決算短信：NISSHA（7915）

2025年12月期 第1四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕(連結)

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: NISSHA株式会社
  • 主要事業分野: 産業資材、ディバイス、メディカルテクノロジー
  • 代表者名: 鈴木 順也 (代表取締役社長 最高経営責任者)
  • 上場取引所: 東京証券取引所
  • URL: https://www.nissha.com/
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月9日
  • 対象会計期間: 2025年1月1日 ～ 2025年3月31日
  • 決算補足説明資料作成の有無: 有
  • 決算説明会開催の有無: 有 (機関投資家向け)
• セグメント:
  • 産業資材: 加飾フィルム、加飾成形品、蒸着紙、サステナブル成形品などの生産・販売
  • ディバイス: フィルムタッチセンサー、ガスセンサーなどの生産・販売
  • メディカルテクノロジー: 低侵襲医療用手術機器、医療用ウェアラブルセンサー、単回使用心電用電極などの製品の製造・販売（欧米中心に大手医療機器メーカー向けCDMO、自社ブランド品）
• 発行済株式:
  • 期末発行済株式数: 50,855,638株 (2025年12月期第1四半期)
  • 自己株式数: 3,519,037株 (2025年12月期第1四半期)
  • 期中平均株式数: 47,555,724株 (2025年12月期第1四半期)
  • 時価総額: 記載なし
• 今後の予定:
  • 決算発表: 期間内に発表済み
  • 株主総会: 記載なし
  • IRイベント: 2025年5月9日(金)に機関投資家向け決算説明会を開催予定

