2025年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 富士フイルムホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: メディカルシステム、高機能材料、化学品、イメージング(写真、印刷、記録媒体等)、ITサービス等
    • 代表者名: 代表取締役社長・CEO 後藤 禎一
  • 報告概要:
    • 提出日: 2024年8月7日
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)
  • セグメント:
    • ヘルスケア: メディカルシステム機器、バイオ医薬品製造開発受託、創薬支援材料、化粧品・サプリメント等
    • エレクトロニクス: 半導体材料、ディスプレイ材料、産業機材、ファインケミカル等
    • ビジネスイノベーション: ソリューション・サービス、デジタル複合機、グラフィックコミュニケーションシステム機材、インクジェット機材等
    • イメージング: インスタントフォトシステム、カラーフィルム、写真プリント用カラーペーパー・サービス・機器、デジタルカメラ、光学デバイス等
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 1,243,877,184株 (2025年3月期第1四半期末)
  • 今後の予定:

財務指標

  • 財務諸表:
    • 損益計算書:
      • 売上高: 749,015百万円 (+13.4%)
      • 営業利益: 62,193百万円 (+19.1%)
      • 税引前四半期純利益: 71,748百万円 (+3.5%)
      • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 60,730百万円 (+11.6%)
      • 1株当たり四半期純利益(EPS): 50.44円 (株式分割調整後)
    • 貸借対照表:
      • 総資産: 5,077,574百万円 (+294,114百万円 vs 前期末)
      • 負債合計: 1,701,745百万円 (+91,600百万円 vs 前期末)
      • 純資産合計: 3,375,829百万円 (+202,514百万円 vs 前期末)
    • キャッシュフロー計算書:
      • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 101,012百万円 (+26,341百万円)
      • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △145,349百万円 (△46,804百万円)
      • フリー・キャッシュ・フロー: △44,337百万円 (△73,145百万円)
      • 財務活動によるキャッシュ・フロー: 41,835百万円 (+18,054百万円)
      • 現金及び現金同等物期末残高: 195,267百万円 (△54,761百万円)
  • 収益性:
    • 売上高、営業利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で増加。
    • 営業利益率は8.3% (前年同期7.9%)。
  • 財務安全性:
    • 株主資本比率:66.4% (前期末66.3%)。
    • 流動比率: 129.1% (前期末135.1%)。
    • 負債比率: 50.5% (前期末50.8%)。
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 8.3% (前年同期7.9%)。
  • セグメント別:
    • 各セグメントの利益貢献度については「セグメント別情報」に記載。
  • 財務の解説:
    • 連結売上高は7,490億円(前年同期比13.4%増)。メディカルシステム、半導体材料、イメージング等を中心に売上が伸長。
    • 営業利益は622億円(前年同期比19.1%増)。
    • 円安(対米ドル156円、対ユーロ168円)が業績に寄与。
    • 資産、負債、株主資本ともに増加。資本構成の安定性は維持。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当80円 (中間配当70円、年間150円)
    • 2025年3月期 (予想): 中間配当30円、期末配当30円、年間60円 (予想)
  • 特別配当の有無: 2024年3月期期末配当には、創立90周年記念配当10円が含まれている。

セグメント別情報

  • セグメント別状況: 単位: 億円
セグメント 2025年3月期 第1四半期 売上高 2024年3月期 第1四半期 売上高 増減額 増減率 2025年3月期 第1四半期 営業利益 2024年3月期 第1四半期 営業利益 増減額 増減率
ヘルスケア 2,292 2,068 224 10.8% 34 103 △69 △67.1%
エレクトロニクス 1,091 791 300 37.9% 201 98 103 105.8%
ビジネスイノベーション 2,800 2,697 103 3.9% 144 166 △22 △12.9%
イメージング 1,307 1,052 255 24.2% 325 234 91 38.9%
連結合計 7,490 6,608 882 13.4% 622 522 100 19.1%
  • セグメント戦略、成果、見通し:
    • ヘルスケア: メディカルシステム、X線画像診断、医療IT、超音波診断、内視鏡、体外診断、CT・MRI画像診断分野の販売が好調。バイオCDMO事業も堅調。
    • エレクトロニクス: 半導体材料事業は、先端向けが牽引し、米Entegris社買収効果もあり増加。イメージセンサー用カラーフィルター材料も増強。
    • ビジネスイノベーション: DX関連ソリューション、オフィスソリューション(欧米向け輸出)が好調。欧州に「Circular Manufacturing Center」開設。
    • イメージング: インスタントフォトシステムinstaxの販売が好調。プロフェッショナルイメージング事業では、デジタルカメラ販売が好調。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体的な言及はないが、各セグメントでの成長投資や設備投資の継続により、中長期的な成長を目指していると推察される。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:
    • 業績は、エレクトロニクス、イメージング分野が好調。ヘルスケア分野は堅調も、一部事業の売却影響で減少。
  • 市場動向:
    • 半導体市場の市況回復、DX化の進展、イメージング市場の需要拡大などが追い風となっている。
    • 円安が売上・利益にプラスに寄与。

今後の見通し

  • 通期業績予想:
    • 連結売上高: 3兆1,500億円 (前期比6.4%増)
    • 営業利益: 3,150億円 (前期比13.8%増)
    • 税金等調整前当期純利益: 3,300億円 (前期比4.0%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 2,500億円 (前期比2.7%増)
  • 前提条件:
    • 為替レート: 対米ドル 148円、対ユーロ 162円
  • リスク要因:
    • 記載なし。

重要な注記

  • 会計方針:
    • 2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を実施。これにともない、1株当たり当期純利益は遡及して算定されている。
    • 当第1四半期連結会計期間より、グラフィックコミュニケーション事業をエレクトロニクスセグメントからビジネスイノベーションセグメントへ変更。
  • その他:
    • 2024年7月に無担保社債(ソーシャルボンド)を発行。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4901
企業名 富士フイルムホールディングス
URL http://www.fujifilmholdings.com/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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