2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社コーセー
- 主要事業分野: 化粧品、コスメタリー事業
- 代表者名: 取締役社長 小林 一俊
- URL: https://corp.kose.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月7日
- 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年6月30日
- セグメント:
- 化粧品事業: ハイプレステージ及びプレステージブランドを展開。
- コスメタリー事業: セルフメイクブランドなどを展開。
- その他: アメニティ製品事業等。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 60,592,541株(2025年6月30日現在)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年8月7日
- IRイベント: 機関投資家、アナリスト向け決算説明会開催(実施済み)
- 配当支払開始予定日: 2025年9月10日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産: 368,337百万円(2025年6月30日現在)
- 純資産: 290,114百万円(2025年6月30日現在)
- 自己資本比率: 73.3%(2025年6月30日現在)
- 損益計算書:
- 売上高: 160,524百万円(2025年1月1日~2025年6月30日)
- 営業利益: 11,319百万円
- 経常利益: 9,607百万円
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 7,096百万円
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 5,130百万円
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △12,197百万円
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: △4,686百万円
- 現金及び現金同等物の期末残高: 88,586百万円(2025年6月30日現在)
- 貸借対照表:
- 収益性:
- 売上高: 160,524百万円(前年同期比 0.9%増)
- 営業利益: 11,319百万円(前年同期比 △17.7%減)
- 経常利益: 9,607百万円(前年同期比 △49.1%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 7,096百万円(前年同期比 △38.9%減)
- 1株当たり中間純利益: 124.36円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 73.3%(2025年6月30日現在)。前年同期比(70.4%)から上昇。
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 7.1%(2025年1月1日~2025年6月30日)。前年同期(8.6%)から低下。
- セグメント別:
- 売上高(連結):
- 化粧品事業: 127,915百万円 (構成比 79.7%)
- コスメタリー事業: 31,257百万円 (構成比 19.5%)
- その他: 1,351百万円 (構成比 0.8%)
- 営業利益(連結):
- 化粧品事業: 9,786百万円 (前年同期比 △20.0%減)
- コスメタリー事業: 3,769百万円 (前年同期比 △3.4%減)
- その他: 722百万円 (前年同期比 26.0%増)
- 売上高(連結):
- 財務の解説:
- 当中間連結会計期間の業績は、日本経済は持ち直しの動きが続いているものの、個人消費の停滞等、景気回復には弱さが見られた。
- アジア・米国経済は依然として不透明な状況。
- 「コスメデコルテ」やアルビオンの売上増により連結売上高は増加したものの、資材費・物流費の増加や、ピューリ社でののれん償却、タルト社での物流費増加などが響き、営業利益は減少した。
- 円高による為替差損の増加もあり、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益も減少した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年12月期: 期末配当 70.00円(年間配当 140.00円)
- 2025年12月期(予想): 期末配当 70.00円(年間配当 140.00円)
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 化粧品事業: ハイプレステージ及びプレステージともに増収。日本国内で「コスメデコルテ」は増収。「雪肌精」は日本国内で前年同期並みを確保し、海外で前年同期を上回ったことでブランド全体で増収。しかし、中国本土の減収や「タルト」の減益を相殺するには至らず、セグメント利益は減益。
- コスメタリー事業: 売上高は前年同期並み。主力ブランドが苦戦する一方、「メイクキープ」が好調。収益性はわずかに低下したが、引き続き高い水準。セグメント利益は減益。
- その他: アメニティ事業での増収や原価率の低下により増益。
- セグメント戦略:
- 中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner-Milestone2030」を推進。フェーズ1「構造改革の完遂と基盤再構築」に位置付け、日本事業の収益性向上、アジア事業の売上拡大に向けた投資を実行。
- 中国市場では、国産ブランドの台頭や個人消費の低迷による二極化に対応。
- 米国市場では、中・高価格帯ブランドが厳しい環境に直面。
- 「タルト」は、北米オフラインの減収をオンラインチャネルで打ち返し、第1四半期の減収を第2四半期で挽回。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画「Vision for Lifelong Beauty Partner-Milestone2030」のフェーズ1(構造改革の完遂と基盤再構築)を推進中。日本事業の収益性向上、アジア事業の売上拡大に向けた投資を実行している。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 化粧品市場全体として、リオープニング効果が一巡し、基調に大きな変化は見られず、底堅く推移。
- アジア市場では、中国国産ブランドの台頭や個人消費の低迷により、市場が二極化。
- 米国市場では、消費者の価格感度の高まりを背景に、中・高価格帯ブランドは厳しい事業環境。
- 市場動向:
- インバウンド需要は、客単価の下落や訪日客数の落ち着きにより、売上成長は緩やか。
- 米国消費センチメントの減退により、オフライン売上が前年同期を下回る地域も。
今後の見通し
- 業績予想: 2025年2月12日に発表した通期連結業績予想に変更はない。
- 通期売上高予想: 336,000百万円
- 通期営業利益予想: 20,000百万円
- 通期経常利益予想: 20,700百万円
- 通期親会社株主に帰属する中間純利益予想: 13,800百万円
- リスク要因:
- 経済情勢の変動(物価上昇、個人消費の停滞)
- 米中間の通商問題、不動産市場の停滞
- 為替変動(円高)
重要な注記
- 会計方針:
- 企業結合に係る会計処理の確定に伴う影響。PURI CO., LTD. との企業結合に係る暫定的な会計処理を確定。これにより、のれんの金額やその他無形固定資産、繰延税金負債、非支配株主持分等に修正が生じている。
- その他:
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士または監査法人のレビューの対象外。
- 業績見通し等は、当社が発表日現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいているが、実際の業績等は経済情勢の変動等に伴うリスクや様々な不確定要因により大きく異なる可能性がある。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4922 |
企業名 | コーセー |
URL | http://www.kose.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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