2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 株式会社レスター
- 主要事業分野: デバイス(半導体/電子部品)、EMS(電子機器実装)、システムソリューション、エコソリューション、IT & SIer
- 代表者名: 代表取締役副社長 朝香 友治
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月14日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- セグメント:
- デバイスBU: 国内外の半導体/電子部品及び関連商材の販売、システム提案、高付加価値ソリューション提供、設計受託/製造受託、LSI設計開発/支援、信頼性試験受託サービス。EMS事業は自社工場での実装・生産・品質保証。
- システムBU: 放送、企業、教育、医療、官公庁自治体等への映像/音声/通信ソリューション提案、設計/施工。デジタル通信基幹技術とNFC技術を融合したキャッシュレス端末、マイナンバー個人認証関連製品の開発、製造、販売。再生可能エネルギー関連(電力供給、コンサルティング、植物工場産野菜の生産/販売、システムコンサルティング)。
- IT&SIerBU: ソフトウェア開発、産業用PCの設計/製造/自社ソリューションの開発/保守。半導体の設計・テスト等の情報サービス提供。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 30,072,643株(2025年3月末)
- 自己株式数: 1,954,690株(2025年3月末)
- 時価総額: — (開示情報なし)
- 今後の予定:
- 決算発表: — (既に終了)
- 株主総会: 2025年6月27日
- IRイベント: アナリスト・機関投資家向け説明会開催
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表: 総資産は310,022百万円(前年同期比18,318百万円増)。流動資産が増加した一方、商品及び製品、その他流動資産が減少。負債は、長期借入金、社債増加等により9,282百万円増加。純資産は自己株式増加等により9,036百万円増加し、自己資本比率は27.7%(前年同期比1.5%減)。
- 損益計算書: 売上高561,001百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益14,174百万円(前年同期比11.0%減)、経常利益9,559百万円(前年同期比1.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7,473百万円(前年同期比6.7%増)。増収効果はあったものの、デバイス事業の円高影響や産業機器市場の回復遅れによる売上総利益率悪化、システムBUの減益等により営業利益は減益。
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは20,509百万円(前年同期比増)。投資活動によるキャッシュ・フローは59百万円(前年同期比増)。財務活動によるキャッシュ・フローは16,421百万円(前年同期比増)。
- 収益性:
- 売上高: 561,001百万円 (前期比 +9.5%)
- 営業利益: 14,174百万円 (前期比 -11.0%)
- 経常利益: 9,559百万円 (前期比 -1.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,473百万円 (前期比 +6.7%)
- 1株当たり当期純利益: 256.59円 (前期比 +23.64円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 27.7% (前期末 28.9%)
- 有利子負債: — (開示情報なし)
- 流動比率: — (開示情報なし)
- 効率性:
- 総資産回転率: — (開示情報なし)
- 売上高営業利益率: 2.5% (前期 3.1%)
- セグメント別:
- デバイスBU: 売上高505,085百万円 (+7.0%)、セグメント利益11,205百万円 (-10.2%)。増収要因はM&A、合弁会社化、民生向け売上伸長。減益要因は円高、産業機器市場回復遅れ。
- システムBU: 売上高42,835百万円 (+5.5%)、セグメント利益4,205百万円 (-21.3%)。システムソリューションは増収、エコソリューションは増収だが、システムBU全体では減収減益。
- IT&SIerBU: 売上高13,079百万円、セグメント利益468百万円。PCIグループ連結子会社化に伴う追加。
- 財務の解説: 増収効果はあったものの、デバイス事業における円高の影響による売上総利益の悪化や産業機器市場の回復遅れによる販売ミックスの悪化に伴う売上総利益率の低下が営業利益減益の要因。経常利益も同様の理由で減益。親会社株主に帰属する当期純利益は、子会社清算損を計上したが、税効果により過去最高益を記録。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 中間配当60円、期末配当60円、年間120円(DOE 4.1%)
- 2025年3月期(予想): 中間配当60円、期末配当65円、年間125円
- 特別配当の有無: なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- デバイスBU: 売上高505,085百万円 (+7.0%)、セグメント利益11,205百万円 (-10.2%)。
- システムBU: 売上高42,835百万円 (+5.5%)、セグメント利益4,205百万円 (-21.3%)。
- IT&SIerBU: 売上高13,079百万円、セグメント利益468百万円。
- セグメント戦略:
- デバイスBU: グループシナジー加速、クロスセル戦略、顧客深耕、新規事業拡大。
- システムBU: システムソリューション事業は付加価値提供によるビジネス領域拡大、エコソリューション事業はPPA事業拡大、エネルギーマネジメントシステム構築。
- IT&SIerBU: ソフトウェア開発、産業用PC、半導体設計・テスト等。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2024年5月に公表した中期経営計画(2027年3月期まで)の基本方針に基づき、4つのビジネスユニット体制の確立、事業拡大、SIerBUの連結子会社化などが進められている。M&Aや資本提携、グループシナジー追求により「エレクトロニクスの情報プラットフォーマー」を目指す方針。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (開示情報なし)
- 市場動向:
- 半導体市場:生成AI関連には回復が見られたが、全体としては強弱。
- 電気自動車(EV)需要や産業機器向けは低迷。
- 情報サービス事業、光学材料、電子材料部品、再生可能エネルギー関連市場の動向。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期):
- 売上高: 600,000百万円 (+7.0%)
- 営業利益: 16,000百万円 (+12.9%)
- 経常利益: 12,500百万円 (+30.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 7,500百万円 (+0.4%)
- リスク要因:
- 米国の関税政策によるグローバル経済の減速懸念
- 為替変動
- 地政学的リスク
- 金利動向
- 半導体市場および産業機器市場の回復度合い
- 急激な円高による影響
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」を適用。
- 比較財務諸表の組替について、固定負債の「その他」にあった社債を独立掲記。
- その他:
- 企業結合:Dexerials Hong Kong Limited、PCIホールディングス株式会社、Dexerials Korea Corporation、Dexerials Taiwan Corporationを連結子会社化。
- 希薄化効果を有しない潜在株式の概要について記載あり。
- 重要な後発事象:該当事項なし。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3156 |
企業名 | レスター |
URL | https://www.restargp.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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