2025年12月期第2四半期決算説明
1. 基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ユーグレナ (Euglena Co., Ltd.)
- 主要事業分野: ミドリムシ(ユーグレナ)を活用した食品、化粧品、バイオ燃料、飼料、肥料等の開発・製造・販売
- 代表者名: 出雲 充
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年8月8日夜
- 説明会形式: オンライン
- 参加対象: 個人投資家
- 説明者:
- 取締役代表執行役員 Co- CEO 兼 CFO: 若原 智広
- 発言概要: 2025年12月期上半期の連結業績は、主要子会社の売上成長と収益構造改善効果が想定を上回り、営業利益は前年同期比8倍増となった。バイオ燃料商業プラントへの出資完了や、微細藻類入り肥料・飼料ブランド「いきものたちにユーグレナ」の本格始動など、事業の進捗についても触れた。
- 取締役代表執行役員 Co- CEO 兼 CFO: 若原 智広
- 報告期間: 2025年12月期 第2四半期
- 配当・その他:
- 20周年記念サイト公開: 2025年8月8日夜
2. 業績サマリー
- 主要指標 (2025年度通期予想):
- 売上高: 500億円 (当初予想500億円 → 修正予想500億円) (+4%)
- 調整後EBITDA: 62億円 (当初予想50億円 → 修正予想62億円) (+24%)
- 営業利益: 24億円 (当初予想12億円 → 修正予想24億円) (2倍)
- 進捗状況:
- 上半期実績は、売上高、利益ともに好調で、通期業績予想を上方修正。
- 営業利益予想は当初比2倍。
- セグメント別状況:
- ヘルスケア事業:
- 売上高: ユーグレナヘルスケアとキューサイの伸長、サティス製薬の連結化により好調。
- 調整後EBITDA: 価格改定やコスト削減施策が奏功し、大幅増。
- バイオ燃料事業:
- 商業プラントへの15%出資が完了し、製造面の主要マイルストーンを達成。約10万KL/年の取扱いに向けて、原料調達/生産面と販売面における体制構築に注力。
- サステナブル・アグリテック事業:
- 機能性肥料・飼料市場への参入。少量・高単価の製品から開始し、中期的に代替市場への展開を目指す。
- 「いきものたちにユーグレナ」ブランドをローンチ。
- ヘルスケア事業:
3. 業績の背景分析
- 業績概要:
- 主要子会社の売上成長と収益構造改善効果が想定を上回り、営業利益は前年同期比8倍増。
- ヘルスケア事業における価格改定やコスト削減施策が奏功。
- キューサイ・サティス製薬の売上拡大とグループ横断の収益改善効果が想定を上回った。
- 増減要因:
- 売上高:
- ヘルスケア事業: CONC・コラリッチの顧客数拡大、サティス製薬の連結寄与。
- バイオ燃料事業: 原料取引・国内販売が順調に拡大。
- 調整後EBITDA:
- ヘルスケア事業: 価格改定、広告投資の効率化、原価率・販売費率の改善。
- サティス製薬の連結寄与、子会社売却の影響。
- 売上高:
- 競争環境:
- ヘルスケア事業では、各ブランドの競争優位性を活かし、広告投資の最適化と利益重視の経営を推進。
- 微細藻類軸での「探索」と既存事業の「深化」による「両利きの経営」で、次の10年の成長を目指す。
- リスク要因:
- (明示的な記載なし)
4. 戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営方針: 「黒字体質への転換」は達成済み。今期は黒字定着と売上成長に注力。
- 「原点回帰」と「バイオマスの5F & 両利きの経営」に基づき、新たな成長戦略を構築。
- 微細藻類軸での「探索」と既存事業の「深化」。
- ファインケミカル(高機能原料)を加えた『新バイオマスの5F』を基本戦略とし、微細藻類の生産量拡大を目指す。
- 進行中の施策:
- ヘルスケア事業:
- CONC・コラリッチの顧客数拡大、リニューアル、チャネル拡大。
- キューサイの流通チャネル拡大、新ブランド育成への投資。
- アリナミン製薬との協業「快眠ユーグレナ」などで素材認知拡大。
- サティス製薬グループへのOEM提供、製造受託を推進。
- バイオ燃料事業:
- 商業プラントへの15%出資完了、年間約10万KLの取扱いに向けた体制構築。
- SAF・HVOの生産・販売事業化に向けたパートナーシップ推進。
- 国内SAF需要に対応するため、羽田空港でのパートナーシップ、グリーンボンド発行。
- サステナブル・アグリテック事業:
- 微細藻類入り肥料・飼料の研究開発を推進し、「いきものたちにユーグレナ」ブランドでローンチ。
- 「ユーグレナ育ち」認定制度をローンチ。
- パートナーシップを活用したサプライチェーン構築。
- 研究開発:
- ゲノム編集技術を用いた品種改良の成功。
- タンク培養によるスケールアップと低コスト化。
- ヘルスケア事業:
5. 将来予測と見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想を上方修正。
- 2030年までに売上高600億円(ヘルスケア)、300億円(健康食品・化粧品)、バイオ燃料事業、その他事業で売上拡大を目指す。
- 中長期計画:
- 2030年までに、既存事業の成長と新たな売上の柱となるシーズの選択肢を確保。
- バイオ燃料事業は2028年下期までに商業プラント稼働予定。
- サステナブル・アグリテック事業は、2030年までに代替市場への展開を目指す。
- マクロ経済の影響:
- (明示的な記載なし)
7. 製品やサービス
- 製品:
- ヘルスケア: CONC(マイクロニードル美容液)、コラリッチ、からだにユーグレナ(グリーンパウダー、タブレット、カプセル)、キューサイ(ひざサポートコラーゲン)、ユーグレナヘルスケア製品。
- サステナブル・アグリテック: ユーグレナ入りペレット肥料、飼料。
- バイオ燃料: SAF(バイオジェット燃料)、HVO(次世代バイオディーゼル燃料)、サステオ51。
- サービス:
- IRセミナー、Logmi IR Live。
- 協業・提携:
- PETRONAS Research社とのバイオ燃料原料用微細藻類の共同研究。
- 羽田空港でのパートナーシップ(HANEDA、日本空港ビルデング)。
- 国内パートナーとの連携によるタンク・運送網整備(HVO)。
- 三井住友銀行とのサステオ51使用車の導入。
8. 重要な注記
- 会計方針: サティス製薬及び日本ビューテック連結化に伴うPPA(のれんの識別可能資産(顧客関連資産、受注残)への配分)の結果をFY2024Q2に遡及適用。
- その他: 20周年記念サイト公開予定。
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企業情報
銘柄コード | 2931 |
企業名 | ユーグレナ |
URL | http://www.euglena.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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