2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

基本情報

  • 企業名: ブラザー工業株式会社
  • 主要事業分野: プリンティング・アンド・ソリューションズ、マシナリー、ドミノ、ニッセイ、パーソナル・アンド・ホーム、ネットワーク・アンド・コンテンツなど
  • 代表者名: 池田 和史
  • 提出日: 2025年5月9日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
  • 上場取引所: 東京証券取引所(東証プライム)
  • セグメント:
    • プリンティング・アンド・ソリューションズ
    • マシナリー
    • ドミノ
    • ニッセイ
    • パーソナル・アンド・ホーム
    • ネットワーク・アンド・コンテンツ
    • その他
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(自己株式含む): 257,755,930株 (2025年3月期)
    • 期中平均株式数: 255,649,108株 (2025年3月期)
    • 時価総額: 記載なし
  • 今後の予定:
    • 決算説明会: 2025年5月9日(機関投資家・アナリスト向け、オンライン説明会)

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 資産合計は9,326億5千万円(前期比365億4千万円増加)、負債合計は2,411億7千8百万円(前期比131億8千9百万円増加)、資本合計は6,914億7千2百万円(前期比233億5千万円増加)。
    • 損益計算書: 売上収益は8,765億5千8百万円(前期比6.5%増)、営業利益は698億8千8百万円(前期比40.4%増)、税引前利益は746億9千4百万円、当期純利益は547億7千8百万円(前期比73.1%増)。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは900億2千3百万円(前期比増加)、投資活動によるキャッシュ・フローは481億5千2百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは346億9百万円の減少。現金及び現金同等物の期末残高は1,727億7千6百万円。
  • 収益性:
    • 売上収益: 8,765億5千8百万円 (前期比 +6.5%)
    • 営業利益: 698億8千8百万円 (前期比 +40.4%)
    • 純利益(親会社の所有者に帰属する当期利益): 547億7千8百万円 (前期比 +73.1%)
    • 1株当たり当期利益(希薄化後): 213.74円 (前期比 +74.3%)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 74.1% (2025年3月期)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 7.97% (2025年3月期、計算値)
  • セグメント別:
    • プリンティング・アンド・ソリューションズ: 売上収益5,448億2千8百万円、事業セグメント利益609億8千6百万円(前期比△2.5%)
    • マシナリー: 売上収益852億9百万円、事業セグメント利益8億5千3百万円(前期比△61.4%)
    • ドミノ: 売上収益1,193億9千6百万円、事業セグメント利益54億3千8百万円(前期比+7.2%)
    • ニッセイ: 売上収益200億1千7百万円、事業セグメント利益4億7千4百万円(前期比△53.5%)
    • パーソナル・アンド・ホーム: 売上収益571億5千万円、事業セグメント利益73億1千5百万円(前期比+190.7%)
    • ネットワーク・アンド・コンテンツ: 売上収益388億8百万円、事業セグメント利益19億2千4百万円(前期比+18.6%)
  • 財務の解説: 世界経済の不透明感がある中、各事業において、消耗品販売の堅調さや為替のプラス影響、一部事業における前連結会計年度の減損損失の解消などにより、増収増益となった。特に、パーソナル・アンド・ホーム事業の大幅な増益が寄与した。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期期末配当: 50円(中間配当50円と合わせ、年間100円)
    • 2024年3月期実績: 未記載 (ただし、2025年3月期が16円増配として年間100円)
    • 2026年3月期予想: 年間100円
  • 特別配当の有無: 記載なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • プリンティング・アンド・ソリューションズ: 欧米の市況低迷や供給制約の影響を受けたものの、インクジェット複合機や消耗品の堅調な販売、為替のプラス影響により増収。事業セグメント利益は販管費増加により減益。
    • マシナリー: 中国・アジアの設備投資回復や工業用ミシンの需要増により増収。事業セグメント利益は販管費増等により大幅減益。
    • ドミノ: 景気減速の影響で本体販売は減少したが、為替のプラス影響と消耗品販売の堅調さで増収。事業セグメント利益は販管費増加があったものの、増益。
    • ニッセイ: 設備投資需要低迷により減収。事業セグメント利益は減収と販管費増加で大幅減益。
    • パーソナル・アンド・ホーム: インフレや金利高による高級機市況低調も、中級・普及機の堅調な販売、新製品投入効果、為替のプラス影響で増収。粗利率改善等により大幅増益。
    • ネットワーク・アンド・コンテンツ: カラオケ機器販売が堅調に推移し増収。事業セグメント利益は販管費増加があったものの、増益。
  • セグメント戦略:
    • 中期戦略「CSB2027」に基づき、成長投資を継続し、事業ポートフォリオの変革を進める。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 中期戦略「CSB2027」では、成長投資、事業ポートフォリオ変革、株主還元強化(年間100円配当下限、自己株式取得600億円)を重点項目としている。当期の実績は、増収増益を達成し、中期計画に沿った経営が進められていると見られる。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 記載なし
  • 市場動向:
    • プリンティング市場: 欧米・中国の市況は低調。
    • マシナリー事業: 産業機器の市況は緩やかな回復傾向。
    • 工業用ミシン: アジアでの設備投資需要が回復。
    • ニッセイ事業: 設備投資需要が低迷。
    • 家庭用ミシン: インフレ影響で市況は軟調。
    • カラオケ市場: 安定的に推移。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2026年3月期通期連結業績予想: 売上収益8,750億円、事業セグメント利益750億円、営業利益730億円、税引前利益750億円、当期純利益550億円。
    • 為替レート前提: 1米ドル=140円、1ユーロ=160円。円高によるマイナス影響を考慮。
    • 米国の関税政策の影響も織り込み済み。
  • リスク要因: 地政学リスク、米国の通商政策、中国経済の動向、為替変動などが景気見通しを不透明にしている。

重要な注記

  • 会計方針: 国際会計基準(IFRS)を任意適用。
  • その他:
    • 2025年4月1日付でセグメント区分の変更を実施。
    • 2025年5月12日から2026年4月30日まで、自己株式を上限1,100万株、200億円で取得する計画。取得した自己株式は、希薄化懸念払拭のため消却を予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6448
企業名 ブラザー工業
URL http://www.brother.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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