場は、情報管理による業務効率化の観点から堅調。
- MaaS/IoT市場は、カーシェアリングやIoT普及に伴い、成長が期待される。
今後の見通し
- 業績予想:
- 中間期(2025年4月~9月)見通し:
- 売上高: 41,000百万円(対前期+0.5%)
- 営業利益: 1,200百万円(対前期△43.0%)
- 経常利益: 350百万円(対前期+67.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 350百万円(対前期+39.2%)
- 通期(2025年4月~2026年3月)見通し:
- 売上高: 84,000百万円(対前期+1.3%)
- 営業利益: 3,000百万円(対前期+29.0%)
- 経常利益: 2,150百万円(対前期+45.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,600百万円(対前期+28.2%)
- 業績予想の修正: 直近に公表されている業績予想からの修正「有」。
- 中間期(2025年4月~9月)見通し:
- リスク要因:
- 想定為替レート(1米ドル=140円)と実績との乖離。
- 米国の関税政策の影響。
- 半導体市場の変動。
- 自動車市場の動向。
重要な注記
- 会計方針:
- 連結子会社であった株式会社光波のネットワークソリューション事業を会社分割(簡易吸収分割)により承継。
- 企業結合に関する会計基準等に基づき会計処理を実施。
- その他:
- 重要な負ののれん発生益309百万円を特別利益に計上。
- 第1四半期連結累計期間に係る減価償却費は980百万円。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6800 |
企業名 | ヨコオ |
URL | http://www.yokowo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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