2025年3月期 通期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ネクストジェン
- 主要事業分野: コミュニケーションサービス事業、クラウドDX事業
- 代表者名: 大西 新二
- 説明会情報:
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年3月期
- セグメント:
- ボイスコミュニケーション事業: 60% (エンタープライズ向け、通信キャリア向け)
- クラウドDX事業: 40% (エンタープライズ・通信キャリア向け)
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 3,620百万円 (+98百万円)
- 営業利益: 262百万円 (+80百万円、前年同期比145%)
- 当期純利益: 204百万円 (+37百万円)
- EBITDA: 542百万円 (+35百万円、前年同期比107%)
- フリーCF: 586百万円 (+483百万円)
- 進捗状況:
- 2025年3月期は営業利益が過去最高益262百万円を達成。当期純利益・EBITDAも計画値を達成。
- セグメント別状況:
- ボイスコミュニケーション事業: 60%
- クラウドDX事業: 40%
- ※セグメント別の詳細な業績貢献度は記載なし。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 営業利益は過去最高益を達成。高利益率のビジネスを展開。
- 営業キャッシュ・フローが大幅に増加し、フリーキャッシュフローが前期比5倍以上に増加。
- 製品・サービス開発や顧客サポートが増加し、一部研究開発を前倒しで製品化。
- 増減要因:
- 営業利益の増加 (72百万円): クラウドサービスの新規・継続顧客の積み上げによる売上増加、BSS保守サポートによるサブスク契約の増加、重要顧客へのコンサルティング・システム構築の増加。
- 外注費削減 (39百万円): 内製化促進による削減。
- 販売管理費増加: 人件費増等による増加。
- 競争環境:
- PSTNマイグレーションをリード。
- グローバルスタンダードを重視し、海外ソリューションを日本にフィットさせて提供。
- クラウドPBX市場は拡大傾向。大手通信SIをパートナーとしてシェア拡大。
- SBC市場は大規模通信キャリアから小規模一般企業まで拡大。マーケットシェアトータル25%以上を目指す。
- リスク要因:
- 法制度: 通信サービス提供法制度の変更により資格を失う可能性。
- プロジェクトの遂行: プロジェクト失敗による期間延長、コスト超過、違約金請求の可能性。
- 海外製品の取り扱い: 特定国との取引停止、為替変動による利益悪化の可能性。
- 人材確保: 人材不足による案件獲得機会損失、開発遅延の可能性。
- 投資活動: M&A等が想定通りに進まず投資効果が得られない可能性。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期経営計画:
- 2028年3月期目標: 売上高 5,000百万円、営業利益 400百万円。
- ボイスコミュニケーション事業・キャリア向け事業を中心とした既存事業で売上40億円へ。
- クラウドDX事業プラス新規事業で売上10億円を達成。
- TAPEモデル(Take, Adapt, Produce, Expand)に基づき、国内外の最新技術を取り入れ、日本市場のニーズに合わせたソリューション提供を展開。
- 中期経営計画:
- 進行中の施策:
- ボイスコミュニケーション事業:
- 企業ユーザーのPBX/ビジネスホンのリプレース需要獲得。
- コンタクトセンターの高度化(NX-B5000展開、U-cube friendsによるクラウドCTI、LA-6000によるAI関連ビジネス)。
- Enablerサービスによるパートナー増加。
- VC市場、コンタクトセンター市場でのセグメント別戦略。
- クラウドDX事業:
- IT設計のオンプレミスからクラウドヘリフト・シフトによる高度DXソリューション提供。
- 顧客伴走型ビジネス(業務自動化、改善)。
- プラットフォームサービスビジネス(共通業務サービス基盤、請求業務)。
- キャリアコアビジネス(通話録音、MVNO IMSソリューション)の拡大、大型案件受注確度の向上。
- ボイスコミュニケーション事業:
- セグメント別施策:
- ボイスコミュニケーション事業: サブスク型への移行。
- クラウドDX事業: 顧客伴走型ビジネス、プラットフォームサービスビジネスの横展開。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期: 売上高 3,800百万円、営業利益 280百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 210百万円、EBITDA 580百万円。
- 2027年3月期: 売上高 4,300百万円、営業利益 330百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 250百万円、EBITDA 630百万円。
- 2028年3月期: 売上高 5,000百万円、営業利益 400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 320百万円、EBITDA 700百万円。
- 中長期計画:
- 3年後の売上高5,000百万円、営業利益400百万円を目指す。
- 売上高の成長は、利益が薄いハードウェア製品の売上減少により、全体の成長が抑えられている状況。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 株主資本配当率(DOE)も考慮し、配当性向30%程度の株主還元策を目指す。
- 成長投資に必要なキャッシュも十分に確保し、M&A含め成長につながる投資を積極的に行う。
- 配当実績:
- 2026年3月期は年間配当25円(中間・期末各10円、上場記念配当5円)を予想。
- 純利益が計画通りの場合、配当性向36.8%を見込む。
製品やサービス
- 製品:
- SBC: NX-B5000、U-cube friends。
- IP-PBX: NX-C1000, NX-C8000。
- その他: VOTEX-IVR、LA-6000。
- サービス:
- クラウドサービス: U-cube CPaaS、U-cube voice、U-cube connect、U-cube friends。
- Enablerサービス。
- 通信キャリ向けサービス、エンタープライズ向けサービス。
- 協業・提携:
- 大手通信事業者、SIerとの連携。
- マイクロソフト社、シスコシステムズ等との連携。
- エクシオグループ株式会社、都築電気株式会社、岩崎通信機株式会社等との資本業務提携。
重要な注記
- リスク要因:
- 法制度・プロジェクト遂行・海外製品の取り扱い・人材確保・投資活動に関するリスクを認識。
- その他:
- SDGsへの貢献を目指し、環境・社会・ガバナンスの観点から取り組みを実施。
- 研究開発費は増加傾向(2024年度約63百万円→今年度約89百万円)。
- 事業に結びつく特許を取得。
- 詳細なリスク情報については有価証券報告書の「事業等のリスク」を参照。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3842 |
企業名 | ネクストジェン |
URL | http://www.nextgen.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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