2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名: アグレ都市デザイン株式会社
  • 主要事業分野: ハウジング事業、アセットソリューション事業、宿泊事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 大林 竜一
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年5月12日
    • 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • セグメント:
    • ハウジング事業: 戸建住宅の建築・販売、アフターメンテナンス、戸建用地の販売、注文住宅・リフォーム工事
    • アセットソリューション事業: 投資家向け収益マンション・アパートの建設・販売、マンション用地の販売、不動産賃貸・管理
    • 宿泊事業: 空き家・空き別荘等の活用による宿泊施設の開業・運営コンサルティング
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(親会社株主に帰属): 5,753,697株(期中平均)
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 2025年5月12日(当資料)
    • 株主総会: 2025年6月25日(定時株主総会)
    • IRイベント: 機関投資家・アナリスト向け決算説明会 開催

財務指標

  • 財務諸表:
    • 損益計算書: 売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が増加。
    • 貸借対照表: 総資産、負債、純資産ともに増加。特に販売用不動産、仕掛販売用不動産、借入金関連が増加。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で資金減少。投資活動によるキャッシュ・フローは資金増加。財務活動によるキャッシュ・フローも資金増加。
  • 収益性:
    • 売上高: 30,743,637千円(前年同期比11.4%増)
    • 営業利益: 2,548,774千円(前年同期比58.2%増)
    • 経常利益: 2,247,576千円(前年同期比74.0%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,580,177千円(前年同期比80.9%増)
    • 1株当たり当期純利益: 274.64円(前年同期比80.9%増)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 21.7%(前連結会計年度末 23.9%)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 8.3%(前年同期 5.8%)
  • セグメント別:
    • ハウジング事業が売上高の大部分を占め、経常利益にも大きく貢献。
    • アセットソリューション事業は、売上高・経常利益ともに減少。
    • 宿泊事業は、売上高は増加したが、経常損失が増加。
  • 財務の解説:
    • 売上高、各段階利益において過去最高を更新。
    • ハウジング事業の伸長や、アセットソリューション事業における一部商品(収益マンション等)の販売、宿泊事業の売上増加が業績を牽引。
    • 一方で、アセットソリューション事業の経常利益減、宿泊事業の経常損失拡大が影響。
    • 総資産、負債、純資産ともに増加しており、特に販売用不動産や借入金が増加。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当 60.00円(年間配当金合計 60.00円)
    • 2025年3月期: 期末配当 96.00円(年間配当金合計 96.00円)
    • 2026年3月期(予想): 年間配当額 100.00円(期末配当 100.00円)
  • 特別配当の有無: なし。
  • 配当性向:
    • 2025年3月期: 35.0%
    • 2026年3月期(予想): 35.6%
    • 基本方針として、当期純利益の35%を配当額の目途とする。

セグメント別情報

  • ハウジング事業:
    • 売上高: 27,051,534千円(前年同期比17.1%増)
    • 経常利益: 2,800,012千円(前年同期比97.1%増) → 大幅な増益
    • 戸建住宅、戸建用地の販売が好調。
  • アセットソリューション事業:
    • 売上高: 3,590,387千円(前年同期比19.3%減)
    • 経常利益: 358,217千円(前年同期比46.2%減) → 売上・利益ともに減少
    • 収益マンション、収益アパートの販売件数・売上高が前年同期を下回る。
  • 宿泊事業:
    • 売上高: 106,123千円(前年同期比119.8%増)
    • 経常損失: 28,067千円(前年同期は経常利益792千円) → 売上増加も損失拡大
    • コンサルティング契約の受注が想定を下回った。
  • セグメント戦略:
    • ハウジング事業: 良質な事業用地の取得、デザイン性・機能性の強化、SNS活用、営業部新設による効率化。
    • アセットソリューション事業: 希少性の高い都心部での用地情報収集、デザイン性の高い商品企画。
    • 宿泊事業: 実家や空き別荘を活用した宿泊施設の開業支援、地域金融機関との連携強化。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する直接的な言及はないものの、各事業セグメントにおける戦略実行や過去最高益の達成は、持続的な成長に向けた取り組みを進めていることを示唆している。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:
    • 不動産業界全般としては、利便性・希少性の高い立地での需要回復が見られる一方、建材・住設機器価格の高止まり、金利先高観などの懸念材料がある。
  • 市場動向:
    • 経済活動の正常化、インバウンド需要の回復が見られるが、地政学リスク、物価高騰、為替変動、マイナス金利解除に伴う金利上昇、2024年問題など、依然として景気の先行きには不透明感がある。
    • 住宅市場は、地政学リスクや物価高騰などの影響を受けつつも、利便性の高い立地での需要が回復傾向。
    • マンション・アパート市場は、投資家向け需要が中心。
    • 宿泊市場は、空き家・別荘活用など新たなニーズに対応。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年3月期):
    • 売上高: 36,858百万円(前期比19.9%増)
    • 営業利益: 2,805百万円(前期比10.1%増)
    • 経常利益: 2,378百万円(前期比5.8%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,617百万円(前期比2.4%増)
  • リスク要因:
    • 地政学リスク、世界的な物価高騰、急激な為替変動。
    • 住宅価格の高止まり、インバウンド需要の回復鈍化。
    • マイナス金利政策解除に伴う金利の先高観、消費マインドの冷え込み。
    • 建設業界における2024年問題(工期延長、コストアップ)。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準に基づき連結財務諸表を作成。
  • 表示方法の変更: 営業外収益の「固定資産売却益」を独立掲記するために、前連結会計年度の組換えを実施。
  • その他: 決算補足説明資料はTDnetおよび会社ホームページで開示予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3467
企業名 アグレ都市デザイン
URL http://agr-urban.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 不動産 – 不動産業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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