決算短信：オリコン（4800）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要
  • 企業名: オリコン株式会社
  • 証券コード: 4800
  • URL: https://www.oricon.jp
  • 主要事業分野: メディア・広告（ニュース配信/自社メディア運営、顧客満足度調査・ライセンス、エンタメ関連データ提供、モバイル配信、広告企画制作）
  • 代表者名: 代表取締役社長 小池 恒
  • IR問合せ先: 企業広報部長 山口 幸作（TEL 03-3405-5252）
• 報告概要
  • 提出日: 2025年5月8日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期、連結・日本基準）
  • 監査: 決算短信は監査対象外
• セグメント
  • コミュニケーション事業: 顧客満足度（CS）調査の商標利用・送客・データ販売、ORICON NEWS等のメディア運営/広告・ニュース配信
  • データサービス事業: ORICON BiZ online等による音楽・映像・書籍のマーケティングデータ提供、ランキング/DB提供、調査
  • モバイル事業: モバイル/PC向けエンタメ配信（音楽配信「オリコンミュージックストア」、電子書籍「よむるん」）※当期途中で事業承継会社の全株式を譲渡
  • 広告事業: 広告企画制作（新規連結の株式会社新旭）
• 発行済株式
  • 期末発行済株式数: 15,123,200株
  • 期末自己株式数: 2,220,025株（うち株式給付信託保有 177,700株）
  • 期中平均株式数: 12,982,151株
• 今後の予定
  • 定時株主総会: 2025年6月26日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月26日
  • 配当支払開始予定日: 2025年6月27日

財務指標

• 財務諸表（要点、連結）
  • 貸借対照表（期末）
  • 総資産: 6,917百万円（前期6,028百万円）
  • 純資産: 5,657百万円（同5,187百万円）
  • 自己資本比率: 81.8%（同86.1%）
  • 主な増減: 新旭子会社化に伴うのれん計上（無形固定資産のれん470百万円）、現金預金増
  • 有利子負債: 短期100百万円、1年内返済長期17百万円、長期69百万円
  • 損益計算書
  • 売上高: 4,916百万円（+2.4%）
  • 営業利益: 1,402百万円（-9.9%）
  • 経常利益: 1,400百万円（-11.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 992百万円（-6.0%）
  • 営業利益率: 28.5%（前期32.4%）
  • キャッシュフロー
  • 営業CF: 1,208百万円
  • 投資CF: △212百万円
  • フリーCF（参考）: 約996百万円
  • 財務CF: △632百万円
  • 期末現金等残高: 3,436百万円（+363百万円）
• 収益性
  • EPS: 76.42円（前期79.99円）
  • ROE: 18.3%
  • 総資産経常利益率: 21.6%
  • 当期純利益率（参考）: 約20.2%
• 財務安全性
  • 自己資本比率: 81.8%
  • 流動比率（参考計算）: 約434%（流動資産5,040／流動負債1,162）
  • 有利子負債残高: 185百万円程度、インタレスト・カバレッジ・レシオ: 599.6倍、CF対有利子負債比率: 0.2年
  • 正味現預金（会社開示）: 3,766百万円
• 効率性（参考）
  • 総資産回転率（期末基準の単純計算）: 約0.71倍（前期約0.80倍）
  • 売上高営業利益率: 28.5%（前期32.4%）
• セグメント別（当期、外部売上・セグ利益）
  • コミュニケーション: 売上3,941百万円、セグ利益2,391百万円
  • データサービス: 売上694百万円、セグ利益261百万円
  • モバイル: 売上181百万円、セグ利益51百万円
  • 広告: 売上82百万円、セグ損失11百万円
  • 利益貢献度（セグ利益計2,693百万円に対する構成比、参考）
  • コミュニケーション約89%、データ約10%、モバイル約2%、広告約-0.4%
• 財務の解説
  • 売上はCS調査等の拡大と新規連結（新旭）取り込みで増加。モバイル事業は株式譲渡により減収。
  • 販管費は人件費・手数料増等で前期比+12.4%。のれん償却は30百万円。
  • 資産は新旭連結に伴うのれん増と現金等増で拡大、自己資本比率は低下も80%超を維持。

配当

• 配当実績（2025年3月期、連結）
  • 中間: 0.00円
  • 期末: 36.00円
  • 年間: 36.00円（配当性向47.1%、純資産配当率8.6%）
• 配当予想（2026年3月期）
  • 中間: 0.00円
  • 期末: 36.00円
  • 年間: 36.00円（会社計画ベース配当性向48.4%）
• 特別配当の有無: 記載なし（–）

セグメント別情報

• セグメント別状況（当期の主なトピック）
  • コミュニケーション
  • CS調査: 新規契約増で+10.4%。商標利用・送客・データ販売が前年超。データ販売は年累計過去最高、商標・送客は3月単月過去最高。
  • ニュース配信・PV: -4.1%。タイアップ広告や外部向けコンテンツ提供が減。ORICON NEWSのセッション単価は+約4%、YouTube登録者数は227万人超（2025年3月）。
  • データサービス: ORICON BiZ online中心に+3.0%。
  • モバイル: 2024年11月に承継子会社株式を譲渡。売上-46.7%。
  • 広告: 新旭の連結子会社化で新設。売上82百万円、セグ損失11百万円。
• セグメント戦略・見通し
  • 既存ポートフォリオの選択と集中、IT投資と人件費（賃上げ）を継続。広告/PR領域の一体運営強化へ向け、グループ内再編（後述）を実施予定。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: –（記載情報なし）

競合状況や市場動向

• 市場動向（会社記載）
  • 国内インターネット広告費: 2024年9.6%増、3兆6,517億円（電通グループ公表）。総広告費に占める比率47.6%。
  • 音楽業界: 音楽ソフト生産は前年比7%減、配信ではストリーミング+7%、DL-7%（日本レコード協会）。
  • スマホ市場（国内）: 2024年出荷+5.7%、5G比率99.5%（MM総研）。

今後の見通し

• 2026年3月期 連結業績予想（通期）
  • 売上高: 6,000百万円（+22.0%）
  • 営業利益: 1,450百万円（+3.4%）
  • 経常利益: 1,450百万円（+3.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 960百万円（-3.2%）
  • EPS: 74.40円
• リスク要因（抜粋）
  • インターネット広告市場の変動、ユーザー嗜好・技術革新のスピード
  • 音楽業界の構造変化、モバイル事業の外部環境
  • システム障害・サイバー攻撃、個人情報保護
  • 自然災害・疫病、主要人材の確保・流出
  • 投資有価証券の評価変動、新規事業の投資回収
  • 為替・国際情勢・関税等の地政学的リスク（直接影響は限定的と説明）

重要な注記

• 連結範囲の変更
  • 新規連結: 株式会社新旭（2024年10月取得、4月決算会社のため2024年11月～2025年1月の3カ月を取り込み）
  • 除外: モバイル事業承継子会社の全株式を2024年11月に譲渡
  • 持分法: 株式会社StayListの保有株式売却により適用範囲から除外
• 会計方針
  • 日本基準を継続適用。2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を期首より適用（影響なし）。
  • 収益認識の主な履行義務の判断は各事業で開示のとおり。のれんは効果発現期間で均等償却。
• その他（今後のイベント/組織再編）
  • 連結子会社の吸収合併（予定）: 2025年7月1日付で株式会社oricon ME（存続）がオリコンNEXTコミュニケーションズ株式会社を吸収合併。広告・PR領域の一体運営、営業体制のワンストップ化を目的。

以上は提供資料に基づく整理です（不明項目は「–」）。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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