2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: 株式会社ソフト99コーポレーション
- 主要事業分野: ファインケミカル、ポーラスマテリアル、サービス、不動産関連
- 代表者名: 田中 秀明 (代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2024年4月1日 ~ 2025年3月31日
- セグメント:
- ファインケミカル: 自動車用化学製品の製造・販売、TPMS、電子機器・ソフトウェア開発販売
- ポーラスマテリアル: 工業資材・生活用品向けPVA・ウレタン等の製造・販売、医療・衛生管理用品の企画・開発・販売
- サービス: 自動車整備・鈑金、自動車教習、生活用品企画販売
- 不動産関連: 不動産賃貸、SI事業、介護予防支援事業
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 22,274,688株 (2025年3月期期末)
- 時価総額: 記載なし (期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出)
- 今後の予定:
- 決算発表: 2025年5月13日
- 株主総会: 2025年6月27日予定
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
- 決算説明会: 機関投資家・アナリスト向けに開催予定 (5月下旬に当社WEBサイトで開示予定)
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表: 総資産 64,635百万円、純資産 56,572百万円、自己資本比率 87.5% (2025年3月末)
- 損益計算書: 売上高 29,742百万円、営業利益 4,033百万円、経常利益 4,229百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 2,913百万円 (2025年3月期)
- キャッシュフロー計算書: 営業活動によるCF 4,246百万円、投資活動によるCF △2,260百万円、財務活動によるCF △1,224百万円 (2025年3月期)
- 収益性:
- 売上高: 29,742百万円 (前期比 0.4%減)
- 営業利益: 4,033百万円 (前期比 12.7%増)
- 経常利益: 4,229百万円 (前期比 11.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,913百万円 (前期比 10.7%増)
- 1株当たり当期純利益: 135.18円 (前期比 11.3%増)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 87.5% (前期比 0.2ポイント増)
- 時価ベースの自己資本比率: 55.4% (前期比 3.3ポイント増)
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 3.9 (前期比 0.6ポイント減)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 13.6% (前期 12.0%)
- 経常利益率: 14.2% (前期 12.7%)
- セグメント別: (詳細は「セグメント別情報」参照)
- ファインケミカル
- ポーラスマテリアル
- サービス
- 不動産関連
- 財務の解説:
- 全体として、円安や物価上昇等の影響を受けつつも、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は増加しています。
- 特に、ポーラスマテリアル事業における半導体向け製品などの高利益率製品の出荷好調が営業利益の増加に寄与しました。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は、SI事業における固定資産除却損があったものの、一部投資有価証券売却益により増加しました。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 年間 43.00円 (中間 21.50円、期末 21.50円)
- 2025年3月期: 年間 47.00円 (中間 23.50円、期末 23.50円) (予想)
- 特別配当の有無: 2024年3月期において、70周年記念配当が実施されました。
セグメント別情報
セグメント名 | 売上高 (百万円) | 増減率 (%) | 営業利益 (百万円) | 貢献度 (%) ※1 |
---|---|---|---|---|
ファインケミカル | 13,652 | △5.9% | 1,837 | 45.5% |
ポーラスマテリアル | 9,094 | 9.5% | 1,677 | 41.5% |
サービス | 5,721 | 3.7% | 273 | 6.7% |
不動産関連 | 1,274 | △17.4% | 233 | 5.8% |
合計 | 29,742 | △0.4% | 4,033 | 100.0% |
※1 営業利益に対する各セグメントの営業利益の比率
* ファインケミカル: 海外向け販売の仲介取引撤退や、業務用製品販売の低調により売上高は減少しましたが、利益率は改善しました。
* ポーラスマテリアル: 半導体市場の需要拡大や、生成AI普及によるデータセンターへの投資増加により、国内・海外ともに販売が好調でした。
* サービス: 自動車整備・鈑金事業や自動車教習事業が伸長し、全体として増収増益となりました。
* 不動産関連: 一部の保有物件で退去があったことや、SI事業における店舗閉店などにより、売上高・営業利益ともに減少しました。
中長期計画との整合性
- 第7次中期経営計画「Evolve!!」にて「進化することで社会課題の解決に資する存在であり続けること」を掲げ、各事業セグメントで新たな製品・サービスの開発やデジタル活用を進めています。
- 当初の計画に対し、ファインケミカル事業における海外向け販売の不振や、一部案件の遅延等により、売上・利益目標の修正を行っています。これは将来の成長に向けた先行投資によるものと説明されており、中長期的には販売拡大を目指す方針です。
競合状況や市場動向
- 競合状況:
- ファインケミカル事業においては、他社との競争が激化しており、価格競争や技術革新への対応が求められます。
- ポーラスマテリアル事業、特に半導体関連においては、業界再編や技術の切り替えが頻繁に行われる中で、需給調整や競合品の台頭による影響を受ける可能性があります。
- 市場動向:
- 自動車市場は、新興国での伸長や、EV化、MaaS化など構造変化が進んでいます。
- 半導体市場は、生成AIの普及などを背景に旺盛な需要が続いています。
- 生活関連分野では、消費者のニーズが多様化しており、高付加価値製品やサステナビリティへの意識が重要になっています。
今後の見通し
- 業績予想 (2026年3月期):
- 売上高: 30,300百万円 (前期比 1.9%増)
- 営業利益: 3,630百万円 (前期比 △10.0%)
- 経常利益: 3,820百万円 (前期比 △9.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,520百万円 (前期比 13.5%増)
- 1株当たり当期純利益: 117.17円
- リスク要因:
- 経済状況: 円安、原材料価格の高騰、物価上昇、アメリカの政策動向、国際情勢の悪化などが、当社の業績に影響を与える可能性があります。
- 市場: 自動車市場の動向、半導体市場の景気変動、業界再編などが、各事業の売上や利益に影響を与える可能性があります。
- その他: 法規制の変更、自然災害、感染症の流行、為替変動などもリスク要因として挙げられています。
重要な注記
- 会計方針:
- 連結財務諸表は日本基準を適用しています。
- 収益認識に関する会計基準、法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等を適用しています。
- 無形固定資産のソフトウェアや、営業外収益の受取保険金などの表示方法に変更があります。
- その他:
- 従業員持株会支援信託 (ESOP)を導入しています。
- 2025年3月期より、不動産関連事業における温浴事業はSI事業へ名称変更しています。
本サマリーは、提供された決算短信に基づき作成されたものであり、投資助言を目的とするものではありません。記載内容には、解釈や表現の都合上、原資料と相違する箇所が生じる可能性がございます。投資判断に際しては、必ず原文の決算短信をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4464 |
企業名 | ソフト99コーポレーション |
URL | http://www.soft99.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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