2026年3月期 第1四半期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社カカクコム
- 主要事業分野: インターネットサービス(価格比較、グルメ情報、求人情報など)
- 代表者名: 代表取締役社長 村上 敦浩
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年8月6日
- 説明者:
- 報告期間:
- 対象会計期間: FY26/3 Q1
- 配当支払開始予定日: — (期末配当25円、中間配当25円)
- セグメント:
- 価格.com: 製品のスペック、価格情報の提供、メーカーへの送客
- 食べログ: レストラン情報、オンライン予約サービス、会員向け特典提供
- 求人ボックス: 求人情報の一括検索サービス、求職者と企業のマッチング
- インキュベーション: 各種インターネットサービス(不動産、旅行・移動、暮らし、ライフスタイル・エンタメなど)の運営、育成
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上収益: 21,958百万円 (YoY +24.0%)
- 営業利益: 7,318百万円 (YoY +4.9%)
- 税引前利益: 7,289百万円 (YoY +2.9%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 5,025百万円 (YoY +4.2%)
- EPS: 25.41円 (YoY +1.03円)
- 進捗状況:
- 連結業績予想(通期): 売上 920億円(+17.3%)、営業利益 280億円(-4.4%)
- Q1実績は、売上・営業利益ともに計画に対して順調に推移。
- セグメント別状況:
- 価格.com: 売上収益 5,836百万円 (YoY +4.0%)、セグメント利益 3,133百万円 (YoY +9.6%)。ショッピング、通信、保険が売上成長を牽引。
- 食べログ: 売上収益 9,257百万円 (YoY +21.3%)、セグメント利益 5,227百万円 (YoY +21.9%)。飲食店予約が売上・利益ともに牽引。
- 求人ボックス: 売上収益 4,664百万円 (YoY +72.4%)、セグメント利益 356百万円 (YoY -69.0%)。積極投資により売上は計画を上回るが、利益は減少。IT投資が奏功し、月間訪問数、稼働アカウント数が増加。
- インキュベーション: 売上収益 2,201百万円 (YoY +24.7%)、セグメント利益 420百万円 (YoY +36.8%)。LiPLUSの追加により増収・増益。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 全事業で順調に進捗し、連結売上、営業利益ともに増加。
- 求人ボックスへの成長投資により、一時的に利益率は低下しているが、将来的な成長基盤構築は進展。
- 株式会社エイガ・ドット・コムを売却し、事業ポートフォリオを再編。
- 増減要因:
- 増収要因: 各事業セグメントの好調な業績、特に求人ボックスの成長加速。
- 減益要因: 求人ボックスへの積極的な投資(広告宣伝費、代理店手数料の増加)が主な要因。
- 競争環境:
- 各セグメントにおいて、ユーザー体験向上やサービス拡充により競争優位性を維持。
- 特に求人ボックスは、ブランド投資により競争環境での存在感を高めている。
- リスク要因:
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画に基づき、成長投資を積極的に推進。
- 求人ボックスへの投資規模を拡大し、全社的な売上成長を目指す。
- 既存事業の強化と新規領域への展開。
- 進行中の施策:
- 求人ボックスにおける成長投資(広告宣伝費、代理店手数料)。
- LiPLUS(暮らし領域)の買収による事業拡大。
- 事業ポートフォリオの再編(株式会社エイガ・ドット・コムの売却)。
- セグメント別施策:
- 価格.com: Windows 10サポート終了を背景としたPC需要拡大への対応、ブロードバンドサービスの堅調な提供、生命保険・ペット保険の成長促進。
- 食べログ: 飲食店予約を中心とした成長戦略の継続、インバウンド予約の影響を限定的に捉えた対応。
- 求人ボックス: 営業代理店との連携強化、ブランド投資の積極化、月間訪問数・稼働アカウント数の増加による将来的な成長基盤構築。
- インキュベーション: 「不動産」「旅行・移動」の成長鈍化を補うLiPLUSの事業拡大、eiga.com売却によるQ2以降の四半期売上への影響は1億円程度。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想: 売上 920億円(+17.3%)、営業利益 280億円(-4.4%)。
- 増収減益となる見込みだが、求人ボックスへの投資拡大により、近年の水準を上回る売上成長を目指す。
- 中長期計画:
- FY30/3目標: 連結売上収益 143,000百万円 (5年CAGR +13%)。
- セグメント別では、特に求人ボックスの売上収益が31%の5年CAGRで成長すると見込んでいる。
- マクロ経済の影響:
配当と株主還元
- 配当方針:
- 一定の株主還元を行いながら、成長投資を積極的に実施。
- 継続的な配当(年2回、配当性向50%以上)を実施。
- 成長投資後の余剰資金は機動的に株主還元(総還元性向80%を上限)。
- 配当実績:
- FY24/3: 一株当たり配当 46円 (普通配当46円)
- FY25/3: 一株当たり配当 80円 (普通配当50円、特別配当30円)
- FY26/3予想: 一株当たり配当 50円 (普通配当25円、期末配当25円)
- 特別配当:
- FY25/3において特別配当30円を実施。
製品やサービス
- 製品:
- 価格.com: PC(Windows 10サポート終了を控える)、通信関連機器、各種家電製品など。
- インキュベーション: 不動産情報サイト、旅行予約プラットフォーム、高速バス比較サイト、ホテル予約サイト、ライフスタイルメディアなど。
- サービス:
- 価格.com: 通信サービス(ブロードバンド)、保険サービス(生命保険、ペット保険)。
- 食べログ: 飲食店広告、飲食店予約、ユーザー会員サービス。
- 求人ボックス: 求人情報の一括検索、求人サイト・企業への送客。
- インキュベーション: ホームサービスのプラットフォーム(LiPLUS)。
- 協業・提携:
重要な注記
- 会計方針:
- FY24/3より、国際会計基準第12号「法人所得税」(2021年5月改訂)を適用。FY23/3についても遡及適用。
- FY26/3 Q1より、インキュベーションセグメント内の内訳を変更(「ライフスタイル・エンタメ」の売上を「その他」に集約)。過去の数値も同様の分類基準に基づき遡及適用。
- リスク要因:
- その他:
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2371 |
企業名 | カカクコム |
URL | http://kakaku.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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