2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
- 主要事業分野: 再生医療等製品の開発・製造・販売
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年4月30日
- 説明会形式: — (オンライン/オフライン不明)
- 参加対象: 投資家
- 説明者:
- 発表者: — (役職不明)
- 発言概要: 2025年3月期の業績、2026年3月期の業績予想、参考資料について説明。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期
- セグメント:
- 再生医療製品事業:
- 皮膚領域(ジェイス、ジャスミン)
- 軟骨領域(ジャック)
- 角膜領域(ネピック、オキュラル)
- 再生医療受託事業: 一般顧客受託、帝人受託
- 研究開発支援事業: ラボサイト
- 再生医療製品事業:
業績サマリー
- 主要指標 (2025年3月期):
- 売上高合計: 2,455百万円 (前期比 2.3%減)
- 営業利益: △238百万円
- 経常利益: △234百万円
- 当期純利益: △255百万円
- 前年同期比: 売上高 △2.3%、営業利益 △382百万円
- 進捗状況:
- 2025年3月期 業績予想 (2025.1.31開示):
- 売上高合計: 2,500百万円 (未達)
- 営業利益: △200百万円 (未達)
- 実績は、直近業績予想修正に対して、ジャック、ネピック、オキュラルの売上が想定より伸びず、未達で着地。
- 2025年3月期 業績予想 (2025.1.31開示):
- セグメント別状況 (2025年3月期):
- 再生医療製品事業:
- 売上高: 1,493百万円 (前期比 6.2%増)
- 皮膚領域: 985百万円 (前期比 8.1%増) – ジェイス (母斑・熱傷) が好調、ジャスミン 販売開始
- 軟骨領域: 382百万円 (前期比 19.1%増) – ジャック 保険償還価格引き上げ
- 角膜領域: 125百万円 (前期比 △28.0%) – 待機患者への移植が一巡、売上鈍化
- 再生医療受託事業:
- 売上高: 713百万円 (前期比 △17.5%) – 帝人 減収が響く
- 一般顧客受託: 348百万円 (前期比 △11.8%) – 順調に売上計上
- 帝人受託: 364百万円 (前期比 △22.3%) – マイルストン収入および受託収入減
- 研究開発支援事業:
- 売上高: 248百万円 (前期比 2.6%増) – EpiSensAの販売促進、ラボサイトの拡販
- 再生医療製品事業:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2025年3月期は、売上高は微減、営業利益は大幅な赤字となった。
- 4Qは、ジェイス重症熱傷の症例増加、ジャスミン販売開始、帝人受託収入計上により、大幅増収。
- 累計では、帝人収入後ろ倒しと助成金減少により営業利益は△238百万円となった。
- 増減要因:
- 増収要因:
- ジェイス: 熱傷の標準治療としての認知向上、先天性巨大色素性母斑の併用療法での受注増
- ジャスミン: 保険収載を受け、初受注を獲得。
- ジャック: 保険償還価格引き上げ、学会セミナー開催による有効性訴求
- 研究開発支援事業: EpiSensAのテストガイドライン収載による引き合い増
- 減収・赤字要因:
- 角膜領域: 待機患者への移植が一巡し売上鈍化
- 再生医療受託事業: 帝人収入後ろ倒し、助成金減少
- 販売費及び一般管理費の増加 (前期比 13.2%増)
- 増収要因:
- 競争環境:
- 再生医療分野における競争は激化しており、各領域での技術革新と市場開拓が求められる。
- 特に、自家培養表皮、自家培養軟骨、自家培養角膜上皮、自家培養口腔粘膜上皮、メラノサイト含有自家培養表皮など、多様な製品ラインナップを持つ。
- リスク要因:
- 再生医療分野における薬事承認、保険収載の遅延・不確実性。
- 研究開発の進捗遅延、臨床試験の結果。
- 競合他社の動向。
- 資金調達、M&A戦略。
- (特定の記載なし)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 再生医療製品事業のパイプライン売上拡大を成長ドライバーとする。
- ジャックOA適応拡大、ジャスミン治療浸透、Allo-JaCE03上市を重点施策とする。
- 再生医療受託事業においては、国内外の新規受託案件の取り込みを強化。
- 研究開発支援事業においては、EpiSensAのグローバル展開、腸管上皮モデルの上市を目指す。
- 社内体制を刷新し、チーム経営を推進。
