2025年4月期 第2四半期決算説明資料

基本情報

  • 企業概要: ANYCOLOR, Inc. / VTuber事業、その他タレント事業
  • 説明会情報: 2024年12月11日開催 / オンライン
  • セグメント: ライブストリーミング、コマース、イベント、プロモーション、その他

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 9,906百万円 (前年同期比 +51.5%)
    • 営業利益: 4,043百万円 (前年同期比 +65.8%)
    • 営業利益率: 40.8%
    • 当期純利益: 2,802百万円 (前年同期比 +64.7%)
    • 当期純利益率: 28.3%
  • 進捗状況:
    • 売上高: Q2実績 9,906百万円 (Q2見通し 10,070百万円)
    • 営業利益: Q2実績 — (Q2見通し –)
    • (参考) 2025年4月期 Q2累計業績予想進捗率: 売上高 44.5%、営業利益 45.7%
  • セグメント別状況:
    • ライブストリーミング:
      • 売上高: 1,222百万円 (前年同期比 △2.5%)
      • コメンツ: メンバーシップ中心の収益構造で安定的な推移、概ね計画通りの着地
    • コマース:
      • 売上高: 6,652百万円 (前年同期比 +75.0%)
      • コメント: 人気ユニット関連施策やファンの注目を集める施策により、四半期ベースで過去最大の売上高。第1四半期のグッズ遅延は第2四半期で概ね発送されたが、買い合わせ等による翌四半期以降への繰り延べが発生し、未発送残高は増加。計画では解消を見込んでいたため、予想対比では下振れ。
    • イベント:
      • 売上高: 242百万円 (前年同期比 +34197.8%)
      • コメント: 期初より予定していた2件のイベントを実施。現地チケットは完売したが、オンラインチケットが見込みを下回り、予想を下回る着地。
    • プロモーション:
      • 売上高: 1,782百万円 (前年同期比 +23.7%)
      • コメント: 案件実施数が大きく伸長。10月の追加IPコラボ案件などが一因となり予想を上回る着地。
    • その他:
      • 売上高: 8百万円 (前年同期比 △81.9%)

業績の背景分析

  • 業績概要: グッズ発送遅延や第1四半期イベント中止等の影響から上期業績は計画を下回ったが、グッズ未発送残高の解消や追加施策により通期見通しは変更なし。
  • 増減要因:
    • 売上高: コマース部門での人気ユニット関連施策やファン注目の施策が寄与し、大幅増収。
    • 営業利益: 売上高の増加に加えて、売上原価・販管費の対売上高比率の改善が寄与。
  • 競争環境: 国内VTuber市場シェアの半分超を2社で占めており、同社は主要プレイヤーとして優位性を発揮。
  • リスク要因:
    • 人材に関するリスク: 優秀な人材の採用競争激化、人材流出の可能性。
    • 人気VTuberへの依存: 特定VTuberへの依存による業績への影響(ただし、分散は進んでいる)。
    • レピュテーションリスク: 公序良俗違反や知的財産権侵害、所属ライバーのスキャンダル等による影響。

戦略と施策

  • 現在の戦略: VTuberの育成・デビュー、エコシステムの強化を通じてVTuber1人あたりの収益拡大。
  • 進行中の施策:
    • VTuber・ユニットのプロデュース体制: プロデューサーとマネージャーが同一プロダクションに所属する体制、新人VTuber育成体制の構築。
    • グッズ販売体制: MD企画部、MD製造販売部、マーケティング部による顧客ニーズへの対応、企画・製造・販売体制の強化。
    • VTA (Virtual Talent Academy) の取り組み強化: スタンダードなオーディションに加え、多様なテーマでのオーディション開催、長期的な視点での候補生選定。
    • ユニットプロデュースの強化: ROF-MAOなどのユニット活動を通じたファン層の拡大、新たなファン層へのアプローチ。
    • コマースの展開強化: アイドルグッズ、ぬいぐるみ等の企画・製造ライン拡大、販売スケジュール管理、時流に合わせた商品企画。
    • 配信スタジオへの設備投資: 面積・機能・クオリティを拡充した新スタジオの設立、モーションキャプチャースタジオ、レコーディング/MAスタジオの導入。
  • セグメント別施策:
    • コマース: 「ROF-MAO トランプモチーフグッズ」、「35KM Half Anniversary」、「にじさんじ わんにゃんdays」など。
    • プロモーション: 「DMM TV×にじさんじ」、「三井住友カード×にじさんじ」、「AGF2024」、「Chronoir×ポケコロツイン」など。
    • イベント: 「VALZ LIVE TOUR 2024 『三華の樂』」、「Nornis LIVE TOUR 2024 -Tensegrity-」、「にじさんじ歌謡祭2024」など。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 第3四半期業績見通し:
      • 売上高: 9,400百万円 (前年同期比 +20.7%)
      • 営業利益: 3,450百万円 (前年同期比 +34.8%)
      • 当期純利益: 2,415百万円 (前年同期比 +36.4%)
    • 中期経営目標: 2027年4月期に売上高60,000百万円(CAGR23%)、営業利益24,000百万円(CAGR25%)を目指す。
  • 中長期計画: VTuberの育成・デビュー、エコシステムの強化を通じてVTuber1人あたりの収益を拡大。
  • マクロ経済の影響: アニメ・動画配信コンテンツ市場の成長、若年層・Z世代のメディアシフトを背景に、VTuber市場は拡大傾向。

配当と株主還元

  • 配当方針: 株主還元は主に自己株式の取得で対応しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施。

製品やサービス

  • 製品・サービス:
    • ライブストリーミング
    • コマース (グッズ、デジタルコンテンツ)
    • プロモーション (企業案件・協賛)
    • ライブイベント
  • 協業・提携: DMM TV、茨城県、三井住友カード、Chronoir (ポケコロツイン)、その他複数企業とのコラボレーション。

重要な注記

  • リスク要因: 事業リスクとして、人材に関するリスク、人気VTuberへの依存、レピュテーションに関するリスクを挙げ、それぞれ対応策を説明。
  • その他:
    • VTuber数、VTuberあたり収益は、ともにCAGRで10~15%程度の成長を継続。
    • M&Aに関する方針として、自己資金に加え負債活用、最大500億円程度の予算を想定。想定対象として、マネタイズ機能活用できるIPパイプライン獲得、新しいIPマネタイズ機能獲得、IP成長させ得る機能獲得などを挙げる。
    • 長期ビジョンとして、VTuberの活動を拡げることでエンターテインメント業界の広大な市場を開拓。メタバースの進展に伴う広範なエンターテイメント業界の置き換えも視野に入れる。
    • コーポレートミッションは「魔法のような、新体験を。NEXT ENTERTAINMENT FACTORY」。

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企業情報

銘柄コード 5032
企業名 ANYCOLOR
URL https://www.anycolor.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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