2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
企業概要:
- 企業名: 株式会社ニップン
- 主要事業分野: 食品(製粉、加工食品、外食等)
- 代表者名: 代表取締役社長 前鶴 俊哉
- URL: https://www.nippn.co.jp
報告概要:
- 提出日: 2025年5月13日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
セグメント:
- 製粉事業: 小麦粉、ふすま、そば粉等
- 食品事業: 家庭用小麦粉、プレミックス、パスタ、冷凍食品、中食関連食品、米粉等
- その他事業: ペットフード、健康食品類、エンジニアリング、外食、不動産賃貸等(注記により、「食品事業」と「その他事業」で構成されると記載されているものの、決算短信では「製粉事業」「食品事業」の2つを報告セグメントとしている。)
発行済株式:
- 発行済株式数(期末): 78,824,009株
- 時価総額: — (決算短信には記載なし)
- 期末自己株式数: 771,273株
- 期中平均株式数: 78,031,779株
今後の予定:
- 株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
- 決算発表: 2025年5月13日
- 決算説明会開催: 有
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月27日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
財務指標
財務諸表(要点):
- 貸借対照表: 総資産は3,992億2千6百万円(前年比125億3千4百万円増加)、純資産は2,464億8千4百万円(前年比181億9千8百万円増加)。自己資本比率は60.7%(前年58.0%)と増加。
- 損益計算書: 売上高は4,108億7千8百万円(前年比2.6%増)、営業利益は214億8千6百万円(前年比5.6%増)、経常利益は243億9千3百万円(前年比4.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は247億5千7百万円(前年比Δ6.1%減)。
- キャッシュ・フロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは187億6千8百万円(前年比Δ52億5千3百万円減)、投資活動によるキャッシュ・フローは△78億7百万円(前年比16億8千2百万円増)、財務活動によるキャッシュ・フローは△105億3千3百万円(前年比Δ32億9千1百万円減)。現金及び現金同等物期末残高は414億7千1百万円(前年比7億4千3百万円増)。
収益性:
- 売上高: 410,878百万円 (前期比 2.6%増)
- 営業利益: 21,486百万円 (前期比 5.6%増)
- 経常利益: 24,393百万円 (前期比 4.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 24,757百万円 (前期比 △6.1%減)
- 1株当たり当期純利益: 317.27円 (前期比 △6.0%減)
財務安全性:
- 自己資本比率: 60.7% (前期比 +2.7ポイント)
- 負債比率: — (決算短信には記載なし)
- 流動比率: — (決算短信には記載なし)
効率性:
- 総資産回転率: — (決算短信には記載なし)
- 売上高営業利益率: 5.2% (前期 5.1% → 当期 5.2%)
セグメント別(利益貢献度):
- 製粉事業: 営業利益 9,203百万円 (前期比100.2%)
- 食品事業: 営業利益 9,283百万円 (前期比111.1%)
- その他事業: 営業利益 3,171百万円 (前期比113.3%)
財務の解説:
売上高は、外食需要やインバウンド需要の拡大、価格改定、マーケティング強化による販売数量伸長等により前期比2.6%増となった。
利益面では、諸コストの増加があったものの、販売数量の増加により、営業利益、経常利益は増加した。
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益の減少等により前期比6.1%減となった。
自己資本比率は増加しており、財務安全性が向上している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(期末):33円(年間配当66円)
- 2026年3月期(予想):年間配当66円
- 特別配当の有無: なし。
- 連結配当性向: 20.8% (「特殊・特別な損益」を除外して算定した連結配当性向は33.3%)
セグメント別情報
- 製粉事業: 売上高1,216億6千3百万円(前期比97.1%)、営業利益92億3百万円(前期比100.2%)。顧客ニーズ対応、価格改定等により、利益は堅調。
- 食品事業: 売上高2,383億5千3百万円(前期比105.2%)、営業利益92億8千3百万円(同111.1%)。外食・インバウンド需要、マーケティング強化、価格改定等により、売上・利益ともに増加。新工場の稼働や新モデルの発売等、成長戦略を推進。
- その他事業: 売上高508億6千1百万円(前期比104.8%)、営業利益31億7千1百万円(同113.3%)。ペットフード、外食事業ともに好調。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 長期ビジョン2030「ニップングループは、総合食品企業として、食による社会課題の解決に挑み続けます」を掲げている。
- 2026年度中期目標: 売上高4,500億円・営業利益210億円、ROE8%以上、ROIC5%以上を目指している。
- 進捗: 2025年3月期は、掲げた目標に向けた基盤強化・成長投資を進めている段階。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: — (本決算短信からは判断不可)
- 市場動向: 食品業界全体として、インバウンド需要の回復や、健康志向、簡便性ニーズの高まりなどが市場動向として挙げられる。同社はこれらのニーズに対応した商品開発やサプライチェーン強化を進めている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(通期)売上高:4,240億円(前期比103.2%)
- 2026年3月期(通期)営業利益:215億円(前期比100.1%)
- 2026年3月期(通期)経常利益:245億円(前期比100.4%)
- 2026年3月期(通期)親会社株主に帰属する当期純利益:202億円(前期比81.6%)
- リスク要因:
- 原材料価格、物流費、人件費等のコスト上昇
- アメリカの政策動向等、通商政策に関する影響
- 国内外の経済情勢の変化
重要な注記
- 会計方針: 日本基準を採用。
- その他:
- 株式会社畑中食品の第三者割当増資引受による連結子会社化(2025年4月1日付)を実施。
- 株式給付信託(BBT)の導入。
- 株主優待制度の変更(社会貢献団体への寄付)。
本サマリーは、提供された決算短信の情報を基に作成されたものであり、投資助言ではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2001 |
企業名 | ニップン |
URL | https://www.nippn.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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