2025年3月期決算説明会資料

基本情報

  • 企業概要: 宮地エンジニアリンググループ株式会社
  • 主要事業分野: 橋梁、建築、沿岸構造物等の社会インフラの建設、維持・補修
  • 代表者名: 池浦 正裕 (代表取締役社長)
  • 説明会情報: 2025年5月23日開催、オンライン/オフライン形式不明 (参加対象も記載なし)
  • 説明者: 記載なし
  • 報告期間: 2025年3月期 (対象会計期間)
  • セグメント:
    • 宮地エンジニアリング (MEC): 橋梁・鉄骨その他鋼構造物の設計、製作、架設、据付、維持補修、プレストレストコンクリートの設計、製作並びに土木工事の施工、工事管理、鉄骨・鉄塔・大空間構造物組立
    • エム・エムブリッジ (MMB): 橋梁、沿岸構造物等の設計、製造、据付、販売および修理
    • 株式会社エム・ジー・コーポレーション: 鋼構造物の設計・製作・架設、ボルト・溶接材料等の販売、人材派遣業務、他

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 売上高: 74,725百万円 (前年比 7.7%増)
    • 営業利益: 9,168百万円 (前年比 16.0%増)
    • 経常利益: 9,496百万円 (前年比 20.1%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,863百万円 (前年比 11.7%増)
    • 1株当たり利益: 記載なし
    • 前年同期比: 上記主要指標参照
  • 進捗状況: 中期経営計画の目標達成率に関する具体的な数値は記載なし。ただし、「定量目標の進捗」のセクションで、2025/3期実績値が2026/3期業績予想、2027/3期中計目標と比較されている。
  • セグメント別状況:
    • 宮地エンジニアリング:
      • 売上高: 44,435百万円 (前年比 11.8%増)
      • 営業利益: 4,013百万円 (前年比 9.9%増)
      • 受注高: 45,042百万円 (前年比 ▲0.0%)
      • 受注残高: 63,203百万円 (前年比 1.0%)
    • エム・エムブリッジ:
      • 売上高: 30,278百万円 (前年比 2.2%増)
      • 営業利益: 5,156百万円 (前年比 50.5%増)
      • 受注高: 26,393百万円 (前年比 ▲33.0%)
      • 受注残高: 49,263百万円 (前年比 7.3%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 大規模更新工事や大型案件が順調に進捗し、売上高、利益ともに過去最高を達成。
    • 厳しい業界環境ながら、受注高は前年実績に次ぐ水準 (714億円)。
  • 増減要因:
    • 売上高増: 大規模更新・保全関連工事などの手持ち工事が順調に進捗。
    • 利益増加: 生産効率化や工事採算性向上の取り組み、働き方改革による業務効率化。
  • 競争環境:
    • 公共投資は予算ベースで堅調に推移しているものの、既契約工事で追加予算が必要となった影響で、新規契約工事の規模を縮小する動きが活発化。
    • 橋梁事業の発注は、新設関連で前年実績を下回る見込み。物価上昇の影響もあり、重量ベースでも前年実績を下回る結果。
    • 大規模更新・保全関連工事も、想定を下回る発注にとどまる。
  • リスク要因:
    • 米国の通商政策等による不透明感。
    • 物価上昇が消費マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響。
    • 協議難航などの影響により、一部工事の施工時期が後ろ倒しとなる可能性。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 中期経営計画 (2022-2026年度) に基づき、グループとしての経営管理体制を強化。
    • 安定した黒字体質の確立。
    • 宮地エンジニアリングとエム・エムブリッジが一体となった持続的な成長と事業発展。
    • 鋼橋市場の変化・動向を踏まえ、新設関連工事、大規模更新・保全関連工事、民間工事に経営資源の選択と集中を行う。
    • 人材確保・育成、女性活躍推進、働き方改革の推進。
    • 株主還元策として、配当金額の継続的な維持・拡大。
  • 進行中の施策:
    • 新設橋梁ビッグプロジェクトへの参画。
    • 高速道路大規模更新工事の取り込み拡大 (継続的に技術提案・交渉方式で優先交渉権を獲得)。
    • 民間向け高難度工事への対応 (鉄道、大空間・特殊建築物、沿岸構造物関連工事)。
    • 技術開発の強化 (ICT、DX関連会社や各種メーカーとの共同開発、業務改善)。
    • 事業拡大・効率化に向けた設備投資 (機材センターへの太陽光発電設備設置、千葉工場新事務所棟建設など)。
    • アライアンス強化 (ゼネコンとの異工種JVによる大規模更新・保全関連工事の優先交渉権獲得、応札対応)。
    • 開発商品の拡販 (FRP検査路など)。
    • ESGへの取り組み (統合報告書でのKPI公表、GHG排出量開示など)。
  • セグメント別施策:
    • 宮地エンジニアリング:
      • 大型橋梁プロジェクトや新設事業から保全事業まで幅広く展開。
      • 人材確保・次世代育成、技術力向上、DXによる生産効率化・カーボンニュートラルへの取り組み。
    • エム・エムブリッジ:
      • 沿岸構造物や新分野への取組み推進による受注規模拡大。
      • i-Construction2.0実現に向けたDX推進、人材不足・働き方改革への対応、原価低減。

