2026年2月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
基本情報
企業概要:
- 企業名: 松竹株式会社
- 主要事業分野: 映画、演劇、不動産、その他 (プログラム・キャラクター商品販売、イベント・オンライン配信、ゲーム事業など)
- 代表者名: 代表取締役社長 高橋 敏弘
- 上場取引所: 東札福
- URL: https://www.shochiku.co.jp
報告概要:
- 提出日: 2025年7月15日
- 対象会計期間: 2026年2月期 第1四半期連結累計期間 (2025年3月1日 ~ 2025年5月31日)
セグメント:
- 映像関連事業: 映画の配給、興行、映像版権、テレビ制作、DVD・ブルーレイ販売、配信など
- 演劇事業: 歌舞伎、新派、関西ジュニア、松竹新喜劇、ミュージカル等の興行、巡業など
- 不動産事業: 不動産賃貸、エリアマネジメント活動など
- その他: プログラム・キャラクター商品販売、イベント・オンライン配信、ゲーム事業など
発行済株式:
- 発行済株式数 (普通株式、自己株式含む): 13,937,857株 (2026年2月期第1四半期末)
- 期末自己株式数: 199,161株 (2026年2月期第1四半期末)
- 期中平均株式数 (四半期累計): 13,738,830株 (2026年2月期第1四半期)
- 時価総額: — (開示情報なし)
今後の予定:
- 決算発表: — (特になし)
- 株主総会: — (特になし)
- IRイベント: — (特になし)
財務指標
財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 総資産は213,521百万円 (前連結会計年度末比 4,620百万円増加)。
- 負債は117,578百万円 (前連結会計年度末比 1,830百万円増加)。
- 純資産は95,942百万円 (前連結会計年度末比 2,789百万円増加)。
- 自己資本比率は44.9% (前期末44.5%)。
- 損益計算書:
- 売上高 21,657百万円 (前年同期比 11.2%増)。
- 営業利益 1,091百万円 (前年同期比 214.7%増)。
- 経常利益 872百万円 (前年同期は4百万円)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益 1,507百万円 (前年同期は△88百万円)。
- キャッシュフロー計算書:
- (注)第1四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
- 減価償却費: 1,204百万円 (前年同期比 1,173百万円)。
収益性:
- 売上高: 21,657百万円 (前年同期比 +11.2%)
- 営業利益: 1,091百万円 (前年同期比 +214.7%)
- 経常利益: 872百万円 (前年同期は4百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,507百万円 (前年同期は△88百万円)
- 1株当たり四半期純利益: 109.74円 (前年同期は△6.41円)
財務安全性:
- 自己資本比率: 44.9% (前期末 44.5%)
- 負債比率: — (開示情報なし)
- 流動比率: — (開示情報なし)
効率性:
- 総資産回転率: — (当期実績のみ開示)
- 売上高営業利益率: 5.04% (1,091百万円 / 21,657百万円) (前年同期は1.78% (346百万円 / 19,483百万円))
セグメント別貢献度:
- 映像関連事業: 売上高 11,456百万円、セグメント利益 416百万円
- 演劇事業: 売上高 5,996百万円、セグメント利益 74百万円
- 不動産事業: 売上高 3,662百万円、セグメント利益 1,428百万円
- その他: 売上高 541百万円、セグメント損失 3百万円
財務の解説:
- 当第1四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期を大きく上回る増収増益となった。
- 特に映像関連事業では、「名探偵コナン 隻眼の残像」などヒット作品、演劇事業では襲名披露興行などが業績に貢献した。
- 不動産事業も主要物件の高稼働により安定収益を確保した。
- BS放送事業の撤退に関する事業撤退損失引当金戻入益が特別利益として計上されている。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年2月期: 期末配当30円(年間)
- 2026年2月期 (予想): 期末配当30円(年間)
- 特別配当の有無: なし。
- 株主還元: 今期も前期と同水準の期末配当を予想している。
セグメント別情報
- 映像関連事業:
- 売上高は11,456百万円(前年同期比+14.5%)、セグメント利益は416百万円(前年同期比+58.5%)と大幅に増加。
- 「名探偵コナン」や「うたの☆プリンスさまっ♪」などのヒット、MOVIX広島駅のオープンなどが寄与。
- 演劇事業:
- 売上高は5,996百万円(前年同期比+8.5%)、セグメント利益は74百万円(前年同期は△514百万円の損失)と黒字転換。
- 歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座などでの興行が好調。
- 不動産事業:
- 売上高は3,662百万円(前年同期比+6.5%)、セグメント利益は1,428百万円(前年同期比+8.0%減)となりました。
- 歌舞伎座タワーや銀座松竹スクエア等の主要物件が高稼働し、安定収益を確保。Eエリアマネジメント活動も強化。
- その他:
- 売上高は541百万円(前年同期比+4.6%)、セグメント損失は3百万円(前年同期は△174百万円の損失)と損失幅を大幅に縮小。
- 「劇場版 忍たま乱太郎」などの商品販売やイベント、ゲーム事業が収益に貢献。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する具体的な記載はないが、各事業セグメントでの堅調な業績は、中長期的な持続的成長に向けた基盤となっていると推察される。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 演劇・映画業界においては、競合他社も新コンテンツの投入やアミューズメント施設の運営など多角化を進めている。
- 松竹は、伝統的な歌舞伎事業に加え、映画、アニメ、イベント、不動産など幅広い事業を展開しており、強固なブランド力と多様な収益基盤を有している。
- 市場動向:
- 映画業界では、ヒット作への期待が高まる一方、動画配信サービスの普及など変化への対応が求められている。
- 演劇業界では、海外公演や歌舞伎の海外発信など、新しい顧客層の開拓が進められている。
- 不動産事業においては、都市部での再開発や賃貸需要の動向が注視される。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年2月期の連結業績予想は、売上高95,000百万円、営業利益3,100百万円、経常利益3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,900百万円に上方修正されている。
- 本決算短信では、2025年4月14日付の決算短信にて同様の修正が発表されている。
- リスク要因:
- 新型コロナウイルス感染症の再拡大またはそれに類する感染症の発生や流行。
- 国内外の経済情勢の悪化(景気後退、インフレ、金利上昇など)。
- 為替レートの変動。
- 原材料価格やエネルギー価格の変動。
- エンターテイメント市場における競争激化。
- 海外での事業活動における政治・経済情勢の変動。
- 特定事業の撤退・縮小に伴う影響(BS放送事業からの撤退など)。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
- 会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- BS松竹東急株式会社の株式譲渡に伴い、一部事業撤退費用が確定し、事業撤退損失引当金戻入益として特別利益に計上。これにより、BS松竹東急は持分法適用関連会社から除外される。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9601 |
企業名 | 松竹 |
URL | http://www.shochiku.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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