2025年6月期 決算説明資料

基本情報

  • 企業名: Solvvy株式会社
  • 主要事業分野: 保証サービス、デジタルマーケティング、システム開発、業務運営、組込型金融 (SAaaSメソッド)
  • 代表者名: 代表取締役社長 安達 慶高
  • 説明会情報:
    • 参加対象: 個人投資家
  • 説明者:
    • 代表取締役社長 安達 慶高
      • 東京工業大学工学部卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行し、外国為替のトレーディング、デリバティブ商品のマーケティングを担当。Marsh Inc.日本法人(マーシュ・ジャパン)に入社後、大手医療機器メーカーPLリスク対策やキャプティブ投資案件のコンサルティング等を手掛ける。
  • 報告期間: 2025年6月期 (FY2025)
  • セグメント:
    • HomeworthTech事業 (住宅): 住宅設備のメンテナンス保証、アフターサービス関連。
    • ExtendTech事業 (再エネ/教育ICT): 再生可能エネルギー関連、教育ICT分野の保証サービス。
    • LifeTech事業 (SI等): システムインテグレーション等。
    • FinTech・その他事業: フィンテック関連、その他事業。
    • 本社: 全社費用・管理部門。

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 6,705百万円 (FY2024.6期: 5,359百万円)
      • 前年同期比: 125.1%
    • 営業利益: 1,620百万円 (FY2024.6期: 1,240百万円)
      • 前年同期比: 130.7%
    • 経常利益: 1,977百万円 (FY2024.6期: 1,512百万円)
      • 前年同期比: 130.7%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 628百万円 (FY2024.6期: 973百万円)
      • 前年同期比: — (特別損失計上により減少)
    • 1株当たり利益: (開示情報なし)
  • 進捗状況:
    • 売上高: 97.2% (通期計画 6,900百万円)
    • 営業利益: 124.7% (通期計画 1,300百万円)
    • 経常利益: 123.6% (通期計画 1,600百万円)
  • セグメント別状況:
    • HomeworthTech事業:
      • 売上高: 3,775百万円 (前年同期比: 126.8%)
      • 営業利益: 1,475百万円 (前年同期比: 218.0%)
      • 粗利率の高い商品(建物保証サービスなど)の売上構成比が上昇し、業務DXによる効率化で利益率が大きく向上。
    • ExtendTech事業:
      • 売上高: 2,441百万円 (前年同期比: 105.4%)
      • 営業利益: 1,720百万円 (前年同期比: 94.3%)
      • Next GIGAマーケットを見据えた組織拡充等の先行投資が発生。
    • LifeTech事業:
      • 売上高: 457百万円 (前年同期比: –)
      • 営業利益: 135百万円 (前年同期比: –)
    • FinTech・その他事業:
      • 売上高: 30百万円 (前年同期比: 48.1%)
      • 営業利益: ▲26百万円 (前年同期比: –)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 主要2事業の堅調な伸びに加え、メディアシークとの経営統合効果が発揮され、売上高・営業利益・経常利益とも前年同期比で大きく上回り、通期で過去最高を記録。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益は、EXT事業における教育ICT分野での保証関連業務受託サービスで特別損失約28億円を計上したことにより、前年同期および通期計画を大きく下回った。
  • 増減要因:
    • 売上高増加: 主要2事業の堅調な進捗、メディアシーク連結による増収。
    • 売上原価増加: メディアシーク統合によるSI事業でのシステム開発原価の増加。
    • 販管費抑制: DXによる業務効率化、メディアシークとの経営統合効果による経費圧縮(人件費、各種手数料の抑制)。
  • 競争環境: (開示情報なし)
  • リスク要因:
    • 「GIGAスクール構想」での小中学校に配備されたタブレット端末では、高い故障発生率、当社の契約締結プロセスが損失発生の主因。
    • EXT事業における保証関連業務受託サービスにおいて、修理費用の累計金額が保険契約の保険金支払限度額を超過。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 新中期経営計画: 2024年8月9日公表の中期経営計画を更新。増収を継続しながら収益性の改善と資本効率の向上を重視し、持続的な企業価値向上を目指す。
  • 進行中の施策:
    • HomeworthTech事業:
      • 長期保証契約の会計処理において、ビジネス拡大期は販管費が収益を圧迫する構造だが、ビジネス成熟に伴い安定的な収益構造へ変化。
      • 保証料収入は入金時に手元にキャッシュが発生し、成長投資や資産運用の原資となる。
      • 前受収益は142億円を突破(2025年6月期末)、将来の確定売上高として収益を下支え。
  • セグメント別施策:
    • ExtendTech事業: Next GIGAマーケットにおけるシェア獲得を見据えた組織拡充等の先行投資。
    • ストックビジネスコンサルティング:
      • アフターサービスを基点としたコンサルティングを提供。
      • 住宅領域において、大手ハウスメーカー、マンションデベロッパー、中小工務店への支援事例多数。
      • SAaaSメソッド(Smart Assurance as a Service)を展開し、保証、デジタルマーケティング、システム開発、業務運営、組込型金融を包括的にサポート。

