1. 企業情報
- 企業名: 岡山製紙
- 概要: 岡山製紙は、日本国内外で紙製品の製造販売を行っている企業です。主に板紙、美粧段ボールの製造・販売を行っています。1907年に設立され、本社は岡山県岡山市にあります。
- 事業内容:
- 板紙: 段ボール製造用原紙、紙管原紙の製造販売
- 美粧段ボール: 青果物、食品、家電製品等の包装箱や贈答箱の製造販売
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 住所: 〒700-0845 岡山市南区浜野1-4-34
- 代表者名: 宮田 正樹
- 設立年月日: 1907年2月24日
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: 中四国地域の板紙市場で中堅シェアを誇り、特に段ボール用中芯、美粧段ボールに強みを持つ。
- 課題: 原料価格の上昇、物流コストの高騰、人手不足など厳しい経営環境に直面。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: サステナブルな企業経営、人的資本への投資、環境負荷低減への取り組みを継続。
- 中期経営計画: 中期経営計画に関する具体的な記載はありません。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 主に板紙と美粧段ボールの販売による収益モデル。
- 市場ニーズへの適応力: デジタル印刷製品の受注増加により、新規事業の受注で売上をカバー。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 技術革新については詳細な情報が提供されていません。
- 主力製品: 段ボール用中芯、美粧段ボール。
6. 株価の評価
- 株価: 1,477円
- EPS（会社予想）: 150.90円
- BPS（実績）: 2,790.49円
- PER（会社予想）: 9.79倍
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は1,421円から1,477円の間で推移しており、上昇傾向にあります。
- 移動平均線: 50日移動平均線は1,452.88円、200日移動平均線は1,373.44円。
8. 財務諸表分析
- 売上高（過去12か月）: 115.22億円（前期比+0.1%）
- 営業利益（過去12か月）: 1,032百万円（前期比-38.6%）
- 経常利益（過去12か月）: 1,147百万円（前期比-35.5%）
- 当期純利益（過去12か月）: 798百万円（前期比-31.0%）
- ROE（実績）: 6.34%
- 自己資本比率（実績）: 78.0%
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 3.39%
- 1株配当（会社予想）: 50円
- 配当性向: 15.23%
- 自社株買い: 詳細な情報が提供されていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近変動傾向: 直近10日間で上昇傾向にあり、1,421円から1,477円の間で推移。
- 影響要因: 業績予想、市場動向、原材料価格の上昇など。
11. 総評
岡山製紙は中四国地域の板紙市場で中堅シェアを誇る企業で、主に板紙と美粧段ボールの製造販売を行っています。経営陣はサステナブルな企業経営、人的資本への投資、環境負荷低減への取り組みを掲げています。しかし、原料価格の上昇、物流コストの高騰、人手不足など厳しい経営環境に直面しています。株価は上昇傾向にあり、技術革新については詳細な情報が提供されていません。財務面では自己資本比率が改善しており、株価の評価は適正と見なされます。投資判断には慎重を期す必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 3892 |
| 企業名 | 岡山製紙 |
| URL | http://www.okayamaseishi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
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