決算短信：不二ラテックス（5199）

2024年3月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

不二ラテックス株式会社（5199）2024年3月期 決算短信サマリー

以下は、提供資料（2024年5月15日公表・日本基準／連結）に基づく要約です。数値は特記なき限り連結・百万円表示。

基本情報

• 企業概要
  • 企業名: 不二ラテックス株式会社
  • 主要事業分野: 医療機器（コンドーム、プローブカバー等）、精密機器（緩衝器）、SP（バルーン・販促用品）、食品容器
  • 代表者名: 代表取締役社長 近藤 安弘
  • 本社サイト: https://www.fujilatex.co.jp/
  • 問合せ先: 取締役 上席執行役員 管理本部長 金原 辰弥（TEL 03-3293-5686）
• 報告概要
  • 提出日: 2024年5月15日
  • 対象会計期間: 2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期）
  • 連結子会社数: 2社（不二ライフ㈱、FUJI LATEX SHANGHAI CO., LTD.）
• セグメント
  • 医療機器事業: コンドーム・新素材SKYN、プローブカバー等の製造・販売
  • 精密機器事業: 産業機械向け緩衝器の製造・販売
  • SP事業: バルーンの製造・販売、販売促進用品
  • 食品容器事業: 食品容器等の製造・販売
• 発行済株式
  • 期末発行済株式数（自己株式を含む）: 1,286,199株（2024/3期末）
  • 期末自己株式数: 18,355株
  • 期中平均株式数: 1,268,072株
• 今後の予定
  • 定時株主総会: 2024年6月26日
  • 有価証券報告書提出予定日: 2024年6月26日
  • 配当支払開始予定日: 2024年6月27日
  • IRイベント: アナリスト向け説明会 2024年6月7日（資料は開催後に同社HP掲載予定）

財務指標

• 財務諸表の要点（連結）
  • 貸借対照表（2024/3期末）
  • 総資産: 11,326
  • 純資産: 3,858
  • 自己資本比率: 34.1%
  • 1株当たり純資産（BPS）: 3,042.65円
  • 損益計算書（2024/3期）
  • 売上高: 7,508（前年 8,085、△7.1%）
  • 営業利益: 439（前年 761、△42.2%）
  • 経常利益: 382（前年 730、△47.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 289（前年 517、△44.0%）
  • 包括利益: 345（前年 543）
  • キャッシュ・フロー（2024/3期）
  • 営業CF: +210
  • 投資CF: △122
  • 財務CF: △347
  • 現金及び現金同等物 期末: 1,365
• 収益性
  • EPS: 228.42円（前年 407.89円）
  • 売上高営業利益率: 5.9%（前年 9.4%）
  • ROE（自己資本当期純利益率）: 7.8%（前年 15.5%）
  • 総資産経常利益率: 3.4%（前年 6.3%）
• 財務安全性
  • 自己資本比率: 34.1%（前年 31.2%）
  • 流動資産: 6,319／流動負債: 4,819 → 流動比率 約131%
• 効率性
  • 売上高営業利益率の推移: 9.4% → 5.9%
• セグメント別（2024/3期、連結）
  • 売上高/セグメント利益
  • 医療機器: 売上 2,367、利益 9（黒字転換）
  • 精密機器: 売上 4,169、利益 831
  • SP: 売上 735、利益 36
  • 食品容器: 売上 237、利益 30
• 財務の解説（要旨）
  • 医療機器は国内での採算重視とコスト削減、海外出荷増と円安効果、新素材SKYN・メディカル製品が堅調で採算改善。
  • 精密機器は国内外の需要低迷、欧州回復遅れ・中国減速・在庫調整で大幅減収。コスト上昇は効率化・価格適正化で吸収努力。
  • SPは主力先向けバルーン企画品が好調で増収増益。
  • 食品容器は海外向け伸び悩みとコスト上昇で減益。
  • CFは棚卸資産増（在庫単価上昇等）で営業CF縮小。有形固定資産取得87（販売管理システム更新・工場設備更新）。借入返済・配当等で財務CFマイナス。

配当

• 配当実績と予想（1株当たり）
  • 2023年3月期: 中間50円、期末50円、年間100円（配当性向12.3%、純資産配当率1.9%）
  • 2024年3月期: 中間50円、期末50円、年間100円（配当性向21.9%、純資産配当率1.7%）
  • 2025年3月期（予想）: 中間50円、期末50円、年間100円（想定配当性向21.9%）

セグメント別情報

• セグメント別状況（2024/3期、連結）
  • 医療機器: 売上 2,367（+1.9%）、利益 9（前年△104から改善）
  • 精密機器: 売上 4,169（△18.4%）、利益 831（△32.0%）
  • SP: 売上 735（+77.4%）、利益 36（+122.1%）
  • 食品容器: 売上 237（△0.1%）、利益 30（△57.1%）
• セグメント戦略・見通し（会社見解）
  • 医療機器: ヘルスケアは多様化ニーズ対応で伸長見込み。メディカルは増収も原材料・減価償却増で減益見込み。事業全体では増収増益計画。
  • 精密機器: 需要低迷は下期に回復を想定。新製品開発・非対面営業などで増収増益計画（実績比）。
  • SP: 特需剥落で減収見込みも、コストコントロールで増益計画。
  • 食品容器: 生産拠点（真岡工場）を栃木千塚工場内へ移転・設備刷新。増収も移転関連費用・減価償却増で減益見込み。

競合状況や市場動向

• 市場動向（会社記載の外部環境）
  • 日本の2024年成長率見通し0.9%（IMF）。海外は米国2.7%、ユーロ圏0.8%、中国は鈍化見込み。
  • 物価上昇・賃上げ・人手不足、地政学リスク等により不確実性。

今後の見通し

• 2025年3月期 連結業績予想
  • 売上高 8,100（+7.9%）
  • 営業利益 540（+22.8%）
  • 経常利益 510（+33.5%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益 290（+0.1%）
  • EPS 228.76円
• リスク要因（想定）
  • 海外需要回復の遅れ、為替変動、原材料・労務費・減価償却費の増加、地政学的緊張、在庫調整動向、規制・政策変動など。

重要な注記

• 会計方針（抜粋）
  • 日本基準で作成。収益認識は5ステップに基づき支配移転時点で認識（国内は検収又は出荷基準、輸出は貿易条件に基づく）。
  • 棚卸資産: 移動平均法の原価法（収益性低下による簿価切下げ）。
  • 減価償却: 有形（主に定率法、建物等は定額法）、無形（定額法）、リース資産は原則定額法。
  • ヘッジ会計: 金利スワップの特例処理（借入金利息のヘッジ）。
• 継続企業の前提に関する注記: 該当事項なし
• 重要な後発事象: 該当事項なし
• 監査: 決算短信は監査対象外（注記記載）

以上。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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