決算短信：Solvvy（7320）

2025年６月期　第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業名: Solvvy株式会社
• 主要事業分野: 住宅領域に特化したHomeworthTech事業、再生可能エネルギー・教育ICT領域のExtendTech事業、システム開発・情報技術コンサルティングのLifeTech事業、カスタマーファイナンスのFinTech事業
• 代表者名: 安達 慶高
• 提出日: 2025年5月13日
• 対象会計期間: 2024年7月1日～2025年3月31日（第3四半期連結累計期間）

財務指標

財務諸表の要点

• 貸借対照表:
  • 総資産は29,000百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,406百万円増加。現金及び預金、投資有価証券の増加が主な要因。
  • 負債は23,351百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,763百万円増加。長期前受収益の増加が主な要因。
  • 純資産は5,648百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,643百万円増加。資本剰余金、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加が主な要因。
  • 自己資本比率は19.4%（第3四半期連結会計期間末）。
• 損益計算書:
  • 売上高: 4,659百万円（前年同期比31.2%増）
  • 営業利益: 1,047百万円（前年同期比33.6%増）
  • 経常利益: 1,360百万円（前年同期比39.2%増）
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 930百万円（前年同期比39.6%増）
  • 1株当たり四半期純利益: 171.27円
  • 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益: 171.26円
• キャッシュフロー計算書:
  • キャッシュフロー計算書の作成は行われていない。
  • 減価償却費（のれんを除く無形固定資産及び投資不動産に係る償却費を含む。）及びのれんの償却額は168,017千円。

収益性

上記損益計算書の各項目を参照。全体として増収増益を達成。

財務安全性

• 自己資本比率: 19.4% (前連結会計年度末 19.4%)。他の事業会社と比較して低い水準だが、ビジネスモデルに起因。
• 負債の構成: 前受収益及び長期前受収益が60.9%、預り金及び長期預り金が23.7%。有利子負債は10.0%。
• 流動比率: 234.1%。財務の健全性は十分に担保されている。

効率性

• 売上高総利益率: （開示情報から直接算出不可）
• 売上高営業利益率: 22.5% (1,047百万円 / 4,659百万円) （前年同期比30.4%）

セグメント別

• HomeworthTech事業:
  • 売上高: 2,676百万円（前年同期比30.6%増）
  • セグメント利益: 988百万円（前年同期比120.7%増）
• ExtendTech事業:
  • 売上高: 1,690百万円（前年同期比16.6%増）
  • セグメント利益: 1,193百万円（前年同期比4.2%増）
• LifeTech事業:
  • 売上高: 267百万円
  • セグメント利益: 61百万円
• FinTech事業その他:
  • 売上高: 25百万円（前年同期比51.1%減）
  • セグメント損失: 17百万円（前年同期はセグメント利益44百万円）

財務の解説

• 第3四半期連結累計期間において、中期経営計画達成に向けた人材・デジタル領域への積極投資を継続しながらも、既存事業の進展及び社内業務DX推進が奏功し、各事業とも大きく成長。
• HomeworthTech事業は、新規契約獲得、前受収益・長期前受収益残高、電子マネー発行サービス導入社数、未使用残高が伸長。
• ExtendTech事業は、再生可能エネルギー設備、教育ICT領域のビジネスが成長。
• 連結範囲の変更（株式会社メディアシーク等の追加）および会計方針の変更（販売費及び一般管理費の配賦基準見直し）が影響。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年6月期（前期実績）：15円00銭（期末）
  • 2025年6月期（今回修正予想）：28円00銭（期末　普通配当23円00銭、記念配当5円00銭）
  • 2025年6月期（前回予想）：20円00銭
• 特別配当の有無: 記念配当として5円00銭が含まれる。
• 配当政策の変更: 長期的な安定性を重視し、株主価値の持続的な向上を目指す。連結配当性向30%を目標とし、累進配当政策を導入。業績にかかわらず配当額を維持または増加させる方針。

セグメント別情報

• HomeworthTech事業: 住宅設備・建物保証、ストックビジネスコンサルティング等を提供。新規契約獲得や顧客基盤拡大により、売上・利益ともに大幅に伸長。
• ExtendTech事業: 再生可能エネルギー、教育ICT領域の製品・サービスを提供。社会的なニーズの高まりやオペレーション受託拡大により堅調に推移。
• LifeTech事業: システムインテグレーション、画像解析・AI、オンラインサービス等を提供。
• FinTech事業その他: カスタマーファイナンスサービス等を提供。
• セグメント戦略: 各事業とも、中期経営計画に基づき、成長領域への投資やサービス拡充を進めている。住宅領域、再生可能エネルギー、教育ICT領域での社会的なニーズへの対応を強化。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の達成に向け、人材・デジタル領域への積極投資を継続。
• 各セグメントの成長戦略が計画通り進捗しており、全体として計画達成に向けた軌道にあると示唆されている。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: （直接的な比較情報は開示されていない）
• 市場動向: 住宅領域、再生可能エネルギー、教育ICT領域における社会的なニーズの高まりを捉え、事業が成長している。

今後の見通し

• 業績予想: 2025年6月期の連結業績予想に変更はない。
  • 売上高: 6,900百万円
  • 営業利益: 1,300百万円
  • 経常利益: 1,600百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,176百万円
  • 1株当たり当期純利益: 212.54円
• リスク要因: （開示情報からは特定できず）

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用。
  • 連結会社間における子会社株式等の売却に伴う売却損益の税務上の取扱いに関する改正を適用。
  • 税金費用は、税引前当期純利益に対する見積実効税率を適用して計算。
• その他:
  • 株式交換: 2024年11月1日付で株式会社メディアシーク等を株式交換完全子会社とした。
  • 株式分割: 2025年7月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施予定。これにより、1株当たり投資金額の引き下げ、投資家への投資機会提供の拡大を図る。
  • 新株予約権: 株式分割に伴い、行使価額を調整予定。
  • 重要な後発事象: 上記の株式分割及び定款の一部変更、新株予約権の行使価額調整。
  • 監査人によるレビュー: 添付資料への公認会計士又は監査法人によるレビューは実施されていない。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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