- 進行中の施策:
- 皮膚領域:
- ジャスミン: 待機患者50例超の着実な治療提供、Allo-JaCE03の承認申請、他家細胞新領域の販売体制準備。
- 自由診療展開: 「きずときずあとのクリニック®」と連携し、リストカット痕の治療に培養表皮を提供。
- 軟骨領域:
- ジャック: OA適応拡大に向け、リソースを集中し医師・患者啓蒙を推進。2026/3期中の保険収載を目指す。
- 新規領域:
- 自家CAR-T細胞: 名古屋大学との連携による医師主導治験を推進。
- 再生医療受託事業:
- VC Cell Therapy、メトセラ、アクチュアライズとの提携により、顧客への価値提供を加速。
- 研究開発支援事業:
- EpiSensAのグローバル拡販体制構築、腸管上皮モデルの新製品開発(2027/3期1Q上市目標)。
- 基盤構築:
- シスメックス(株)との連携による製造・品質管理工程の機械化・自動化。
- 豊橋技術科学大学との連携による人材育成・産業活性化。
- 皮膚領域:
- セグメント別施策:
- (上記「進行中の施策」参照)
将来予測と見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上高合計: 2,900~3,100百万円 (前期比 18.1~26.2%増)
- 営業利益: 100~200百万円 (黒字転換見込み)
- 経常利益: 110~210百万円
- 当期純利益: 100~190百万円
- 根拠: ジャックOAの保険収載時期の影響を考慮し、レンジ形式で提供。いずれのケースでも営業黒字化を見込む。
- 中長期計画:
- 中期経営計画で2026年3月期達成を目指した売上高50億円(営業利益10%)は、2028/3期に達成する計画に修正。
- 再生医療製品事業のパイプライン売上拡大を主な成長ドライバーとする。
- マクロ経済の影響:
- (特定の記載なし)
製品やサービス
- 製品:
- 自家培養表皮 (ジェイス): 日本国内第1号の再生医療等製品。製造販売承認 2007年10月、保険収載 2009年1月。
- 自家培養軟骨 (ジャック): 日本発の技術を製品化。製造販売承認 2012年7月、保険収載 2013年4月。変形性膝関節症への適応拡大申請中。
- 自家培養角膜上皮 (ネピック): 眼科領域で国内初の再生医療等製品。製造販売承認 2020年3月、保険収載 2020年6月。
- 自家培養口腔粘膜上皮 (オキュラル): 眼科領域で2つ目の再生医療等製品。製造販売承認 2021年6月、保険収載 2021年12月。
- メラノサイト含有自家培養表皮 (ジャスミン): 患者が多い白斑治療用。製造販売承認 2023年3月、保険収載 2024年10月。
- サービス:
- 再生医療受託事業: CDMO、CROサービスを提供。
- 研究開発支援事業: 動物実験代替製品「ラボサイト」を使用した皮膚感作性試験法「EpiSensA」の受託試験。
- 協業・提携:
- アクチュアライズ(株): 角膜内皮の再生医療に関する国内第II相臨床試験への協力。
- (株)VC Cell Therapy: iPS細胞を用いた網膜変性に対する再生医療製品の実用化に向けた資本業務提携。
- (株)メトセラ: 機能的単心室症に対する再生医療製品の治験製品製造受託。
- シスメックス(株): 品質管理試験の合理化に向けた共同開発。
- タカラバイオ社: ヒトiPS細胞とオルガノイド技術を用いた研究用腸管上皮モデルの開発権譲受。
- シナジー・バイオテック社: 研究用ヒト培養組織の販売に関する代理店契約。
重要な注記
- リスク要因:
- 本開示資料は、投資者への情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではない。
- 事業計画に関する業績目標等の実現・達成について、その蓋然性を保証するものではなく、一切の責任を負わない。
- 記載されている将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づく判断であり、経済環境の変化等により、実際の事業状態・業績等と大きく異なる可能性がある。
- その他:
- 2025年6月末までに事業計画及び成長可能性に関する事項を開示予定。
上記は、提供された決算説明資料に基づき作成されたものであり、投資助言ではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7774 |
企業名 | ジャパン・ティッシュエンジニアリング |
URL | https://www.jpte.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。