2025年3月期 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 黒田精工株式会社
- 主要事業分野: 駆動システム事業、金型システム事業、機工・計測システム事業
- 代表者名: 代表取締役社長 黒田浩史
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年6月16日
- 説明会形式: 不明
- 参加対象: 不明
- 説明者:
- 発表者: 不明(役職)
- 発言概要: 不明
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期
- 報告書提出予定日: 不明
- 配当支払開始予定日: 不明
- セグメント:
- 駆動システム事業: 研削ボールねじ、転造ボールねじ、BSアクチュエーター、サポートユニット
- 金型システム事業: 精密積層プレス金型(FASTEC)、Glue/Laser FASTECシステム、樹脂固着システム(MAGPREX)、モーターコア(車載用/家電用)
- 機工・計測システム事業: 工作機械(平面研削盤、ポリシングマシーン)、要素機器(ゲージ、ハイドロリックツール)、精密測定システム、ソリューション提案
業績サマリー
- 主要指標 (2025年3月期実績 vs 2024年3月期実績):
- 受注高: 18,239百万円 (+974百万円)
- 売上高: 17,284百万円 (+1,220百万円)
- 営業利益: 311百万円 (-271百万円)
- 経常利益: 419百万円 (-425百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 172百万円 (-325百万円)
- 進捗状況:
- 中期経営計画「Vision 2025」の目標達成状況より、売上高は順調に進捗しているが、営業利益率、ROEについては目標達成に向けて更なる改善が必要。 (€「中期経営計画(Vision2025)の進捗状況①」参照)
- セグメント別状況 (前年同期比増減):
- 駆動システム事業:
- 受注高: +6,339百万円
- 売上高: +6,371百万円
- 営業損益: △125百万円 (△34百万円)
- 概要: 半導体・液晶関連装置向け市場の回復は緩やか。期初受注残が少なく売上高は低迷。ドイツ子会社の業績回復遅延等により営業損失を計上。
- 金型システム事業:
- 受注高: +8,459百万円
- 売上高: △7,567百万円 (△732百万円)
- 営業損益: +580百万円 (▲184百万円)
- 概要: 家電用モーターコアは堅調も、EVシフト減速に伴う車載用モーターコア金型減少、およびモーターコア製造設備の売上減により減収。固定費増加により営業利益は減益。
- 機工・計測システム事業:
- 受注高: +3,457百万円 (+22百万円)
- 売上高: △3,361百万円 (△165百万円)
- 営業損益: △103百万円 (△49百万円)
- 概要: 工作機械は案件が少なく、コンプレッサー輸入販売事業撤退等により減収。営業損失を計上。
- 駆動システム事業:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2025年3月期は、世界的EVシフトの減速、ドイツ子会社の業績回復遅延、中国経済の停滞などの影響を受け、全体的に厳しい決算となった。
- 特に、駆動システムと機工・計測システム事業が赤字に陥った。
- 増減要因:
- 売上高:
- 増加要因: 家電用モーターコア、車載用モーターコア向け一部製品の堅調な推移。
- 減少要因: EVシフト減速による車載用モーターコア金型、モーターコア製造設備販売の減少。
- 利益:
- 売上高の減少、ドイツ子会社の業績悪化に伴うのれん減損損失(前期)、為替差益の減少(前期比)などが影響。
- 販管費削減は実施されたものの、売上総利益率の悪化、営業外損益の減少により利益は減少。
- 売上高:
- 競争環境:
- 不明(特段の言及なし)
- リスク要因:
- EVシフトの減速
- ドイツ子会社の業績回復遅延
- 中国経済の停滞
- 円高、中国の希土類輸出規制 (マグネット供給リスク)
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画「Vision 2025」に基づき、安定的な配当継続と企業体質強化を目指す。
- 海外を含む営業力強化、商品ラインナップ拡充、原価・経費削減による全社的な黒字転換を目指す。
- 直動システムの拡販、生産自動化、原価低減。
- 長野工場における生産能力増強 (第9工場新設、大型高速プレス機導入、第4工場のリニューアル)。
- 進行中の施策:
- グローバルで43件のEVプロジェクトが進行中。
- 長野工場における生産設備増強。
- セグメント別施策:
- 駆動システム事業: 営業戦略見直し、顧客基盤再構築、直動システム拡販、生産自動化、原価低減、ドイツ子会社の営業強化・生産体制整備。
- 金型システム事業: 車載用モーターコア金型は中国子会社での試作活用、EVプロジェクト獲得強化。長野工場での生産体制増強。
- 機工・計測システム事業: ロータリー研削盤中心とした高付加価値製品の拡販、アジア市場中心とした海外開拓。
将来予測と見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上高: 20,700百万円 (+19.8%)
- 営業利益: 700百万円 (+124.7%)
- 経常利益: 500百万円 (+19.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 310百万円 (+79.6%)
- 根拠: 金型セグメントにおける家電用モーターコア、車載用モーターコアの需要増。駆動システムおよび機工・計測システム事業の海外営業力強化、商品ラインナップ拡充、原価・経費削減による黒字転換。
- 中長期計画:
- 「Vision 2025」達成に向け、2026年3月期は売上高207億円、営業利益率3.4%を目指す。
- 自己資本比率45%以上、配当性向25~35%を目標とする。
- マクロ経済の影響:
- EVシフトの動向、中国経済の状況、為替レートなどが引き続き業績に影響を与える可能性がある。
配当と株主還元
- 配当方針: 企業体質強化のための内部留保を図りつつ、業績に裏付けられた安定的な配当を継続することを基本方針とする。
- 配当実績・予想:
- FY2024 (25年3月期): 配当額 40円 (配当性向 40.0%)
- FY2025 (26年3月期): 配当予想 30円 (配当性向 55.2%)
- ※2025年度は記念配当として年間配当金30円を予定。株主総会で中間配当制度導入を決議予定。
- 特別配当: 不明
製品やサービス
- 製品:
- 駆動システム: ボールねじ、BSアクチュエーター、サポートユニット。
- 金型システム: 精密積層プレス金型(FASTEC)、Glue/Laser FASTECシステム、樹脂固着システム(MAGPREX)、モーターコア(車載用/家電用)。
- 機工・計測システム: 工作機械(平面研削盤、ポリシングマシーン)、要素機器(ゲージ、ハイドロリックツール)、精密測定システム。
- 新製品: 空飛ぶモビリティ向けモーターコア (パーメンジュール材使用、高磁束密度、高透磁率、低鉄損)。
- サービス:
- 機工・計測システム事業におけるソリューション提案。
- 協業・提携:
- 中国 無錫隆盛新能源科技有限公司 (EV用モーターコア新工場)
- 紅忠黒田ラミネーション(株) (日本)
- (株)ゲージング (日本)
- Jenaer Gewindetechnik GmbH (ドイツ)
- Euro MISI Laminations (中国)
- EUROGROUP S.P.A. (イタリア)
- Eurotranciatura USA LLC (米国)
- 韓国黒田精工株式会社 (韓国)
- 平湖黒田精工有限公司 (中国)
- Eurotranciatura Mexico SA de CV (メキシコ)
重要な注記
- 会計方針: 不明
- リスク要因:
- 本資料は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画や施策の実現を確約したり保証したりするものではない。
- その他:
- 投資家の理解促進を目的とした情報提供。
- 投資勧誘を目的としたものではない。
- お問い合わせ先: 黒田精工株式会社 経営企画部 IR担当 TEL: 044-555-3800、HP: https://www.kuroda-precision.co.jp
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7726 |
企業名 | 黒田精工 |
URL | http://www.kuroda-precision.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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