決算短信：熊谷組（1861）

2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社 熊谷組
  • 主要事業分野: 総合建設業
  • 代表者名: 取締役社長 上田 真
  • URL: https://www.kumagaigumi.co.jp/
  • その他: 2025年5月15日上場取引所（東）にて決算短信開示。
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月15日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日（当連結会計年度）
  • その他: 決算補足説明資料作成有、決算説明会（証券アナリスト向け）開催有。
• セグメント:
  • 土木事業: 治山・治水、鉄道、道路等の土木一式工事。
  • 建築事業: 集合住宅、事務所・庁舎、工場・発電所等の建築一式工事。
  • 子会社: 建設事業、建設用資機材の製造販売、建設技術商品の提供等。
• 発行済株式:
  • 2025年3月期期末発行済株式数: 43,285,560株
  • 2025年3月期期末自己株式数: 363,800株
  • 2025年3月期期中平均株式数: 42,964,038株
• 今後の予定:
  • 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
  • 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
  • IRイベント: 証券アナリスト向け決算説明会開催予定。

財務指標

• 財務諸表（連結）:
  • 損益計算書:
    • 完成工事高: 498,581百万円（前期比12.5%増）
    • 営業利益: 14,299百万円（前期比13.0%増）
    • 経常利益: 14,411百万円（前期比10.5%増）
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 9,354百万円（前期比12.5%増）
    • 1株当たり当期純利益: 217.73円
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 462,533百万円（前期末比4.9%減）
    • 純資産: 181,829百万円（前期末比1.0%増）
    • 自己資本比率: 39.3%（前期末比0.8ポイント上昇）
  • キャッシュフロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 8,233百万円
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △11,990百万円
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △16,466百万円
    • 現金及び現金同等物期末残高: 50,156百万円
• 収益性:
  • 売上高は前期比12.5%増。
  • 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はすべて増収。
  • 1株当たり当期純利益は217.73円。
  • 営業利益率: 2.9%（前期比0.0%ポイント）
  • 総資産経常利益率: 3.1%（前期比0.0%ポイント）
• 財務安全性:
  • 自己資本比率は39.3%で、前期末から0.8ポイント向上。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 2.9%（前期比0.0%ポイント）
• セグメント別:
  • 土木事業: 売上高1,051億円（前期比5.0%増）、営業利益69億円（前期比54.3%増）。
  • 建築事業: 売上高2,671億円（前期比17.3%増）、営業利益8億円（前期比60.2%減）。
  • 子会社: 売上高1,358億円（前期比8.5%増）、営業利益64億円（前期比8.0%増）。
• 財務の解説:
  • 当期は、個人消費や企業収益、公共投資の改善により建設業界の受注環境が良好に推移。
  • 資材費や労務費の高止まりにより採算面で一部厳しさがあった。
  • 売上総利益の改善、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも増加。
  • 貸借対照表では、総資産は減少したが、純資産は増加し、自己資本比率は改善。
  • キャッシュ・フローは, 営業活動によるCFがプラス、投資・財務活動によるCFはマイナス。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期 期末配当: 130円（中間配当なし）
  • 2025年3月期 期末配当: 130円（中間配当なし）
  • 2026年3月期 年間配当予想: 160円（中間配当なし）
• 特別配当の有無: なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 売上高（外部顧客）: 土木事業100,128百万円、建築事業227,797百万円、子会社115,267百万円。
  • セグメント利益: 土木事業4,498百万円、建築事業2,123百万円、子会社5,998百万円。
• セグメント戦略:
  • 中期経営計画「熊谷組グループ 中期経営計画（2024～2026年度）」に基づき、「建設事業の強化」「周辺事業の加速」「経営基盤の充実」を基本方針として取り組み。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 『熊谷組グループ 中期経営計画(2024～2026年度)』において、連結売上高5,000億円、連結経常利益300億円、ROE10%以上を財務目標に設定。当期は売上高・利益ともに計画進捗。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: （提供された資料のみでは詳細な比較は不可）
• 市場動向:
  • 建設業界は、個人消費や企業収益、公共投資の改善で堅調な受注環境が持続。
  • 資材費・労務費の高止まりによる採算面での厳しさも一部存在。
  • 米国の関税措置による間接的な影響（自動車関連の設備投資減退）の可能性に言及。

今後の見通し

• 業績予想（2026年3月期）:
  • 完成工事高: 493,000百万円（前期比1.1%減）
  • 営業利益: 22,800百万円（前期比59.4%増）
  • 経常利益: 23,000百万円（前期比59.6%増）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 15,400百万円（前期比64.6%増）
  • 1株当たり当期純利益: 358.79円
• リスク要因:
  • 米国通商政策の影響による景気下振れリスク。
  • ウクライナ情勢や中東情勢などの地政学的リスク。
  • 物価上昇の継続による個人消費への影響。
  • 金融資本市場の変動。
  • 労働力不足、建設現場の安全管理強化、環境配慮・DX推進が業界全体で求められる。
  • 建設コスト面での輸入資機材価格上昇リスク（アジア圏中心のため軽微と判断）。
  • 米国不動産投資における市況低迷リスク（現在の投資額から大きな影響はないと判断）。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」（2022年改正会計基準）等を適用。
  • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益の税務上の繰延べに関する改正についても適用。
  • 会計基準の選択については日本基準を適用。
• その他:
  • 取締役及び執行役員に対する信託を用いた株式報酬制度を導入。
  • 重要な後発事象はない。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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