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 241,311百万円 (2025年3月31日現在)
    • 負債合計: 129,834百万円 (2025年3月31日現在)
    • 資本合計: 111,477百万円 (2025年3月31日現在)
  • 損益計算書:
    • 売上高: 47,442百万円
    • 営業利益: 1,509百万円
    • 税引前利益: 663百万円
    • 四半期利益: 189百万円
  • キャッシュ・フロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: △1,090百万円
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △7,604百万円
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △3,556百万円
    • 現金及び現金同等物期末残高: 37,639百万円
• 収益性:
  • 売上高: 47,442百万円 (前年同期比 1.5%増)
  • 営業利益: 1,509百万円 (前年同期比 19.9%増)
  • 税引前利益: 663百万円 (前年同期比 △60.3%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期利益: 87百万円 (前年同期比 △92.8%減)
  • 1株当たり利益 (基本的): 1.84円 (前年同期比 △92.6%減)
  • 1株当たり利益 (希薄化後): 1.84円
• 財務安全性:
  • 親会社所有者帰属持分比率: 45.3% (2025年3月31日現在)
  • 自己株式数: 3,519,037株 (2025年3月31日現在)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 3.18% (1,509百万円 / 47,442百万円) (2025年12月期第1四半期)
    • 前年同期は 2.69% (1,258百万円 / 46,719百万円)
• セグメント別:
  • 産業資材:
    • 売上高: 18,785百万円 (前年同期比 5.3%増)
    • セグメント利益: 1,041百万円 (前年同期比 9.4%減)
  • ディバイス:
    • 売上高: 13,558百万円 (前年同期比 18.2%減)
    • セグメント利益: 865百万円 (前年同期比 100.0%増)
  • メディカルテクノロジー:
    • 売上高: 11,948百万円 (前年同期比 18.7%増)
    • セグメント利益: 669百万円 (前年同期比 83.6%増)
• 財務の解説:
  • 総資産は前連結会計年度末に比べ106億34百万円減少し、2,413億11百万円となった。
  • 流動資産の減少は、主に現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、棚卸資産の減少による。
  • 非流動資産の増加は、主に有形固定資産、のれんの増加による。
  • 負債合計は前連結会計年度末に比べ68億99百万円減少し、1,298億34百万円となった。
  • 流動負債の減少は、主に営業債務及びその他の債務、借入金、その他の金融負債、未払法人所得税等の減少による。
  • 非流動負債の減少は、主に社債及び借入金、その他の金融負債の減少による。
  • 資本合計は前連結会計年度末に比べ37億35百万円減少し、1,114億77百万円となった。
  • これは、主に利益剰余金の減少、自己株式の増加、その他の資本の構成要素の減少等による。
  • 第1四半期連結累計期間の業績は、ディバイス事業のタブレット向け需要低迷があったものの、産業資材事業およびメディカルテクノロジー事業の需要は堅調に推移した。また、医薬品向けの企業買収による業績寄与が始まった。
  • 親会社株主に帰属する四半期利益が大幅に減少したのは、主に企業結合に係る暫定的な会計処理の確定に伴う遡及修正の影響。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年12月期: 期末配当 25.00円、年間 50.00円
  • 2025年12月期 (予想): 期末配当 25.00円、年間 50.00円 (予想からの修正なし)
• 特別配当の有無: 記載なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 産業資材: 売上高は増加したが、モビリティ向け新製品への先行費用により営業利益は減少。
  • ディバイス: タブレット向け需要低迷により売上高は減少も、生産体制見直し等で効率性が改善し営業利益は大幅増。
  • メディカルテクノロジー: 医療機器CDMOの堅調な需要や企業買収により売上高・営業利益ともに大幅増。
• セグメント戦略:
  • 各セグメントは、それぞれの市場や製品特性に応じた戦略を展開。
  • 産業資材では、サステナブル資材としての蒸着紙の需要が堅調。
  • ディバイスでは、精密・高機能部品の提供。
  • メディカルテクノロジーでは、低侵襲医療機器やウェアラブルセンサー等で、CDMO事業の拡大と自社ブランド品の展開。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 第8次中期経営計画（2024年～2026年）では、安定的な成長と資本効率性の向上、事業ポートフォリオの強化、利益率の向上と安定化を目指している。当第1四半期の業績は、一部事業での需要低迷もあったものの、企業結合による業績寄与や一部事業の堅調な推移により、概ね計画に沿った動きとなっていると推測される。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 記載なし
• 市場動向:
  • グローバル経済は景気持ち直しの動きがあった一方、アメリカの関税政策等による不確実性も存在。
  • アメリカでは景気拡大も消費・設備投資マインド悪化。
  • ヨーロッパは金融緩和も外需低迷で足踏み。
  • 中国は政策効果でやや持ち直すも内需低迷で力強さに欠ける。
  • 日本経済は設備投資堅調で緩やかに回復。
  • 産業資材分野では、サステナブル資材としての蒸着紙がグローバルでトップシェア。
  • ディバイス分野では、フィルムタッチセンサーがタブレット、業務用端末、モビリティ、ゲーム機等に幅広く採用。
  • メディカルテクノロジー分野では、欧米中心に大手医療機器メーカー向けCDMO事業が堅調。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年12月期 通期業績予想に変更なし。
  • 売上高: 190,800百万円 (前期比 2.5%増)
  • 営業利益: 6,600百万円 (前期比 20.3%増)
  • 税引前利益: 5,700百万円 (前期比 18.4%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,000百万円 (前期比 83.78%増)
  • 1株当たり当期純利益: 83.78円
• リスク要因:
  • グローバル経済の不確実性（景気後退、金融政策、地政学リスクなど）
  • 為替変動
  • 原材料価格の変動
  • 競合他社の動向
  • 個別事業における需要変動（例: タブレット向け需要低迷）
  • 企業結合に係る一時的な影響

重要な注記

• 会計方針:
  • 2024年3月1日に行われたIsometric Intermediate LLCおよびそのグループ会社との企業結合について、当第1四半期連結累計期間に暫定的な会計処理が確定し、過去の数値について遡及修正が適用されている。
  • IFRSにより要求される会計方針の変更、その他の会計方針の変更、会計上の見積りの変更はいずれも「無」。
• その他:
  • 当第1四半期連結累計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間の数値について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させている。
  • 期中レビュー報告書は「添付資料」に記載されており、独立監査人トーマツによるレビューは「適正」との結論。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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