決算説明：ザインエレクトロニクス（6769）

2025年12月期第２四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ザインエレクトロニクス株式会社 (THine Electronics, Inc.)
  • 主要事業分野: ミックスドシグナルLSIの設計開発・製造・販売、AI・IoTソリューション開発・提供、AI等データサーバー製品の企画・開発・製造・販売
  • 代表者名: 代表取締役会長 飯塚 哲哉、代表取締役社長 南 洋一郎
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年8月6日
• 説明者:
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年12月期 第2四半期
• セグメント:
  • LSI事業: 高速インターフェースLSI（V-by-One® HS plus, V-by-One® HS, LVDS, Serial Transceiver IOHA:B, 光半導体(VCSELドライバ, TIA等)）、カメラソリューション（Image Signal Processor, Camera Development Kit）
  • AIOT事業: 通信モジュール（5G/LTE/NB-IoT）、AI・IoTソリューション（IoTゲートウェイ/ルータ、AI/IoTソリューション開発）、AIサーバー（NVIDIA H100 GPU搭載AIサーバー）、データサーバー（General Server, Smart NIC/Switch）

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 1,514百万円 (前年同期比 26%減)
  • 売上総利益: 869百万円 (粗利率 57.4%)
  • 営業利益: △369百万円 (前期比 減収、粗利減益)
  • 経常利益: △585百万円
  • 親会社株主に帰属する中間純利益: △456百万円
  • 前年同期比: 売上高 26%減、営業利益 △5.0%（2024年2Q）→ △24.4%（2025年2Q）
• 進捗状況:
  • 中期経営計画「Innovate100」の実現に向け、研究開発投資を計画通り実施。
• セグメント別状況:
  • LSI事業:
    • 売上高: 2025年2QTR 1,167百万円 (前年同期比 12%減)
    • 構成: 産機 69% (OA機器向け需要回復、アミューズメント機器向けは在庫調整影響継続)、車載 17% (EV向け新製品拡販継続、中国市場向けは前期比改善)、民生 13% (4K/8Kテレビ等向け技術提供順調)
  • AIOT事業:
    • 売上高: 2025年2QTR 330百万円 (前年同期比 47%減)
    • 構成: IoT機器販売 77% (AED・エレベータ向けは堅調も、ドライブレコーダ・自販機向けは顧客需要減、納期調整等で大幅減)、ソリューション開発 21% (OEMルーター開発等で前期比増加)、その他 2% (サーバービジネス立ち上げ)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は前年同期比26%減、営業利益は△369百万円となった。
  • 粗利率は53%から57%へ改善。
• 増減要因:
  • LSI事業: 国内市場はOA向け需要回復もアミューズメント機器向けは依然在庫調整の影響が継続。海外市場は米国向けは引き続き堅調も、全体として前期比減収。
  • AIOT事業: AED・エレベータ向け等は堅調も、ドライブレコーダ向け・自販機向け等で顧客需要減による受注減・納期調整等により、売上は前期比大幅減収。スマートメータ向け出荷開始。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 中期経営戦略「Innovate100」（2025-2027）の実現に向けた取り組み。
• 進行中の施策:
  • 研究開発: 新中期経営戦略『Innovate100』実現に向け、総額13億65百万円（前期比+18%）の投資を計画。
    • 重要技術開発: 世界初光半導体(AI光コンピューティング向け)技術開発、EVパネル・カメラ向け等V-by-One®HS製品、新規電源製品開発、エッジAI処理用モジュール開発、音声通話機能付きゲートウェイ製品開発、スマートIoTルーター開発、スマートモジュール活用ソリューション開発、1000Gbpsを見据えた(beyond 5G)無線通信技術開発等。
• セグメント別施策:
  • AIOT事業: スマートメータ向け出荷開始。3Q以降の売上増加に期待。サーバビジネスの立ち上げに注力。

将来予測と見通し

• 中長期計画: 新中期経営戦略「Innovate100」を推進。
• マクロ経済の影響: 国内外の経済・金融情勢等の影響を受ける可能性あり。

製品やサービス

• 製品:
  • LSI: V-by-One® HS plus, V-by-One® HS, LVDS, Serial Transceiver IOHA:B、光半導体(VCSELドライバ, TIA等)
  • AIOT: 5G/LTE/NB-IoTモジュール、AI・IoTソリューション（ドライブレコーダー、AED遠隔監視、IPトランシーバー、自動販売機・エレベーター監視装置、決済端末、GPSトラッカー、スマートメーター、AI顔認証型体温検知システム、IoT温度監視システム）
  • AIサーバー: NVIDIA H100 GPU搭載AIサーバー
  • データサーバー: General Server, Smart NIC/Switch
• サービス:
  • AI・IoTソリューション開発
  • AIサーバー・データサーバーのODM/OEM提供

重要な注記

• リスク要因: 本資料に記載されている見通しや業績予想のうち、歴史的事実でないものは現在入手可能な情報から得た経営陣の判断に基づき作成。実際の業績は、国内外の経済・金融情勢等、様々な重要な要素により異なる結果となり得る。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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