2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社小野測器 (Onosocki Corporation)
    • 主要事業分野: 計測機器、特注試験装置及びサービス
    • 代表者名: 取締役社長 大越 祐史
    • URL: https://www.onosokki.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年7月25日
    • 対象会計期間: 2025年1月1日 ~ 2025年6月30日 (第2四半期累計)
    • 配当支払開始予定日: 2025年8月28日
  • セグメント:
    • 計測機器: 高精度な計測・測定機器の開発、製造、販売。
    • 特注試験装置及びサービス: 顧客のニーズに合わせたカスタム仕様の試験装置や、それに関連するアフターサービス、エンジニアリングサービス。
    • その他: 上記セグメントに属さない事業(損害保険代理業務、不動産管理業務等)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数 (自己株式を含む): 2025年12月期中間期 12,200,000株
    • 期末自己株式数: 2025年12月期中間期 1,775,819株
    • 期中平均株式数(中間期): 2025年12月期中間期 10,372,428株
  • 今後の予定:

財務指標

  • 財務諸表:
    • 貸借対照表:
      • 総資産: 20,357百万円(前連結会計年度末比 952百万円減少)
      • 負債合計: 4,650百万円(前連結会計年度末比 745百万円減少)
      • 純資産合計: 15,706百万円(前連結会計年度末比 207百万円減少)
    • 損益計算書:
      • 売上高: 6,343百万円(前年同期比 24.8%増)
      • 営業利益: △80百万円(前年同期は△478百万円の損失) ※営業損失縮小
      • 経常利益: △38百万円(前年同期は△457百万円の損失) ※経常損失縮小
      • 親会社株主に帰属する中間純利益: △121百万円(前年同期は884百万円の利益) ※大幅な減益
      • 1株当たり中間純利益: △11.75円(前年同期は83.12円)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 942百万円(前年同期比 358百万円減、27.5%減)
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △240百万円(前年同期は4,455百万円の収入)
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △294百万円(前年同期比 1,449百万円減、83.1%減)
  • 収益性:
    • 売上高は前年同期比で増加したが、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅な減益となった。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 75.8% (前年同期は73.3%) ※改善
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 営業活動を改善したものの、要因分析が必要
  • セグメント別:
    • 計測機器: 売上高は増加したが、費用増によりセグメント利益は損失拡大(△218百万円)。
    • 特注試験装置及びサービス: 受注・売上高ともに好調で、セグメント利益は黒字転換(142百万円)。
  • 財務の解説:
    • 業績予想を下回ったため、上期において売上予定案件の下期への先送り、原材料・外注費の上昇、拡販活動の活発化によるコスト増加を原因として業績予想の修正を発表。
    • しかし、通期業績予想については、受注残高の積み上げから、上期の減少分を補い、期初の予想を達成できると判断し、据え置いている。
    • 自己資本比率が改善している。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年12月期: 期末配当 15.00円、年間配当 30.00円
    • 2025年12月期(期中):第2四半期末配当 10.00円
    • 2025年12月期(予想):年間配当 20.00円
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 計測機器:
      • 第2四半期(中間期)売上高: 2,062百万円(前年同期比4.4%増)
      • 第2四半期(中間期)セグメント利益: △218百万円(前年同期は△171百万円の損失)
      • 回転速度分野、寸法変位分野は好調。トルク計測分野、音響・振動関連センサ類はやや低調。データ処理分野、自動車計測分野は好調。
      • 海外拡販のための人員強化により費用が増加し、減益となった。
    • 特注試験装置及びサービス:
      • 第2四半期(中間期)売上高: 4,275百万円(前年同期比37.8%増)
      • 第2四半期(中間期)セグメント利益: 142百万円(前年同期は△305百万円の損失) ※黒字転換
      • 既存設備の更新や電動化対応に伴う需要増、アフターサービス、エンジニアリング分野も堅調。
    • その他:
      • 第2四半期(中間期)売上高: 67百万円(前年同期比11.3%減)
      • 第2四半期(中間期)セグメント利益: 9百万円(前年同期比29.6%減)
  • セグメント戦略:
    • 計測機器セグメントでは、人員強化による費用増はあるものの、海外拡販を目指す。
    • 特注試験装置及びサービスセグメントは、引き続き堅調な推移を見込む。

中長期計画との整合性

  • 2025年1月30日に新中期経営計画「Challenge Stage IV」(2025年~2027年)を策定。
  • 「ものづくりの力」「はかる力」「顧客サポート力」を活かし、専門性・市場の拡大、「はかるを極め、わかるに挑む」を成長戦略とする。
  • グローバルでの計測機器拡販、DX・オープンイノベーションによる成長戦略、サステナビリティへの対応を推進。
  • 今回の決算は、計画初年度の進捗として、一部(計測機器)で計画を下回ったものの、全体としては計画通りの進捗を目指す方針。

競合状況や市場動向

  • 世界経済の不透明感、エネルギー価格・物価上昇、為替相場の不安定化などが事業環境に影響。
  • 米国による関税政策の影響は限定的だが、顧客の設備投資動向への間接的な影響の可能性に留意。
  • 計測機器市場において、回転速度・寸法変位分野は堅調。自動車計測分野も良好。
  • 特注試験装置市場は、設備更新・電動化対応需要で成長。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想は、1月30日公表値を据え置く。
    • 売上高: 13,800百万円(前年同期比16.9%増)
    • 営業利益: 600百万円(前年同期比315.0%増)
    • 経常利益: 650百万円(前年同期比206.5%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 550百万円(前年同期比62.3%増)
    • 1株当たり当期純利益: 53.24円
  • リスク要因:
    • 世界経済の動向、原材料価格、外注費、為替変動、米国関税政策、顧客の設備投資動向。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 当中間期における連結範囲の重要な変更、中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用、会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示については、記載された範囲で変更・修正はない。
  • <strong>その他:</strong>
    • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。
    • 自己株式の処分により、自己株式が50百万円減少し、利益剰余金が10百万円減少。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6858
企業名 小野測器
URL http://www.onosokki.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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