将来予測と見通し

  • 業績予想:
    • 2026年6月期 (計画):
      • 売上高: 8,200百万円
      • 営業利益: 2,100百万円
      • 経常利益: 2,500百万円
    • 2027年6月期 (計画):
      • 売上高: 11,100百万円
      • 営業利益: 2,900百万円
      • 経常利益: 3,500百万円
    • 2028年6月期 (計画):
      • 売上高: 13,700百万円
      • 営業利益: 4,200百万円
      • 経常利益: 5,000百万円
    • 根拠:
      • 経営環境の変化を踏まえ、中期経営計画を更新。増収を継続しつつ、収益性の改善と資本効率の向上を重視。
  • 中長期計画:
    • 持続的な企業価値向上を目指し、増収、収益性改善、資本効率向上を推進。
  • マクロ経済の影響: (開示情報なし)

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 持続的成長と適切な利益還元を両立し、株主還元強化を目指す。
    • 配当性向30%を目標とし、段階的な配当額の引き上げを図る。
    • 累進配当(持続的な増配)を実現する。
  • 配当実績:
    • 2024年6月期: 7.5円 (株式分割調整後)
    • 2025年6月期: 14円 (株式分割調整後) (中間: –、期末: 14円)
    • 2026年6月期 (予想): 20円 (中間: 10円、期末: 10円)
      • 2025年6月期比+43%の増配を予定。
  • 特別配当: (開示情報なし)
  • 自己株式の取得:
    • 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、資本効率の向上と株主価値創出のため、自己株式の取得を決定。
    • 取得株式数: 250,000株 (発行済株式総数の2.1%)
    • 取得価額総額: 500,000,000円
    • 取得期間: 2025年8月14日~2025年8月31日

製品やサービス

  • 製品:
    • HomeworthTech事業: 住宅設備のメンテナンス保証、長期メンテナンスシステム。
    • ExtendTech事業: PC・タブレット保証、蓄電システム機器20年保証、EV充電設備に関する長期保証サービス、ESS Warranty System (産業用・系統用大規模蓄電池の保証サービス)。
  • サービス:
    • 保証サービス申し込みのデジタルプラットフォーム「アフタマイズプラットフォーム」
    • 住設あんしんサポート、住設あんしんサポートプレミアム、売買あんしんサポート、地震あんしんサポート。
    • 「おうちマネージャー」「おうち bot」(住宅事業者向け顧客対応支援)。
    • SaaS Fintechの新サービス「KROX」。
    • 分割払い決済サービス。
  • 協業・提携:
    • 株式会社メディアシークとの経営統合により「Solvvy株式会社」へ商号変更。
    • 大手ハウスメーカー、マンションデベロッパー、中小工務店との連携。

重要な注記

  • 会計方針: 経営統合に伴い、報告セグメントごとの業績評価基準を見直し、事業セグメントの利益または損失の算定方法を変更。
  • リスク要因:
    • GIGAスクール構想向けPC・タブレット保証における特別損失(約28億円)は、将来損失見込額として2025年6月期に一括計上。
    • 将来の保証損失(修理費用)は2027年6月期末までに影響がなくなる見通し。
  • その他:
    • 2024年11月1日、経営統合を機に新たな「コンサルティングファーム」として始動。
    • 「Solve with idea, Solve with you.」をコーポレートスローガンとし、共創パートナーとして事業を展開。
    • Purpose: まだ世界になかった答えを、ともに。
    • Vision: 共創型 B for B企業
    • Mission: 先進のストックビジネスコンサルティング
    • データでみるSolvvy: 創業以来16年連続増収、従業員平均年齢約34歳、執行役員への最年少就任記録32歳など。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7320
企業名 Solvvy
URL https://solvvy.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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