2025年度 第1四半期決算説明会資料
基本情報
- 企業名: 第一三共株式会社
- 主要事業分野: 医薬品の研究・開発・製造・販売
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年7月31日
- 説明者: 専務執行役員 CFO 小川晃司
- 発言概要: 2025年度第1四半期の連結決算、ビジネスアップデート、研究開発アップデートについて説明。
- 報告期間: 2025年度 第1四半期
- セグメント:
- ジャパンビジネス
- 第一三共ヘルスケア
- オンコロジービジネス
- エンハーツ
- ダトロウェイ
- TURALIO
- ヴァンフリタ
- アメリカンリージェント
- インジェクタファー
- ヴェノファー
- GE注射剤
- EUスペシャルティビジネス
- リクシアナ
- Nilemdo/Nustendi
- オルメサルタン
- ASCA (アジア/中南米)ビジネス
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上収益: 4,746億円 (前年同期比 +8.8%)
- コア営業利益: 963億円 (前年同期比 +32.1%)
- 営業利益: 967億円 (前年同期比 +4.0%)
- 税引前利益: 1,054億円 (前年同期比 -4.3%)
- 当期利益(親会社帰属): 855億円 (前年同期比 +0.1%)
- セグメント別状況:
- ジャパンビジネス: 売上収益 1,250億円 (+73億円)
- 第一三共ヘルスケア: 売上収益 209億円 (+9億円)
- オンコロジービジネス: 売上収益 1,312億円 (+248億円)
- エンハーツ: 製品売上 1,552億円 (+256億円)
- ダトロウェイ: 製品売上 53億円 (+53億円)
- アメリカンリージェント: 売上収益 493億円 (-67億円)
- EUスペシャルティビジネス: 売上収益 638億円 (+46億円)
- ASCA (アジア/中南米)ビジネス: 売上収益 568億円 (+80億円)
業績の背景分析
- 業績概要: 384億円増収 (為替影響除き実質576億円増収)。コア営業利益は234億円増益 (為替影響除き実質230億円増益)。
- 増減要因:
- 増収要因:
- ジャパンビジネス: ベルソムラ (+51億円)、リクシアナ (+28億円)、タリージェ (+24億円)、ダトロウェイ (+22億円)
- オンコロジービジネス: エンハーツ (+302億円)、ダトロウェイ (+34億円)
- EUスペシャルティビジネス: Nilemdo/Nustendi (+51億円)、リクシアナ (+14億円)
- ASCA (アジア/中南米)ビジネス: エンハーツ (+68億円)
- アストラゼネカ、米国メルクとの提携に関する契約時一時金、開発・販売マイルストン等
- 増収要因:
- リスク要因: 為替影響 (-192億円)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 5DXd ADCsパイプラインの強化。
- エンハーツ®、ダトロウェイ®などの主力製品の成長。
- 新規STINGアゴニストADC (DS3610) の開発。
- 「Next Wave」プロジェクトへの投資。
- 進行中の施策:
- エンハーツ®:
- HER2陽性乳がんにおける1次治療確立に向けたDESTINY-Breast09試験 (Ph3) で良好なPFSデータ。
- 高リスクHER2陽性乳がんのネオアジュバント療法においてpCR改善を示すDESTINY-Breast11試験 (Ph3)。
- HER2陽性転移性胃がんおよび胃食道接合部腺がんの2次治療におけるグローバル標準治療確立に向けたDESTINY-Gastric04試験。
- HER2発現ミスマッチ修復機能正常(pMMR)の子宮内膜がんの1次治療への開発拡大 (DESTINY-Endometrial01 Ph3試験、DESTINY-Endometrial02 Ph3試験)。
- 皮下注射製剤の開発 (Ph1試験)。
- ダトロウェイ®:
- EGFR標的療法およびプラチナベースの化学療法の前治療歴のある、EGFR変異を有する局所進行または転移性の非小細胞肺がんにおける承認取得 (2025年6月、米国)。TROPION-Lung05 Ph2試験およびTROPION-Lung01 Ph3試験の結果に基づく。
- NSCLCのバイオマーカー候補としてのTROP2 NMRの有効性。
- HER3-DXd:
- EGFR変異NSCLC 3次治療における承認申請を自主的に取り下げ (2025年5月)。
- ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんの治療選択肢拡大に向けた新規Ph3試験 (HERTHENA-Breast04)。
- I-DXd:
- 進展型SCLCのアンメットニーズに応えるための開発 (IDeate-Lung01 Ph2試験)。
- R-DXd:
- 消化器がん、卵巣がん等における開発。
- DS3610: 2025年度下半期にFIH試験開始予定。
- Taletrectinib (IBTROZI®): 2025年1月に中国、6月には米国においてROS1陽性NSCLCを対象に承認。
- エンハーツ®:
- セグメント別施策: 各製品・パイプラインに関する施策は上記「進行中の施策」を参照。
将来予測と見通し
- 業績予想: 2025年度通期業績予想については、現時点では開示なし。
- 中長期計画: 非開示。
- マクロ経済の影響:
- 為替レート USD/円: 144.60円/ドル (-11.29円)
- 為替レート EUR/円: 163.81円/ユーロ (-4.07円)
- 為替影響により売上収益、コア営業利益に影響。
製品やサービス
- 主要製品:
- エンハーツ®: HER2陽性乳がん (DESTINY-Breast09, DESTINY-Breast11)、HER2陽性胃がん (DESTINY-Gastric04)など、多様な適応症で開発が進んでいる。
- ダトロウェイ®: EGFR変異NSCLC (TROPION-Lung05/01)、HER2陽性乳がん (TROPION-Breast01) など、肺がん、乳がん領域で開発が進んでいる。
- リクシアナ: 売上収益 +28億円
- タリージェ: 売上収益 +24億円
- プラリア: 売上収益 +13億円
- エフィエント: 売上収益 +12億円
- ビムパット: 売上収益 +6億円
- ベルソムラ: 売上収益 +51億円
- ミネブロ: 売上収益 +2億円
- エムガルティ: 売上収益 +5億円
- 協業・提携:
- アストラゼネカとの提携(継続)。
- 米国メルクとの提携(継続)。
重要な注記
- リスク要因: 将来の見通しに関する注意事項として、事業環境の変化、研究開発の遅延、規制当局の判断、知的財産権、為替変動、感染症など、多岐にわたるリスクが記載されている。
- その他:
- WCLC 2025ハイライト (2025年9月17-18日)
- ESMO 2025ハイライト (2025年10月21日)
- 今後の学会発表予定、審査結果受領見込み、主要データの入手見込みについても言及。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4568 |
企業名 | 第一三共 |
URL | http://www.daiichisankyo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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