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 58,000百万円 (前年比 ▲22.4%)
    • 営業利益: 4,000百万円 (前年比 ▲56.4%)
    • 経常利益: 4,100百万円 (前年比 ▲57.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,500百万円 (前年比 ▲48.6%)
    • 受注高: 68,000百万円 (前年比 ▲4.8%)
    • 受注残高: 122,496百万円 (前年比 8.9%)
    • ※ 2024年11月公表値より利益額を上方修正。
  • 中長期計画:
    • 現中期経営計画 (2022~2026年度) 期間後半は、受注から売上までの期間が長い大規模更新・保全関連主体への移行により、売上・利益の谷間の年となる可能性。
    • 次期中期経営計画 (2027~2031年度) では、受注ストックの増加により、安定的な売上確保を見込む。
    • 2027/3期 中期経営計画目標: 売上高 68,000百万円、営業利益 6,000百万円、経常利益 6,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 4,000百万円、自己資本比率 55%、ROE 10%、ROA 10%。
  • マクロ経済の影響:
    • わが国経済は「賃上げと投資が牽引する成長型経済」の実現が期待される一方、米国の通商政策、物価上昇などが景気を下押しするリスク。
    • 公共投資は金額ベースで堅調な見通しだが、物価上昇の影響で重量ベースでは低調な発注量が継続する見通し。
    • 更新・保全工事の需要は増加傾向にあり、高速道路の大規模更新工事の発注量は緩やかに回復すると予想 (事業規模7兆円)。
    • 大阪湾岸線西伸部の連続斜張橋などの高難度ビッグプロジェクトも順調に進捗。

配当と株主還元

  • 配当方針: 総還元性向60%を目安に株主還元の維持・拡大を目指す。
  • 配当実績:
    • 24/3期: 97.5円 (記念配当5円含む)
    • 25/3期: 97.5円
    • 26/3期 業績予想: 97.5円
  • 特別配当: 記載なし。

製品やサービス

  • 製品:
    • 長大橋、タワー・ドーム、沿岸構造物などの設計・製作・施工。
    • FRP検査路などの開発商品。
  • サービス:
    • 橋梁、建築、沿岸構造物等の社会インフラの建設・維持・補修。
    • ICT (Click3D、CIM-GIRDE R、CIM-SLAB) を活用した設計・施工。
  • 協業・提携:
    • ICT、DX関連会社や各種メーカーとの共同開発。
    • ゼネコン等との異工種JVによる大規模更新・保全関連工事の実施。

重要な注記

  • 会計方針: 記載なし。
  • リスク要因:
    • 本資料における将来予想に関する記述は、目標や予測に基づており、確約や保証を与えるものではない。
    • 将来における業績が、現在の将来予想と異なる結果になる可能性がある。
  • その他:
    • 2023年10月1日および2024年10月1日に普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。
    • 政策保有株式の純資産に対する割合を10%以下まで縮減する方針。
    • 次期中期経営計画 (2027~2031年度) の内容は2026年度に公表予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3431
企業名 宮地エンジニアリンググループ
URL http://www.miyaji-eng.com/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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