決算説明：エスエルディー（3223）

2025年２月期第２四半期（中間期）決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社エスエルディー (SLD ENTERTAINMENT INC.)
  • 主要事業分野: 飲食サービス、コンテンツ企画サービス
  • 代表者名: 有村 譲
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年10月25日
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2025年2月期 第2四半期（中間期）
• セグメント:
  • 飲食サービス: 立地や特性に合わせたブランドの飲食店開発・運営。特に「kawara CAFE&DINING」などのカフェダイニング業態に注力。
  • コンテンツ企画サービス: コラボレーションイベントに特化した店舗運営、店舗プロデュース、イベント企画。IPコンテンツを活用した期間限定コラボイベントの企画・運営。

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 1,906百万円 (前年同期比 +2.7%)
  • 営業利益: 98百万円 (前年同期比 +17.8%)
  • 経常利益: 98百万円 (前年同期比 +9.9%)
  • 当期純利益: 95百万円 (前年同期比 +16.8%)
• 進捗状況: 2019年2月期に決算期変更以降、第2四半期累計期間において株式上場来の最高益を更新。
• セグメント別状況:
  • 飲食サービス: 売上高 1,361百万円 (構成比 71.4%)、前年同期比 +3.3%
    • 理由: 期間限定IPコンテンツとのコラボカフェ実施、季節限定商品提供による客単価向上。
  • コンテンツ企画サービス: 売上高 544百万円 (構成比 28.6%)、前年同期比 +1.3%
    • 理由: 運営受託店舗のキャラクターカフェにおける訪日外国人観光客の好評。

業績の背景分析

• 業績概要: 社会・経済活動の正常化が進む中、賃上げや定額減税による個人所得増加があったものの、エネルギー価格高止まりや物価上昇により個人消費は限定的。しかし、同社はIPコンテンツ活用や季節限定商品提供などの施策により、飲食サービス、コンテンツ企画サービスともに増収となった。
• 増減要因:
  • 増収要因:
    • 飲食サービス: 期間限定IPコンテンツとのコラボカフェ、季節限定商品提供。
    • コンテンツ企画サービス: 訪日外国人観光客の増加による運営受託店舗の売上増。
  • 売上高・営業利益の四半期推移グラフより、継続的な売上増加傾向と、営業利益の改善が見られる。
• リスク要因: 個人消費の限定性、将来の不透明な状況。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 経営方針: 「食で好きをもっと楽しく」の実現。
  • 将来の取り組み: 飲食サービス・コンテンツ企画サービスともにIPコンテンツを活用した取り組みや企画提案を強化。
  • 新規事業・既存ブランド: IPコンテンツビジネスに留まらず、様々な店舗の業務受託、既存ブランドの新規出店を戦略的に行い、収益向上を目指す。
• 進行中の施策:
  • 飲食サービス: 期間限定IPコンテンツのコラボカフェ実施（例: 「ダンジョン飯」コラボカフェ）、季節限定メニュー販売（例: チーズ専門店CheeseTable、HangOutHangOver）。
  • コンテンツ企画サービス: 運営受託店舗の業務受託（例: ポケモンカフェ、FRO CAFÉなど）、グループ会社含めた他社へのIPコンテンツ企画提案。
• セグメント別施策:
  • 飲食サービス: CS（顧客満足度）と収益力向上を推進。
  • コンテンツ企画サービス: 訪日外国人観光客向けのサービス拡充。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 3,600百万円 (前期比 +0.4%)
  • 営業利益: 151百万円 (前期比 +13.5%)
  • 営業利益率: 4.1% (前期比 +0.4%pt)
  • 経常利益: 151百万円 (前期比 +9.4%)
  • 当期純利益: 141百万円 (前期比 △20.3%)
  • 根拠: 既存店の成長、IPコンテンツ活用、新規運営受託獲得による増収。既存店収益改善、グループシナジー、販管費抑制による増益。
• 中長期計画: 中期経営計画の進捗状況は明記されていないが、IPコンテンツ活用や既存ブランド展開により、収益向上を目指す姿勢。
• マクロ経済の影響: 今後も個人消費の動向や外部経済環境が業績に影響を与える可能性。

製品やサービス

• 製品:
  • 飲食サービス: 各店舗のコンセプトに合わせたメニュー（例: 「ダンジョン飯」コラボメニュー、チーズと桃のコンビネーションメニュー、武者バーガー）。
  • コンテンツ企画サービス: IPコンテンツを活用したコラボイベント（例: 美少女戦士セーラームーン ミュージアムカフェ）。
• サービス: 飲食店の運営、店舗プロデュース、イベント企画、IPコンテンツの企画・運営。
• 協業・提携:
  • 南海電気鉄道株式会社と「美少女戦士セーラームーン ミュージアムカフェ」を共同開催。
  • 様々なIP（例: ポケモン、セーラームーン、BT21、チップとデール、チェンソーマンなど）とのコラボレーションを実施。

重要な注記

• リスク要因: 将来の展望に関する記述は、現時点での見込みであり、不確実性を含む。
• その他:
  • 本資料の記載内容は作成時点のものであり、予告なく変更される可能性がある。
  • 将来の展望に関する記述は、将来の出来事や状況を反映して更新・変更する義務はない。

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企業情報

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