2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: レンゴー株式会社
- 主要事業分野: 包装材料(板紙、段ボール、紙加工品、軟包装、重包装)および関連事業
- 代表者名: 代表取締役社長兼COO 川本洋祐
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月9日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日(2025年3月期)
- セグメント:
- 板紙・紙加工関連事業:国内における板紙、段ボール、段ボール箱の製造・販売
- 軟包装関連事業:国内における軟包装製品およびセロファンの製造・販売
- 重包装関連事業:国内における重包装製品の製造・販売
- 海外関連事業:海外における板紙、段ボール、段ボール箱、軟包装製品、重包装製品および不織布の製造・販売
- その他:国内における不織布、紙器機械の製造・販売、運送事業、保険代理業、リース業、不動産業など
- 発行済株式:
- 発行済株式数(普通株式、自己株式込):271,056,029株(2025年3月期末)
- 期末自己株式数:23,241,683株(2025年3月期末)
- 期中平均株式数:247,808,355株(2025年3月期)
- 時価総額: (提供された情報からは算出できません)
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
- 決算説明会: 実施済み (投資家・アナリスト向け)
財務指標
- 財務諸表(連結):
- 貸借対照表:
- 総資産: 1,243,116百万円(前期比+70,601百万円)
- 負債合計: 742,872百万円(前期比+9,335百万円)
- 純資産合計: 500,244百万円(前期比+61,266百万円)
- 損益計算書:
- 売上高: 993,251百万円(前期比+10.3%)
- 営業利益: 37,408百万円(前期比+23.4%)
- 経常利益: 39,178百万円(前期比+18.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 28,979百万円(前期比+12.3%)
- キャッシュ・フロー計算書:
- 営業活動によるCF: 77,008百万円(前期比-12,620百万円)
- 投資活動によるCF: △97,283百万円(前期比+21,250百万円の支出増)
- 財務活動によるCF: △14,485百万円(前期比+31,750百万円の収入減)
- 現金及び現金同等物の期末残高: 70,551百万円(前期末比△33,231百万円)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 993,251百万円(前期比+10.3%)
- 営業利益: 37,408百万円(前期比+23.4%)
- 経常利益: 39,178百万円(前期比+18.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 28,979百万円(前期比+12.3%)
- 1株当たり当期純利益(連結): 116.94円(前期133.33円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 37.3%(前期末36.3%)
- 効率性:
- 営業利益率 (売上高営業利益率): 3.8%(前期4.3%)
- 経常利益率 (売上高経常利益率): 3.2%(前期4.3%)
- 当期純利益率 (親会社株主に帰属): 2.9%(前期3.7%)
- セグメント別: (詳細は後述)
- 財務の解説:
- 総資産、負債、純資産は増加しました。特に純資産の増加は、当期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加によるものです。
- 自己資本比率は前期末より1.0ポイント上昇し、財務の健全性が維持されています。
- 営業活動によるキャッシュ・フローは減少し、投資活動によるキャッシュ・フローは支出増、財務活動では収入減となりました。これにより、現金及び現金同等物の期末残高は減少しました。
- 投資活動においては、過去よりも有形固定資産の取得や子会社株式の取得への支出が増加しました。
- 財務活動においては、借入金の増加や返済、配当金の支払いなどがありました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期(実績):期末配当15円、年間配当30円
- 2025年3月期(予想):中間配当15円、期末配当15円、年間配当30円(次期予想)
- 特別配当の有無: 2024年3月期の期末配当には、創業115周年記念配当3円が含まれています。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 板紙・紙加工関連事業:
- 売上高: 514,720百万円(前期比+0.7%、ただしOCRで510,945百万と記載もあり、要確認)
- 営業利益: 23,443百万円(前期比-33.0%)
- 製品価格改定で増収となったものの、固定費・原燃料価格上昇で減益。板紙生産量は微増、段ボール生産量はほぼ横ばい。
- 軟包装関連事業:
- 売上高: 181,614百万円(前期比+49.8%)
- 営業利益: 5,062百万円(前期比+6.1%)
- 製品価格改定と連結子会社増加により増収増益。
- 重包装関連事業:
- 売上高: 44,977百万円(前期比+1.4%)
- 営業利益: 1,684百万円(前期比+85.9%)
- 工業樹脂製品好調により増収増益。
- 海外関連事業:
- 売上高: 213,094百万円(前期比+12.6%)
- 営業利益: 4,931百万円(前期比-27.3%)
- 連結子会社増加で増収となったが、欧州の重量物包装事業の採算悪化が影響し減益。
- その他の事業:
- 売上高: 38,844百万円(前期比+10.9%)
- 営業利益: 1,963百万円(前期比+68.9%)
- 連結子会社増加および運送事業の採算改善により増収増益。
- 板紙・紙加工関連事業:
- セグメント戦略:
- 「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、包装ニーズ多様化に対応するため、板紙から段ボール、軟包装、重包装、海外へと事業領域を拡大。
- 軟包装事業では、サン・トックス株式会社と三井化学東セロ株式会社のパッケージソリューション事業を統合(アールエム東セロ株式会社へ)、バイオ事業への展開(株式会社Biomaterial in Tokyo)、段ボール事業強化(株式会社柴田段ボール、村瀬段ボール株式会社)、総合物流事業への参入(トライウォールジャパン株式会社)。
- 海外戦略では、米国の重量物包装資材メーカーへの資本参加、インド、UAEの現地企業への出資。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 「Vision115」の完遂に注力。業容拡大と収益力向上を図っている。
- 進捗状況: 昨年から取り組んでいる製品価格改定が、一部の事業の減益要因(物流費、労務費上昇、環境対策等)をカバーする見込み。M&Aや設備投資も積極的に行い、成長基盤の整備を図っている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 板紙・紙加工関連事業では、製品価格改定や固定費・原燃料価格上昇が影響しており、同業他社も同様の課題に直面している可能性がある。
- 市場動向:
- 国内経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調。
- インバウンド需要の増加が軟包装業界に好影響。
- 一方で、米国の通商政策や物価上昇は景気下振れリスクとなる可能性。
- 欧州経済の低迷が、重量物包装事業の採算悪化に影響。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 1,005,000百万円(前期比+1.2%)
- 営業利益: 40,000百万円(前期比+6.9%)
- 経常利益: 40,000百万円(前期比+2.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 24,000百万円(前期比-17.2%)
- 1株当たり当期純利益: 96.85円
- リスク要因:
- 物流費、労務費の上昇。
- 環境対策や労働環境改善のための設備投資に伴う減価償却費の増加。
- 欧州経済の低迷による重量物包装事業の採算悪化。
- 米国の通商政策による景気下振れリスク。
- 物価上昇が個人消費に与える影響。
重要な注記
- 会計方針:
- 当該決算短信の作成にあたり、IFRS(国際財務報告基準)への適用は、国内外の諸情勢を考慮のうえ、適切に対応していく方針。
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を2025年3月期より適用。
- 企業結合:
- アールエム東セロ株式会社(旧:三井化学東セロ株式会社)を子会社化。
- 重要な後発事象: 該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3941 |
企業名 | レンゴー |
URL | http://www.rengo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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